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新潟市にある山田コンサルティング事務所

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四十坂(しじゅうざか)

2011年02月21日 | 雑記
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。
きょうは徒然なるままに…雑記でございます。

「四十の坂は手ぶらじゃ越せない。手ぶらで来るな。」と、昔、一緒に会社をつくった仲間に言われました。当時、私は20才代後半、彼女は40才を過ぎたところ。
意味もわからないまま、しかし、ずっと心に残っていた言葉です。

その後、悩んだり、あるいは周りの人の振る舞いを観察したりしたときに、この言葉を思い出すことが増え、歳を経るごとに、うっすらその意味がわかってきたように思います。

30才の坂は勢いで越せる。…と思います。
私の世代が30才前後のころは、フリーランスになったり、海外留学したり、学校に入って勉強し直したり、といったことが多かったように思います。

しかし、40才の坂は、それまでに積み上げた生活や仕事を背中に負いながら、新たに両手で何かをつかみ取らないと越せない。…ような気がします。

積み上げたものを背負いつつ新たな一歩を踏み出すというのは、この年齢になると億劫な気持ちが先に立ち、なかなか決心がつかず、始めても継続がむずかしい。今までの延長で生活できないわけでもありませんし。

今までのすべてを捨てて、というのなら、いっそ簡単かもしれませんが、それは30才の坂の越え方。三十の坂というのは、そもそも捨てるほどのものを持っていませんから。だから、勢いで越せるんじゃないかと思います。

中小企業診断士の資格を取得して開業したのが44才のとき。
私は四十の坂を越えられたのでしょうか。
それとも、まだ越えている最中でしょうか。

著作権:山田まり子

年始のご挨拶

2011年01月03日 | 雑記
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
天気予報は雪でしたが、雪ではなく雨で時々お日様も顔を出す元旦と、2日でした。毎年元日に白山神社へ行き、2日は百貨店の初売りに行きます。どちらも大勢の人が出ていて、久しぶりに古町界隈も賑わっていました。

本年も就業規則に関連する内容や労働法の改正情報、身近で少しわかりにくい事例、例えば未払い残業問題や個別労働紛争問題など、あるいは、助成金の説明などを取り上げていきたいと思います。1年間よろしくおつきあいください。

みなさまにとりまして、本年がウサギのように飛躍する年になりますよう、お祈り申し上げます。

山田 透

2011年 ★ セミナー予定

2010年12月27日 | 雑記
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

みなさんは、どんな1年を過ごされましたか?
私は昨年の暮れ、ある集まりで「来年はセミナーをがんばります!」と宣言したら、今年、セミナー講師の依頼をたくさんいただきました。実は、宣言したときには何ひとつアテはなかったので、自分自身びっくりしています。目標はクチに出してみるものですね!

そこで、来年の抱負ですが、セミナー講師をさらに深めて、企業内研修に関するコンサルティングに力を入れたいと思います。研修講師はもちろんですが、研修の企画立案や進め方のアドバイス、また、現場の課題を解決することを通じて従業員のみなさんに知識やスキルを身につけてもらえるプロセス・コンサルティングを提供していきたいと考えています。

詳しいことが決まりましたら、ブログでお知らせしますね!

さて、ここで、来年、私が講師をつとめるセミナーのご案内をしたいと思います。

★1人でがんばっているあなたへ
フリーランスで働く女性のための 経営力養成講座
■対象 講師、コンサルタント、アドバイザー、資格や技術を活かしたサービス業の方
■2011年3月16日(水)・3月30日(水)(予定)両日とも10:00~16:00
■主催・申込み オフィス・オンサイト

★従業員を雇っているあなたへ
人を活かす組織と経営 (仮題)
■2011年5月19日(木)午後(予定)
■主催・申込み 山田コンサルティング事務所

★起業を考えているあなたへ
本気で起業したい女性のための応援セミナー (予定)
■2011年 秋 オープンセミナー、連続講座
■主催・申込み 財団法人新潟県女性財団

こちらも、詳細が決定しましたら、ブログでお知らせします。

ご参考までに、今年、講師をつとめさせていただいたセミナーのテーマは、経営、ブランド力、サービス品質、店舗運営、マネジメント能力、働く女性のための自分磨き、起業など。また、ファシリテーションにも挑戦しました。

来年もがんばりますので、よろしくお願いいたします。
どうぞ、みなさんもよいお年をお迎えくださいませ。

著作権:山田まり子

人脈 一歩前へ

2010年07月05日 | 雑記
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

前回(先々週)に続いて、人脈に関する話です。
人脈、人脈と騒ぐ人が苦手な私ですが、人脈そのものは大切だし、有り難いものだと思っています。そして、人脈をつくったり維持したりするには努力も必要です。

