ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ゴールデンウイーク後半です(20230505)

2023年05月05日 | 沖縄暮らし

おはようございます。今日は2023年5月5日(金)曇。

 このゴールデンウィークにやるべきことを3つあげましたが、2つはやり終えた(既報)。あと一つは、天気が整わず、お天気と光線次第。そしてもう一つの課題も浮上しており、後2日のあいだにできるチャンスがやってくるのだろうか。

 昨日は残照をPLフィルターで撮ってみようと、待ってみましたが、雲量が多すぎてダメ。いくら一般的にPLフィルター効果が期待できても、その前提が整わない限り、無理です。

 私がわくわくするのは、沖縄の光りは、必ずやPLフィルター効果をもたらしてくれると信じています。デジタルカメラにしたときに、もう余り使わなくていいのかと思い込んでいた私が、ばかでした。

 ただ海辺でフィルターを交換するときは、落とさないように安定したところで替えること。絶対に濡らさないこと。昔、雪山で替えていて、ふわふわの雪の中に落として(インナー手袋を着用)、大慌てしたことがあります。雪で濡れたら、どうしてもレンズが曇る。レンズ内を氷結させる可能性があります。アウト! 海水は塩分と多数の有機物を含んでおり、ウルトラアウトに陥ることがあります。本当に気をつけて。

 ドジ話はいくらでもあって、情けないのですが、私がいささか偉いのは、徹底的な総括の上に立ち、二度と同じ間違いをおこさないことです。

 一個、友から依頼されていることがあって、書こうと思いながら、3度読んだけど、焦点を結ばないことがあります。問題を余りにも単純化しており、二項対立に追い込むことによって、野生動物の保護のために猫の管理を徹底的にやるというアクションプログラム。猫って、人間が作りだした動物です。しかし猫は犬と違い、野生を大いに残している。アンタッチャブルな生きものです。この矛盾の中を生きており、これは猫のせいではない。私は猫か野生動物かと問われれば、明らかに野生動物派。しかし人間の手前かってなやりかたを放置しながら、二項対立思考では、解決策には至りません。ましてやんばるなどは狭い地域。矛盾を承知しながら考えるしかないでしょう。

 ロードキルの問題だって、山を切り拓き、林道を造ったから、起きているのです。便利思考が自然を破壊し、人の心を唯我独尊にし、挙げ句に「弱者」に向かう。

 先日ある人の車に乗っていたら、進行方向に葉っぱが落ちた。ドライバーがこれを蝶が車風で落としたと心配していました。いやいや葉っぱだよと教えてあげました。気にしていることに感謝です。ぼうっとしていると見えないことが多いですが、お互いに見えていることは声を掛け合いましょう。一旦気づけば、見えてくる。

 



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