ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

生きものの観察は容易でない、だからこそ興味深い(20220824-③)

2022年08月24日 | 自然観察

2022年8月24日(水)晴れ ③

本日も8月22日と同じように干潮時だが、私は運動靴のため辺野古川を渡れない。先日はやや半端だったので、もうすこししっかり観察してこよう。

辺野古テント村を辺野古橋のそばまで行くと。辺野古川の上を飛ぶイソヒヨドリ。だがまてよ、水玉模様している。順光だから輝いて見えたのか?

止まってくれました。確かに水玉模様だ。

大望遠でないのが悔やまれる。9:06

後ろ向きだけれど。頭から首、胸が青灰色。雨覆が水玉。初列風切羽が黒。腹は茶褐色、尾羽は青だ。9:06

「フィールドガイド日本の野鳥」(日本野鳥の会発行)によれば、イソヒヨドリの若鳥は茶に青の班が混じるとなっている。オスの若鳥の成熟期の移行パターンか、別種か。小鳥類(スズメ目)でそんな話はきいたことがないのだが。

「君は、鮮やかすぎて」なパターンに驚かされた。若鳥なんだろう。

豊原側に出て 一休みして戻り始める。

「バシャッ」と、跳ねた音がした。クロサギが魚を狙った、摂ろうとしたのだろう。9:35

白色系のクロサギ。そうっと近づこうと左に回り込んだが、失敗。こちらとの死角に入って飛んだらしい。30m先の岩に飛び去っていた。

足下のタイドプールを見る.小魚がたくさんいる。水深5cmぐらい。ここに3個体見える。種はわからない。9:44

さて辺野古川の干潟へ。小さな淡水の流れがある。その脇。

9:51 甲長は2cmぐらい。黒いのだが、わからない。

前と同じ種。手前に小さなメスがいる。バックの色とそっくりだから、見えにくい。9:53

前から。9:53

図鑑的に撮っておくと、後で調べるときに楽だ。沖縄のトンボ図鑑はもっているが、沖縄のかに類図鑑をもっていないから。

9:53 わからないね。これたくさんいた。30cm四方に1個体はいる。

およそ20mほど上流側に行く。

ヒメシオマネキだ。甲長2、5cmぐらい。9:55

幾つもいた。

やや上流の一昨日のマングローブの木の所。

いるいる。甲長2,5cm。9:59

厳正に検討したところフタハオサガニだと思う。断言はできないが。

10:01 同じく。両のはさみですくい取り、食事。砂等は排斥する。

10:01 前から。カメラとかぬらさないように気をつける。

10:01 こうです。よーくみると、5個体が見える。

アップすると。後方上から。10:02

なかなかわからない。かに類図鑑と沖縄の干潟に関する本を読むしかない。

半端な図鑑類ではわからない。

と悩みながら、テントに戻りました。

アオサギが辺野古川に舞い降りた。

10:23 アオサギがくる季節になったんだ。ここに来るのは春と秋のみ。魚を狙うとみたが、動かない。

いないのか。

極めて静かに動いている。10:28

上流側に飛んでいった。

本日はここまで。わからないけど、おもしろい。ちょっとした環境の変化で種はそれぞれ棲み分けている。

私が60年前にやりたかったことは、動物生態学。自然を守るとは、ということを学びたかったのだ。環境保全生態学とも言う。

 

 

 

 

 

 



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