ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】静まりかえる中で八重山駐屯地を思索する(20240728ー➁)

2024年08月01日 | 八重山

2024年7月28日(日)晴れ 極度に暑い

昨夜考えた案を没にした。荷物を置いて、八重山駐屯地付近から戻ってこよう。楽しないと無理な暑さだ。

8:45バスに乗る。一日割引券でゴー! 1200円の所を1000円+飛行場までも乗れるので200円+540円の徳。

開南に9:23着。抗議の人居ない。日米両軍の動きも見えてこない。

時間が無いので、山の上から見下ろす道にも入れない。自分もジレンマに陥る。

仕方が無い。

兵舎にたなびく御旗二つ。9:47

日曜なので工事は止っている。静かだ。

開南の交差点を西へ。胸が白いツバメだ。9:51

リュウキュウツバメではない。沖縄島と石垣島では違うのだ。要するに渡りの経路が違うはずだ。これは余談だが、ヤマトに長年暮らしてきた者である私は、ツバメが好き。リュウキュウツバメは飛び方から違うし、違いの分かる人間(男)でありたい。

坂道を西に歩く。10:03

工事は西へ。ここは敷地内にあったため池からの流れを(基地建設に伴うコンクリート化の末路)全部コンクリートの水路に集めるのだろう。要は嵩田山からの尾根東側の水域の流れをここに通して宮良川に流し込むのではないか。宮良湾や白保の自然が壊されていく可能性が高い。

悩ましい旗だ。10:03

国家(国旗)とは、人民の敵になると知るべきだ。サトウキビが麗しいだけに騙されてはならないのだ。(意味深だが、皆さん考えてください。メチャクチャ重要なことです)

開南から西への道を離れて南へ。駐屯地が広がって見える。彼らの増強工事はより西へ延びようとしている。10:03

確か2016年だったか、建設予定地がサッカーパーク・アカンマーだと発表された(報道された)ことがあった。現在地の北東側。そのとき私はこの周辺を全部歩いている。標高がほぼ一緒なので、ここいらならば、広範に築造される可能性があると危惧したものだった。嵩田山東側の南斜面は、八重山農林高校の演習林だ。だから国もこの下に縦坑を掘ることは叶わない。そこを外れた場所に怪しいものを造ろうとするだろう。軍事機密の壁を破らないと、シマンチュは生きていけなくなるだろう。

私もよくよく研究していきたい。因みに今の私ができることは、八重山農林高校生が作ったお弁当を石垣空港で買ったことぐらいだ。1200円と高かったが、美味しかった。八重山農林高校生の演習林ともども木っ端みじんになるなど、決して見たくない光景だ。八重山を戦場にしてはならないのだ。まともな大人なら考えて欲しい。

対艦ミサイルは、頭上に打ち上げ、そこから然るべきターゲットに飛ばせるのだ。北側が於茂登岳や嵩田山で守られているこの基地は防御能力が高い。しかし近くに底原ダムや真栄里ダム、名蔵ダムもある。決壊の憂き目に遭うかも知れない。

戦争で何を守るつもりなのか、米日政府は明言すべきだ。「国益って何だ?」言えるものならば言ってみろ! 恥を知れ!

また開南の交差点に戻った私。

自衛隊関係者の「わナンバー」(レンタカー)がでてきた。12:02

昼休みか。自衛隊車両の動きはなかった。

開南の交差点。私は木陰にこもる。正面が基地群。道を挟んで右側が市営住宅。13:00

南へ移動。於茂登岳が見える。こうした二重の山に守られている地形なのだ。13:21

兵舎と車両置き場。擁壁が造られているようだ。13:27

今日はここまで。開南入り口からバスに乗りバスターミナルへ。成果はなかったが、残りは石垣空港で。

 

 



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