ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ブルービーチは米日共同演習が展開されていた(20230309)

2023年03月09日 | 沖縄暮らし

 本日は、2023年3月9日(木)晴れのち曇。金武・ブルービーチを見てきました。その前に、本日の沖縄紙で、昨日3月8日夜(19時過ぎ)、宜野座村潟原から陸上自衛隊水陸機動団の水陸両用装甲車AAV7六両が、海上からあがり、国道329を渡って、キャンプ・ハンセンに入ったと報道されている。自衛隊の重厚な武装車両が国道を渡って演習をすることじたいが大問題だ。AAV7の武装は40ミリ自動てき弾銃一丁と12.7ミリ重機関銃一丁。「てき弾銃」とは何か? 聞き慣れない言葉だが、要するに手榴弾を発射機によって、面的に制圧する武器と思えばいいだろう。装甲車なのでこの車両の中に21名の武装兵が入り、攻撃することになる。水陸両用とは揚陸艦から海上へ進出し、強襲作戦能力をもつものだ。

 「専守防衛」ならば、こんな武器をもつことはありえない。これを自衛隊が使う編成をもっていることじたいが、防衛ならぬ攻撃、強襲作戦能力の一端をうけもつものだ。それが沖縄島のなかで演習が行なわれている時代に入っていることに、私は危機感を覚えている。

 また、3月8日のブルービーチ演習場では陸上自衛隊によるゴムボートでの上陸訓練が行なわれたようだ。

 本日のことは改めてとなるが、海上自衛隊のLCAC(エルキャクーL=Landing Craft Air Cushioned)2隻と米国海軍LCAC1隻、陸上自衛隊のCH-47が3機、米国海兵隊のMV-22オスプレイが3機等が展開した。そして文字通り米日共同演習だったのは、海自のLCACから米国海兵隊の戦闘車両と海兵隊が上陸したのだ。CH-47とMV-22から誰が降りたのかは、確認できていない。我々が見えるところに現れなかったのだ。

 そんな訳で、米日共同演習が行なわれていたのだ。結果、6日、7日と全く様子が違い、花や野鳥の撮影は殆どできないありさまだった。マスコミの取材が多数来ていた。詳細は追って。400枚余りを撮りました。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。