安良里ヤマナカ海話

西伊豆安良里ダイビングセンター山中のブログ。安良里や黄金崎の海、生物、人、ダイビングについて思いつくままに

肺嚢胞→気胸

2008-04-30 16:28:57 | 安全
前にも肺嚢胞について書いたことがあったが

ついに
師匠(本人は弟子とは思っていないだろうが)が
水中で自然気胸を・・・・

「だいぶチーム村田」


詳細は読んでいただければわかるのだが

ものすごい
体験記であり
貴重な医学データでもある。

おそらく
水中で自然気胸を起こし
無事に浮上した事例はあまりないだろう。

<タイミング??>
肺嚢胞が破れる確率は??
 医科歯科大のチャンバー内でもほとんどないそうである。

どんなタイミングで破れるのか?それがわかれば対策の方法も多少あるのだろうが・・。

とりあえず
水中で自然気胸を起こさないようにするための一つの
保護策は肺嚢胞の存在をチェックすることかあ~~~?

喫煙者や喫煙経験者は確率が上がるらしいよ

DUKEもテレビに(^_^;)

2008-04-27 07:32:26 | 安良里のこと
今日27日
安良里の面々がテレビに出る予定


テレビ朝日 関東のみ
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4月27日(日) 15:30~17:25
テレビ朝日
Gコード(195379)

日々取り上げられるニュースの中に、私たちの暮らしに役立つ知識が見出されることがある。この番組はニュースの中から「使える」ポイントをピックアップする新型ニュースエンターテインメントプログラム。キャスターを務めるのは劇団ひとり。身近なことから最新テクノロジーまで生活に使えるニュースを紹介。食品を凍らせることなく長期保存できる冷蔵庫や、子供を守る自動販売機などを紹介する。
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海で遭難した人がどうやって助かったか
再現映像を安良里で撮影したのだ。
DUKEもインタービューを受けて
洋服を着た人が海の落ちた場合について
いろいろ訪ねられた。
超緊張した

やはりグラビア向きか
アハハハ~


地元の子供へ海を

2008-04-25 09:11:23 | 安良里のこと
昨日
松崎高校へ西伊豆のダイビング事業社数社で訪れた。
「松崎高校が学生に地元の海を見せてあげて、たとえ他所に行ったとしても、地元の海の良さを記憶にとどめておいてほしい。または地元へ戻ってくるきっかけになってくれれば・・・」という校長先生の思いに応じて集まったのだ。
事業者が学生さんたちに営利抜きで体験ダイビングをやることになったのだ。
(希望者だけだけど)
学校がその取り持ちをする。プールも解放してくれる。
う~~ん
素敵な取り組みだ
最終的にはCカードまで取れればよいのだろうが
その第一歩の会議だった。

ちなみに会議に出たのは
THE101
安良里ダイビングサービス辰巳
田子ダイビングセンター
田子フリッパー
田子シーランド
田子ダイバーズハット
仁科マルイ
松崎ダイブワークス
雲見コリンズDC
だった
もちろん安良里ダイビングセンターもね
夏のピーク時に体験ダイビング大変だぞ~~

エコツアー

2008-04-20 07:09:39 | 環境教育
ダイバーの取材で
横須賀市自然人文博物館館長の林先生と対談をしてきた

エコツーリズム推進法
インストラクターの役割が主テーマ

エコツーリズム推進法

エコーツーリズムなのか単なる観光なのか良く解らない怪しいものがあるが・・・

地域の自然環境(その他に歴史、文化)を持続可能な状態にい維持しながら紹介し、参加者に環境に対する気付きを促せることや、
参加者の貴重な余暇を楽しいものとすることが重要である。
しかし
指導者の意識が希薄であれば名前だけのエコツーリズムとなってしまう。


昔から
ダイビングのインストラクターの仕事こそエコツーリズムにぴったりだと思っていた。
でも
生物の知識が少ないからガイドができないと思っている方も多い。
確かに知識は必要だが
たくさんの知識をひけらかされても楽しくないのだ。
同じことを伝えるので、伝え方によって受け取り方が全く変わる。

