安良里ヤマナカ海話

西伊豆安良里ダイビングセンター山中のブログ。安良里や黄金崎の海、生物、人、ダイビングについて思いつくままに

ひとで不足

2006-11-24 17:42:24 | 生物
 黄金崎公園ビーチではフリソデエビが見つかったことがない
伊豆で珍しいといわれる生物はおおむね黄金崎公園に出現するのだが・・・

ど~~も
フリソデエビのご飯であるアカヒトデなどの人手が少ないためではないかと想像している。
生物と生活環境から眺めるのも面白いものである。

景気が良くなり
人手不足だといわれるようになったが

黄金崎も
ある意味ヒトデ不足だった

お粗末!

残していくべき環境

2006-11-23 06:09:36 | eco
漁協に頼まれアコヤガイの採集を手伝った。

伊勢志摩の真珠養殖している方からの依頼だそうだ。
あちらでは
アコヤガイの血が濃くなっているので
色々な弊害が出ているようである。

そこで
他地区のアコヤガイを少し持ち込んで血を薄くするのだそうだ。


他の地域でも採集を協力してもらっているようだが、
他地区では天然のオコヤガイがいる場所が少なくなっているのそうだ。

安良里の港の中はまだまだ天然のアコヤガイが多くあり、今では貴重なのだそうだ。

このままこの環境が残ってほしいものだ。
そのうち
真珠よりアコヤガイのほうが貴重になったりして
アハハハ


と手伝いをしながらも
港の中も今は透明度が良いので
小型のチョウチョウウオがたくさんいて
楽しかった。



習うから~変わるには

2006-11-22 00:06:10 | 指導
マニュアルで学ぶ方法は過去の先人の知識を効率よく取得していく上で大切である。

インストラクターになると

教えてもらうことから、
何かを創造し
お客様に
伝えたり、考えさせたり、楽しませたりと

切り替えができないと・・・・
イントラを仕事にするのはつらい。

そんなことをイントラに言葉やマニュアル教えることは難しい。

さてさてイントラは姿勢をどうやって切り替えるのか??


ワークショップや試行錯誤、異文化交流が必要なんだろうな~~

私の今のテーマも
異文化交流だ。





クマドリイザリウオ

2006-11-21 00:11:08 | 生物


イザリウオは人気者!!
イザリウオ好きな私も
クマドリは大好きだ!
白がこれほどきれいな魚も少ないし

第2棘が伸びたり振ったりする姿がまたいいんだ~~


2棘がビヨ~~ン



こんなに目立つのに
なぜか
水の中では周りの風景に溶け込んでいる
なんとも不思議な擬態の技術だ


新しく手に入れた
CANONのP・SーA710
右下の影を取るためにはストラボがほしい・・・
物欲もまたムラムラ




酸素の活用

2006-11-20 00:27:23 | 安全
私が尊敬する知識の塊のプロ(作業も)ダイバーでインストラクターの方から
酸素を使った安全停止の勉強会と実技トレーニングをやらない?
と提案を受けた。

現地ガイドが毎ダイビングで安全停止(この言い方もちょっと??)のときに酸素を使ったら、予期せぬ減圧所の発生も抑えられるし、小さなサブタンクで処理できるし、と今の自分たちに取り入れられる。
(減圧停止時間を短くするためではない)

資格の付与やステップアップの為の講習でもなく、
本当に必要な人たちが自分たちのリスクで学び、検証する勉強会なら大歓迎だ。

JCUEの1月末のフォーラムで取り組んでみよう

うまく広がれば
ナイトロックスの供給にも拍車がかかる可能性もあるのかな?






海辺の安全管理フォーラム

2006-11-14 09:34:20 | 安全
12月1~3日に沖縄でフォラームをやるので
今その準備でバタバタ・・・・
内容は結構お役立ちだと思いますので
参加できる方は是非ご参加ください
お知り合いにも転送いただければ幸いです。


======== 転送可 =================

       *****************************************
         海辺の指導者養成講習会開催の御案内
             ~海辺の安全管理フォーラム~
         日本財団 2006年度助成事業
               http://www.jcue.net/
*****************************************
「環境教育」を軸として、各地で海を利用した自然体験プログラムが全国各地で盛ん
に開催されています。
その一方で、海辺の事故件数も増加している現状は見逃せません。
海辺の活動で必要な安全管理として、「ファーストエイド」や「レスキュー能力」、
「リスクマネージメント能力」を向上させることで、不幸な事故を抑制すると共に安
全で楽しいプログラムが社会に受け入れられるようになると考えております。
そこで今回は、日本財団からの助成を受け、特定非営利活動法人・日本安全潜水教育
協会として下記のプログラムを開催することに致しました。
みなさんの御参加をお待ちしております。
なお、御不明な点などがございましたら、npo@jcue.net までご連絡ください。


■主催:特定非営利活動法人・日本安全潜水教育協会
    本事業は日本財団の助成を受けて行なう事業です。

■開催日
 2006年12月1日プレコース
      12月2日フォーラム1日目
      12月3日フォーラム2日目

■開催地:沖縄県国頭郡恩納村 恩納村コミュニティセンター
  所在地:恩納村字恩納419-3  電話 098-966-2269     htttp://www.vill.onna.okinawa.jp/gyosei/sisetsu/center.html