2~3年前に『商売繁盛のための人脈の作り方と生かし方』というセミナーに参加しました。このセミナーは、赤坂離宮の取締役 佐野由美子さんが講師。最初、タイトルだけ見たときには、んん~???人脈セミナー?赤坂離宮(中華料理店)の人?…と少し懐疑的に思ったのですが、結果的には、そのときの私の状況にピッタリで、とても満足のいく内容でした。

セミナーのなかで、もっとも印象に残ったのが、「一歩前へ出て」というフレーズ。これは、例えば異業種交流会での自己紹介や、自分の名刺を渡すときに、自分のことをきちんと伝えるということ。自分は何者なのか、何ができるのかを自分の言葉で伝え、さらに、「何かございましたら、私にお電話ください」と添えること。

そうすると、必ず寄ってくる人がいます。しかし、逆に、引く人もいる。この「引く人がいる」ということで、なかなかきちんと自分のことを伝えない、伝えられないということが多い。でも、考えてみてください。初対面の人との挨拶で、つまりは、もともとゼロだったつきあいなんですよ。そこで「引かれた」からといって、何のマイナスがあるんですか?

「一歩前へ出て」というのは、そういう意味でした。
ただ名刺を渡し、ただ社名と名前を伝え、「何かありましたら、ご連絡ください」といったって、相手から電話がかかってくるわけがないという、佐野さんの実体験から生み出された主張です。こちらが一歩前へ出れば引く人がいるのは仕方ない。でも、ビジネスなんだから、それでいいんです。「私」という個人が感じのいい人と思われたいとか、気持ちのいい関係でいたいとかいうのとは違うんですよ。

そういうものか…と、スッキリしました。ストンと落ちたっていうのかな。
それからは、時と場所に合わせて、あまり悩まずに名刺交換や自己紹介ができるようになりました。だって、仕事なんですから。

著作権:山田まり子

人脈 ネットとワーク

2010年06月21日 | 雑記
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

あるセミナーで講師の方が、「みんなネットワーク、ネットワークと騒ぐけれど、例えば、何かの集まりで連絡先を交換しあい、メーリングリストを立ち上げて、その後はほとんど活用されず…ということが多いのでは?」と。
その方がいうには、「それはネットだけ。ワークを考えなきゃ。ワークがあるからネットが活きてくる。私は、むしろ、ワークネットと呼ぶようにしたほうがいいと思っている」とのこと。

以前から、ネットワークもそうですが、『人脈』ということばに違和感を覚えていた私は、なるほどね~、そうだよね~と納得しました。

人脈ということば自体に違和感はありませんが、「人脈、人脈」と騒ぐ人に違和感があるのです。そういう人は、セミナーを受講して講師と名刺交換したり、異業種交流会で参加者全員と名刺交換したり。そうして、人に(例えば私に)「人脈が広がったよ!」と自慢します。

人脈は、川の成り立ちに似ていると思います。
川は、先に大地に堀のような溝があって後から水が流れてくるのではありません。チョロチョロ、チョロチョロ、水が流れて、それがだんだん太くなって、その水に大地が削られ、そして川になります。

よく「○○さんは人脈で仕事をとってくる」なんていういい方をすることがありますが、これは逆だと思うんですね。仕事があるから人脈になる。水が流れて川ができるように、仕事をとおして人脈ができる…と。

私はこれからも、そんな人脈を大事にしていきたいと思っています。

著作権:山田まり子

芽吹きの春

2010年03月08日 | 雑記
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

今週の天気予報にも、まだ雪だるまマークがついたりしていますが、それでも着実に春は近づいてきていますね。

私にも春の訪れのように、うれしいことがいくつかありました。

お気づきの方もいらっしゃることと思います。さっぱり・すっきりしたこのブログ(ほんっとに飾り気がないよね、このブログ(笑))ですが、最近、右下のほうにバナーが出現しました。「中小企業診断士の広場」というバナーです。

これは、先方から「相互リンクを」とのお申し出をいただき、リンクを張ったものです。中小企業診断士のブログのなかから、一定の基準を満たしたものについて相互リンクを実施しているとのこと。ブログを始めてもうすぐ丸2年。2人で分担とはいえ、毎週、記事をアップするのは結構、大変。そのがんばりを認めてもらったような気がして、とてもうれしくなりました。

また、私はファシリテーションに関する任意団体「ファシリテーションにいがた(愛称:Fanii(ファニー))」の事務局をお引き受けしているのですが、このたび、ファニーがNPO法人日本ファシリテーション協会の新潟サロンになりました。

