ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

1ヶ月余りに亘って苦しんできた肺炎は、治癒。引き続き、リハビリに努めます(20230829)

2023年08月29日 | 沖縄暮らし

 本日、漸く医者に行ってきました。レントゲン検査の結果、肺炎は治癒しておりました。私にとって、6月25日から7月一杯の闘病は、希に見るものでした。何しろこれまでの私は、検査入院以外入院歴もありませんでした。今回は在宅療養でしたが、一人暮らし。寝なければいけないが、「明日は来るのか」と思う日が重なりました。

 しかしなんとか、明日を回してきたのは、仲間の皆様のご支援・激励のお陰でした。無論、連れ合いや妹などの遠方からの激励や安否確認も大きな励ましとなりました。本当にありがとうございました。

 台風6号が開けた、8月8日からリハビリに入りましたが、1ヶ月余りに及ぶ病床生活で、益々痩せ筋力が弱り、カメラ1台ももてそうにない状態で愕然としました。それでも8月下旬には望遠レンズも持てるまでに回復しました。だが酷暑と相まって、ハードだったのか、再び左胸が痛みました。本日思い切って医者に通い、レントゲン検査を受けました。

 心配していただける方々がいるということは、心からありがたい一方、とても重い責任も感じます。ここまで来たのですから拙速な体力の回復を求めることなく、着実に回復を図ります。

 但し情勢は厳しく、新基地建設を巡る最高裁不当判決の動きが目の前に迫り、また、「島嶼防衛」の準備も本格化してきました。麻生副大臣は「戦う覚悟」を台湾で語りました。さらに福島第1原発の汚染水の排出が始まり、地球の海に放射性物質をまき散らしています。恥知らずにも「処理水」だから「安全」だと再び「原発安全神話」を大声で語り始めています。こうしたなかで、国民の中に、ますます反中意識が高まっているようです。

 歴史から学ばぬ者、自ら引き起こした現実を無視する者たちは、破滅への道をひた走りながら、自らの利益にのみ腐心しています。私たちはこうした動きを直視しなければなりません。しかし極めて苦しい状況です。お互いに、もっと本筋に踏み込んで、議論するスタイルを獲得していきましょう。微力ではあっても無力ではないとは、こうした動きを実現できてこそのことです。ただ呆然としていたのでは致し方ありません。

 しかしかくいう私もこの2ヶ月を棒に振ったのであり、当時読みかけの本が数冊出てきて、焦っています。差別・排外主義は戦争を引き寄せていくものです。人々が連帯できる道を歩む中にこそ希望があるはずです。しかしもはや五里霧中。五里霧中の中では人は出会ない。暴力を振るう輩になってしまいます。暴力を振るわず(自制し)、対話に生き、平和に生きる覚悟をもつなかから、濃霧を解いていく覚悟と方法の取得が必要です。

 私は、焦らず、一歩一歩前に進みます。皆様、誠にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します。



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