     

■募集人員:100名

■参加資格:ダイビング指導者や海辺の自然体験指導者、指導者を目指す方
      海の自然体験活動における、安全性の向上や事故対処の手法を協議や
      トレーニングすることが目的としています。

■参加費:¥5000
     (現地までの交通費・宿泊費・食費などは含まず)

■申込手続:
      特定非営利活動法人・日本安全潜水教育協会(JCUE)
      npo@jcue.net 宛にメールを下さい。
      
      表題は、『海辺の指導者養成講習会参加希望』と明記下さい。
      担当よりご連絡いたします。

■エアーチケット等のお問い合わせ
 現地までの移動及び宿泊は、参加者個人手配となります。
 手配でお困りの方は、
 「JCUE 海辺の指導者養成講習会参加者」対象でのご案内も可能です。
 連絡先:沖縄ツーリスト㈱東京支店 
       担当:新井(あらい) TEL 03-3509-6311
       

 
■予 定: 
12月1日(金)プレイベント
 13:00~17:00 海辺のレスキュー検証会
ライフセイバーやダイバー、自然体験指導者が集まり、様々なツールを使い、
  海辺のレスキューを検証してみます。
 17:00 終了
 19:00 懇親会

12月2日(土) フォーラム1日目
 12:00 受付開始
 13:00 オープニング主催者挨拶 関係者挨拶
 13:30 基調講演1: 眞野喜洋 先生(東京医科歯科大学教授) 
    《緊急の現場での酸素の効果について》
 14:45 基調講演2: 麻生利勝 弁護士(慶應義塾大学法学博士)
    《酸素の利用の法的取り扱いと緊急対処における法的側面》
 16:00 分科会
   ・地域における緊急体制
   ・酸素の利用
   ・リスクマネージメント
 17:00 1日目終了
 18:30 懇親会

12月3日フォーラム2日目
  9:00 ・各地の活動にまなぶ
      ・静岡県の緊急搬送体制について
     ・沖縄地区の緊急対処トレーニングについて
 10:30 分科会報告、協議会報告
 11:30 全体会 閉会
 12:30 終了

 フォーラムについてURL  http://www.jcue.net/forum2006.html                           
======== ここまで ==================





母島はのんびりするにはいいところだ~~

2006-11-13 19:48:49 | Weblog
今回の小笠原丸は伊豆大島経由だった
途中海が荒れて
結局父島に遅れて到着した(どっちのせいかは知らないが・・・)
遅れたので
弁当を持たされて直ぐに母島丸へ乗って今度は母島へ~~~~



母島に着いたら
石門の入り口まで見て回って(中にはこの時期は入れない)
直ぐに講習会場へ~~~

翌日
AM11:30発の母島丸で父島へ戻るので
午前中歩いて母島探索

ロース記念館
(写真が消えてしまった(^_^.))

近くの歩いて登れる山(途中ちょっとシンドイけど)にあがって
母島の町や乳房山を見渡し

母島の町並み

父島&母島の中でも一番高い 乳房山


山を降りたら


鍾乳洞(小さいけど・・)を見て回ったら
時間終了

弁当をもらって
母島丸へ

母島はのんびりするにはいい島だな~~

のんびりもせずに感じただけだった。

小笠原丸 探索

2006-11-10 09:26:35 | Weblog
再び小笠原へリベンジ
西風が強く八丈島を過ぎるまでしばらく揺れていた

暇なので小笠原丸内をうろうろしていたら
こんなものを見つけた


タンク一つ分の大きさだった


呼吸装置



ひとつだけ?
帰りの便で何か聞いてみよう~~

早くもストーブ 焼き芋?

2006-11-02 20:48:28 | 安良里のこと
先日
黄金崎の施設にストーブが登場した
寒くもないのに・・・・

そのストーブ上には
焼き芋が・・・

焼き芋をお客さんに食べさせたくて
おじさんが・・・・


なるほど・・・
ちょっと灯油がもったいないけど、
窓を開けたままでストーブがついていた


でも
ストーブの傍で暖を取っているお客様がいらしたので
そろそろ
そういう季節なのだ・・・。
と少し寂しいやら、おじさんの気持ちに暖かいやら・・・

船に引き上げるのも一苦労

2006-11-01 20:21:04 | skill
やっと帰ってきた
日曜の夜に竹芝を出発し
三宅で安全講習
そのままヘリで御蔵へ・・・

御蔵では
安全講習のほかに
ドルフィンウオッチングの船長さんやガイドさん相手に
船での溺者回収ー搬送ー桟橋への引き上げまでをシミュレーションしてみた。
御蔵島の舷の低い船でも
溺者を引き上げるのは結構苦労すること

溺者へ船を寄せることの難しさくを
実感していただいたようだ。

はやり船長一人では大変だった。

みなさん
それぞれに考えるところあったらしく
真剣に参加していただいた。


最後に出た意見で
「船には100キロを超えたら上げられないな~~」
だって・・・(^_^.)
そういう人が溺れたら大変だから
ウエイトをつけさせるのも考えないといけないんだ~~
などなど

東京都のガイドの認定はいろいろ賛否もあるようだが、
自然体験者のプログラム指導者にこれほど、実践的トレーニングをしたのは
日本では初めてではないだろうか?