4月25日(日)には、新潟サロン発足後、初めての記念すべき定例会が万代市民会館において開かれます。今、その準備を進めているところで、おいでくださるみなさんにファシリテーションを楽しんで学んでいただけるよう、コンテンツを練っています。ご興味のある方は、メール(yamadajim-info@m5.gyao.ne.jp)をいただければ、詳しいご案内をお送りします。

他にも、セミナーや講演の講師のご依頼をいただくことが増えてきました。今年はこれに力を入れるとともに、新しいことを始めようと思っています。準備が整いましたら、このブログに記事をアップしていきますので楽しみにしていてください。

山田まり子

本年もよろしくお願いします。

2010年01月04日 | 雑記
あけましておめでとうございます。
雪が積もるかと心配しておりましたが、新潟市内はときおり雪が舞う程度のお天気で、元日の白山神社も、2日の古町(初売り)も多くの人出で賑わっていました。

みなさまにとって、今年がいい年になりますよう、お祈り申し上げます。

さて、話は暮れに戻りまして…。
このお正月の分から年賀状ソフトを変えました。変えたかった理由の一番は、文字の大きさ。宛名の文字の大きさを「小」に設定しても、たいして小さくならず、タックシール印刷にしたときも何だかバカでかい文字。もしかしたら、やりようがあったのかもしれませんが、ええい!とばかりに別のソフトに。

「他形式の住所録とりこみ」機能がついているので入力作業は不要でしたが、操作に慣れずイライラが募りました。以前のソフトでできたことが、乗り換えたソフトでは、できるのやらできないのやら。そして、どこをどう操作すればそれがわかるのか。「ここまで探してわからないのだから、きっとできないのだろう」と思い、諦めた機能。ひょんなことから「なに?こんなところにチェックボックスが。これにチェックをつければ…おぉ!できるではないか!」と、印刷が終わるころに見つけたり…。(笑)

途中、IT関係の相談に乗ってもらっているコンサルタント(年賀状ソフトの乗り換えも彼女に相談し、彼女オススメの銘柄に決めた)に八つ当たりしたり、イライラが最高潮に達したときには「こんなことなら、今回までは今までのソフトでつくるか」と、めいっぱい後ろ向きな考えになったり。

そんなことをいっていると、いつまで経ってもソフトを乗り換えることはできないぞ!と自分にいい聞かせ(それほど大層なことか?)、また、タイムリミットもあることから、何とか無事に年賀状完成にたどり着きました。

それで思ったのですが…。
たった年賀状ソフトひとつでこれです。「やり方を変える」とか、「新しいことに挑戦する」って本当に大変ですよね。これが経営に関してなら、なおさらではないでしょうか。
もちろん、変えてはいけない軸とか背骨のようなものは必要ですが、まわりの変化に対応するために、変えるべきところは変え、新しいことを始める。こういった姿勢も大切だと思います。

今年いただいた年賀状に、うれしい報告がありました。昨春、販売促進策の提案をさせていただいたお寿司屋さんから「売上が上がった」という報告でした。社長さんは60歳代で、右肩上がりのいわゆる「いい時代」を経験してきた方です。それが、ここのところずっと売上は下降線。何とかしなければ…と、新しい方策を求めてのご依頼でした。私がコンサルティングに伺っている最中、目と鼻の先に宅配寿司店がオープンしましたが、それでも、対前年で売上高(年間)が10%以上アップしたのです。
こんな経済情勢でも、近所に大手の競合店がオープンしても、きちんと考え、方策を実行すれば売上は上がるのだと、結果は後からついてくるんだと、私も意を強くしました。

私も今年、いろいろなことに挑戦したいと思います。変えたほうがいいことは変えていこうと思います。まわりの人や新聞や書籍など、お手本になることはたくさんあります。いいと思ったことは、どんどん取り入れて試してみよう! やってダメなら、また考えるサ。四の五のいわずに、まずは実行です。(^O^)/

山田まり子

1年間ありがとうございました。

2009年12月28日 | 雑記
今年もブログを見に来ていただきまして、まことにありがとうございました。民主党が与党になったのが今年一番の話題ではありますが、私にとっては「中小企業緊急雇用安定助成金」との関わりが大きい1年でした。

通常、助成金の手続代行では助成金額の2割を手続代行料として契約しますが、売上が落ちて仕事がないときに、従業員を解雇せずに休業させた場合、賃金を補填するという、この助成金の性格上、通常の半額、すなわち助成金額の1割の手続代行料としました。

