安良里ヤマナカ海話

西伊豆安良里ダイビングセンター山中のブログ。安良里や黄金崎の海、生物、人、ダイビングについて思いつくままに

陽気なイタリア人のフィン

2006-12-29 19:08:48 | 器材
数年前まで
今は売ってない
陽気でアバウト(失礼)なイタリア人の作ったツバメマークのフィンをはいていた・(今でも新品を持っているが・・・)

そのフィンは
右左の固さの違うフィンだった
(結構他でもあると見た)
普通に考えれば
不良品なのだが・・・・

そこはそら
陽気でアバウトなイタリア人の作ったフィンということで
こっちも
アバウトに
硬いほうを利き足の右に
柔らかいほうを左足に這いていた。

でも
脚力の差って(私はそうなのかな?)大きいみたいで
これはこれで
結構左右が釣り合っていた(*^_^*)

こんなに左右のキック力が違うのに驚いたものだ
(私だけかもしれないが)

まじめに考えれば
左右が同じ硬さで
本当にいいのだろうか?


そんなことも
陽気に楽しもうということで!
こんな考え方が出来るようになったのも
陽気でアバウトなイタリア人のおかげだ(もういいっちゅうの!!(^_^;))

フィンはスタビライザー

2006-12-26 23:18:02 | 器材
長いフィンは
フィンキックしづらいけど
凧の尾のように
スタビライザーの役割もするので

初心者でバランスが悪い人には
中層で水平に浮くには楽だったりする。
(でもキックできないし、周りをけりまくるけど・・・)

フィンをはかないで
中層に水平で浮くのは難しいのがその証拠

バランス感覚はもちろんのこと
器材ウエイトのバランスも大切だから
たまには
安全な場所でバディのサポートが受けれる(サポートできる技術のバディで(^_^;))状態で、フィンを外して中層に浮いてみるといい

思わぬ
自分自身のスキルが見えるかも


短いフィン好き?

2006-12-25 08:41:57 | 器材
有るメーカーの営業さんが
伊豆半島の現地ガイドのところを回って
「どんなフィンがほしい?」と聞いて回ったら

でた回答の中で多くに共通した点は
「短いフィンがいい」とのことでした。

地域柄もあるのだろうが
面白い傾向だと思う

大きくて長いフィンが一時期もてはやされていたけど
個人的にも
短くて柔らかくて足にフィットするフィンは大好きだ

もちろん
時と場所と個人に合わせるのがベストだが

伊豆らしい回答だと思った。(^^)

ウエイトーバランス

2006-12-21 23:41:57 | skill
中性浮力の取り方はマニュアルにも出ていますが
水中でのベストバランスについての記述て見たことないですね

水中で
体の力を抜いて
水平に浮いてみる
水中でバランスが取れている人は、多少の浮力差は技術で簡単に処理できてしまうので、技術を使わずに力を抜いて浮いてみる。

上記状態で
体が上下左右に傾かないようにウエイトの配置を調整してみる
やった事のある人少ないはず。

上手にバランスが取れたら
以降のダイビングが楽になるはず

空気消費量も減る可能盛大です

ただし
普通に中性浮力が出来ている人用です。


ウエイトを考えないとね

2006-12-18 11:16:03 | skill
ダイバーに腰痛が多い

私も
毎年秋から冬になると腰が痛くなるのだが
今年は平気なようだ

重いタンクと器材が大きな原因だが
中でも
冬場には
ウエイト量が増える

で以前から
水中での絶妙のバランスのためにもウエイトの分散を薦めている。
腰のためにもウエイトを分散させるべきだ

水中で中性浮力を取るためだったら
腰ウエイトでも十分だが、
人間の体を頭から足先まで考えて
腰だけが沈むウエイトだけにマイナス浮力を集中するのは
腰痛になるのもやむ得ないか!!

ちなみに
分散させるようになって
私の腰痛も治まっている。


ウエイトベストが多く使われている
アルミタンクの場合は
かなり前加重になっているのであまり好きではない
スチールタンクの場合は少し具合が良い

BCもウエイトポケットがついたりと
メーカーも工夫している

ウエイト=腰
しか発想をしないでは・・・・・





安全管理フォーラムプレコース

2006-12-12 17:13:59 | 安全
JCUE主催
海辺の指導者養成講習会
~海辺の安全管理フォーラム~
プレコース ダイビング編

プレコース最後はフィンとマスクを使ってレスキュー

ダイビングでのレスキューの良さは
水面で直ぐに人工呼吸が出来るということ
(呼吸停止直後にはかなり有効である)
問題点は
最初の吹き込みで呼吸が戻らなかった場合に
直ぐにCPRに移れないこと。

今回のプレの一つの狙いがこの問題を少しでも改善するために
多種な方法を検証する子でもあった。

デモは
私の師匠であるダイブチーム村田の村田師匠自ら実演。
相変わらず
見事な人工呼吸であった。
背中の下に入った肘の使い方を参加者は感心していた。

おそらく
BCをつけていない溺者に
水面でまとも(確実に肺胞に呼気を吹きこめられる)に人工呼吸が出来るインストラクタは少ないだろう。
形だけは出来ても・・・。



レスキューチューブを利用したレスキュー
通常は写真のようにつけるのだけど


チューブを逆につけるけど
人工呼吸をするにはこの位置関係のがよさそうだ。

カヌーで引っ張ってみたりもしてみたが
かなりの抵抗だった。
頭で考えるのも大切だが
実践は色々な発見があり楽しい。


安全管理フォーラムープレコース:カヌー

2006-12-06 18:46:46 | 安全
JCUE主催
海辺の指導者養成講習会
~海辺の安全管理フォーラム~
プレコース カヌー編


カヌーを使ったレスキューを実演した
カヌーの事故は水面での溺れなどは少ないようだが
カヌーを使ったレスキューなどを皆で考えてみた。

二人でカヌーを漕いで
(泳ぐよりは早いし体力も使わない)
1人がレスキュー1人が曳航など
色々手法を試してみた。

レスキューは以下に頭を柔軟にして
使えるものを活用するかによって
格段に効率が上がる。
ダイバーだからって
フィンとマスクだけじゃね~~~~

フォーラムの内容を見られるように
簡単にホームページを作りました

来年も開催しようと参加者で盛り上がりました。

続く






安全管理フォーラムープレコースPWCレスキュー

2006-12-05 18:49:59 | 安全
沖縄でJCUE主催
海辺の指導者養成講習会
~海辺の安全管理フォーラム~
に参加してきた。
異業種のかたがたで集まってレスキューは酸素の利用や法的対応などを考えようという趣旨のフォーラムだった。

まずはプレコースでPWCのレスキューを実演
陸上でのCPRやAEDをすばやく実施するため、PWCを利用すると水面からすばやい搬送が重要になる。
またリーフが発達した沖縄では船舶が入らない水域にもPWCならば進入が可能である。
この機動性は目を見張るものがある。
そして実演していただいたライフセイビング協会のお二人の技術と姿勢には感動!!でした。
まさしくプロである(でもライフセイビングは奉仕活動!!)
すごい!!
久しぶりにプロに会ったという感じがした。

1人がスレッドに要救助者を上から押さえて確保し
1人が操縦
操縦者の技術によって確保や搬送が楽になるそうである。



ちょっと見づらいが
二人を同時に搬送している。

今回のフォーラムの一つの目玉だったのだが
予想をはるかに超え技術と方法に感動した。

※PWC(パーソナル・ウォーター・クラフト:水上バイク)にライフスレッド(巨大なボディーボード)を装着して行うレスキューテクニックです。