ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】オキナワギクの惨状。それでも輝くオキナワギク(20231124ー➁)

2023年11月24日 | 自然観察

2023年11月24日(金)晴れ 辺野古

キャンプ・シュワブゲート前を終え、ランチを一人で食べる。と思いきや、知り合いがいた。2名で食べる。かとおもえば、もう一人が参入。興味深い話になったが、ここでは省略。

辺野古のオキナワギクを見に行く。11月2日に行ったが、全く咲いていなかった。

13:32 辺野古のオキナワギクはこの下や奥に咲いていた。左奥が松田ぬ浜。フェンス左側。1957年以前は一帯が松田ぬ浜だった。

右下を覗く。ここに満点のオキナワギクが咲いていたのだ。13:32

花弁は4個のみだ。

 

満開のオキナワギク、お見事!(191125) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

 

左奥の岩に咲いていた。13:34

左の岩に咲くオキナワギク。13:35

私の予想通り、太陽の位置が素晴らしく、輝いている。

泣いたり笑ったりだな。

オキナワギクは岩の割れ目に咲く。13:36

13:37 風で花が揺れている。

縦のクラックに咲く。13:40

バックがシャドウになるからより輝いて見える。13:40

色々とやってみる。13:40

13:41 オキナワギクは種子でも増えるが、走出枝(そうしゅつし)とよばれる枝がクラックに伸びて、広がっていく。

だから強いのだろうが、だから一網打尽にやられたのだろう。

13:41 クラックにわずかに咲き誇る。

原因は8月1日から6日に吹き荒れた台風だろう。鈍足・低迷台風だったから、波の変化も激しかっただろう。岩面を嘗めて丸ごと洗い流したのだろう。

しかしこうなったのはやはり辺野古側の新基地建設による埋め立てが波の変化をもたらしただろう。

オキナワギクは何故激減したのか?(181125-②) - ヤマヒデの沖縄便りⅢ

この時は、同じ斜面にあった岩がごろんごろんと剥がれてしまい、その岩もろとも激減した。

大波がサンゴ礁のリーフを乗り越えて襲いかかり、それが辺野古側西側の埋め立て地南へ650mの壁に当たり、その反動が西側にあるこちらの岩に巻き込んできたのだろう。

13:46 群舞の美。

13:47

東側にできたコンクリートの壁とテトラポット。13:49

8月の私は肺炎で倒れており、台風の影響を考える余裕はなかったのが悔やまれる。

左の岩の全貌。13:50

この右奥の岩場にも一部咲いており、今度登ってみよう。

松田ぬ浜。13:53

台風という暴れん坊は、海を攪拌し、水温の上昇を抑える善玉になるが、自然破壊はこれを予期せぬところでぶち壊す。

自然というものは複雑だ。

ひとまず帰る。「辺野古」バス停で待つ。

国道329の歩道花壇に咲くサンダンカ。14:32

11月中にもう一度来て、もっと広範囲に調べてみたい。

 

 

 



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