また、この助成金には休業させた従業員に教育訓練をすると、従業員1名当たり1日6,000円が企業に支給されるという内容も含まれています。これを受けて新潟商工会議所が合同研修会を開催し、その講師も格安でお引き受けしました。

また、雇用調整助成金や中小企業緊急雇用安定助成金などの各種助成金等の無料電話相談会を実施(主催:新潟県社会保険労務士会)しており、その相談員もお引き受けして、月に3回ほど協力をさせていただいています。

いずれにしましても、来年は景気が回復し、雇用環境もよくなるような明るい1年になりますように。そして、このブログを見に来てくださっている人にとって、来年がよい年になるよう祈念いたしまして、本年のご挨拶といたします。

山田 透

がんばる源

2009年11月02日 | 雑記
今までにやったことのない仕事を引き受けると、期日までに仕上げられるだろうか、満足するレベルのクオリティを提供できるだろうか…から始まって、風邪をひいたらどうしよう、交通事故に遭わないように気をつけなければまで、心配と不安は尽きません。

それでも、まずは取りかかります。ああでもない、こうでもないと、過去の似たような仕事の書類を引っぱりだしたり、新たな情報を求めて本を探したり、インターネットをさまよったり。仕事仲間や頼りになる友人からのアドバイスもありがたく、できる限りの努力を投入します。

そして必ず、途中で投げ出したくなる瞬間があり、泣き出したくなります。しかし、ここで踏んばらなければなりません。

人は、どういうときにがんばれるでしょうか。私は2つあると思います。1つは、まわりの人ががんばっていると「自分もがんばらなくちゃ!」と思うこと。もう1つは、「今は辛いけど、これを乗り越えたらきっと成長できるはずだ」と知っていることです。

人の知らないところで努力を重ねている友人の話を思い出し、仕事の先輩が新人だったころの苦労話を自分に置きかえて考えると、自分は甘い!まだまだだ。がんばらなくちゃ!と力が湧いてくる。

そして、1年前の自分だったら、とてもこの仕事は引き受けられなかっただろう。本当にいいタイミングだ。そして、これをやり遂げれば、また新しい分野を開拓できるじゃないか!と自分を励ます。

これが私のがんばる源。みなさんにも、きっとそれぞれのがんばる源があることでしょう。

著作権:山田まり子

お店だいすき

2009年07月27日 | 雑記
(ブログを)読み返してみると、なんだか固~い文章ばかりだな~。
…ということで、きょうは少し気分を変えて、徒然なるままに自分のことなど綴ってみようかと思います。

東京都出身で、実家が商売(飲食店)をしていたことは、プロフィールでもご紹介しました。親戚もみな商家や農家で、小さなころから「会社勤めの人」というのを身近に見たことがありませんでした。

子どものころから店が好きで、よく手伝いをしていました。手伝いといっても、子どものことですから「ごっこ遊び」のようなもの。両親も心得たもので、私が手伝わせてもらえるのは厨房での単純作業だけ。フロアにはなかなか出してもらえませんでした。

中学・高校時代は、日曜・祭日は全日、平日も学校が終わったあとには店へ。店が好きだったのか、単に勉強が嫌いだったのかは定かではありません。(笑)

そんなことで、商売とか事業、経営といったことに興味をもつようになりました。

学校を卒業したあと実家の商売を手伝ったり、自分でも友人と有限会社をつくったこともあるのですが、事業が好きといっても、どうやら自分でやるというより、事業をがんばる人を応援というかサポートするほうが向いていることに気づき、中小企業診断士という資格を取得して、経営コンサルタントになったという次第です。

資格を取ったのは、結婚で新潟に来てからです。
余談ですが、母の実家が長岡市のはじっこのほうにありまして、母は若いころに東京へ。逆に、私は東京で生まれましたが、結婚で新潟市に住むことになりまして、自分では『二世代Uターン』などと呼んでおります。

店を離れて久しいのですが、今でも、休日に行楽地で食事をしているときに、お店が混んでくると、ソワソワと落ち着かなくなります。店内のオペレーションがまわらなくなってくると手伝いたくなって、ムズムズしちゃうんです。私がいるべきなのはこちら側(客席)ではなくて、あちら側(給仕)なんじゃないかと…。店内が満席だからと帰ろうとするお客さんがいると、「あ、もう、ここ空きますから」と、つい声をかけてしまいます。お店が混むのなんて一時(いっとき)ですから。

こんな私が、勉強して得た知識や、経験・事例をもとに、いろんなお店のオーナーさんのお役に立てるよう、知恵をしぼってアドバイスをしております。
『このオーナーさんだったら』 『このお店だったら』 どのようにするのがいいか。…ということを一番大切に考えて、提案しています。

山田まり子