安良里ヤマナカ海話

西伊豆安良里ダイビングセンター山中のブログ。安良里や黄金崎の海、生物、人、ダイビングについて思いつくままに

船に引き上げるのも一苦労

2006-11-01 20:21:04 | skill
やっと帰ってきた
日曜の夜に竹芝を出発し
三宅で安全講習
そのままヘリで御蔵へ・・・

御蔵では
安全講習のほかに
ドルフィンウオッチングの船長さんやガイドさん相手に
船での溺者回収ー搬送ー桟橋への引き上げまでをシミュレーションしてみた。
御蔵島の舷の低い船でも
溺者を引き上げるのは結構苦労すること

溺者へ船を寄せることの難しさくを
実感していただいたようだ。

はやり船長一人では大変だった。

みなさん
それぞれに考えるところあったらしく
真剣に参加していただいた。


最後に出た意見で
「船には100キロを超えたら上げられないな~~」
だって・・・(^_^.)
そういう人が溺れたら大変だから
ウエイトをつけさせるのも考えないといけないんだ~~
などなど

東京都のガイドの認定はいろいろ賛否もあるようだが、
自然体験者のプログラム指導者にこれほど、実践的トレーニングをしたのは
日本では初めてではないだろうか?









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2 コメント

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そうなんですね (inoue)
2006-11-02 01:47:24
御蔵には何度か息ましたが、確かに素潜りですもんね。いるかに誘われ・・・・
なんて、実体験としてかなりありそう・・・・

溺者といえば私も、レスキューダイバー講習で引き揚げましたが、私より体格の立派な方だったのでとても運べず、砂浜の砂に足を取られ大変だった記憶があります。そうそう、三宅島での講習で海底噴火の前日でした。海も荒れ荒れで波かぶりまくりで・・・
脱力した人間がこんなに重いのかと実感しました。
それを考えると、船にあげるのはもっと大変ですね・いったい何人必要なんだろう・・・・
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Unknown (あおいそめ)
2006-11-04 08:07:32
とてもすばらしいことですね。黒潮の本流の島の船ですから、舷側が高いのは、仕方ないと思いますが、かりにもビジネスですから、プラットホームとはいいませんが舷側からの斜め梯子(ヘルメット・ダイバーが使っているような)とか船外機にネットカバーをかける、さらにワッチ技術の向上といった、ボート側の安全配慮の意識が薄い日本全体の傾向が前々から気になっています。すでにダイバーがお願いして船を出していただく時代は過ぎてます。とくに素もぐりのダイビングには、船との接触といったリスクもあるので。
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