<例>
Aガイドは鹿を見せるために
お客さんと山へ入り、鹿の痕跡(鹿らしき糞など)を探しながら、遠くに鹿を見たときにでも参加者は感動するものだ。
Bガイドは車で鹿のたくさん見える所へ御客さんを案内する。
どちらが感動するだろうか?
これはプロセスを楽しむ方法である。
見せることも大切だが、プロセスはもっと大切なのだ。
Aが連れて行ったお客さんはきっと鹿を見たという認識のほかに、たくさんのことを感じたと思う、。

指導者の
・知識(情報・経験)
・伝えるスキル
・コミュニケーション能力
が重要だ。

そんな
テーマで林先生とお話をしてきたが
生物の見せ方、林先生がどうしてこんなに楽しく面白い生物紹介ができるのかなどなど、尽きることのない話で楽しい対談だった。

ダイビングインストラクターって
面白仕事なのだ。
8月号のダイバーをお楽しみに


デュークってどこからやって来た

2008-04-10 21:51:57 | junk
今日発売されたダイバーのテクニックで新しいバージョンが始まった。
立ち読みしないで
(座って呼んでもだめです)
買ってから読んでくださ~~い。

昨日も
サンゴ礁セミナーの打ち上げで新橋にあるBOX
で飲んでいたら
古い知り合いから
「デューク???ってなんで」
言われた
昔の私を知っている人には
デュークの姿は違って見えるようである。

「デュークはどこから来たのだ?」

心肺蘇生法 人工呼吸は不要(2)

2008-04-09 06:53:22 | 安全
asahi.comにもこんな記載があった。

人工呼吸と心臓マッサージの精度がわからないが、
不完全な人工呼吸と組み合わせてやるより、胸骨圧迫を行っただけのほうが効果があがるのだろう。


一般普及型としては
胸骨圧迫だけのほうが断然普及しやすくなるだろう。
胸骨圧迫とAED処置が早く施されることは良いことだ。

心停止、とにかく胸押して 救急医ら調査、指針見直しへ
2008年04月05日13時43分

 心停止状態で倒れている成人を助けるには、胸を押し続けて圧迫するだけでも、人工呼吸を加えた方法と同じ蘇生効果があることが、日本の二つのグループの調査でわかった。調査を受けて米心臓協会(AHA)は、この「圧迫」を蘇生法として市民に勧める見解を発表。日本でも指針が見直される見通しだ。

 心臓発作などで倒れた場合、命を大きく左右するのは早期の心肺蘇生。蘇生法は、胸の真ん中を押す「胸骨圧迫」と人工呼吸を交互に行うのが原則で、海外でも同じ。ただ、第一発見者の多くはたまたま居合わせた人。他人に口をあわせる人工呼吸に抵抗感があるのが課題だった。

 ところが京都大の石見拓・助教や大阪府の救急医らの調査で、人工呼吸を省いても効果が変わらないことがわかった。調査対象は、98~03年に心臓病で心停止して倒れたが、近くに人がいた大阪府民の事例約4900件。倒れて1年後に、後遺症なく社会復帰できた率を調べた。

 すると、倒れて15分以内に救急隊が到着したケースでは、居合わせた人から基本蘇生法を受けた場合の「後遺症なし復帰率」は4.1%。胸骨圧迫のみは4.3%で、ほぼ同じ効果がみられた。首都圏の医師らの調査でも同様の傾向だった。

 AHAは蘇生法の国際的な指針づくりに強い影響力を持つ。子どもについては、基本の方法を勧めている。

 日本救急医療財団心肺蘇生法委員長の坂本哲也・帝京大教授は「手法の難しい人工呼吸を無理にするより、圧迫だけでもたくさんの人に取り組んでもらえれば、より多くの命を救える」と話す。(田村建二)

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変な天気

2008-04-08 23:20:46 | 気象
昨夜から夕方にかけてすごい北東の風だった。
3月20日と同じような天気である。
西伊豆は北東の風が吹けば海は穏やかなのに、なぜか西伊豆のあたりは北風だった。おかげで風波が立ち、潜水注意の厳しい状態であった。
天気図では低気圧は980ヘクトパスカル
弱くはないが、驚くほどの気圧でもないのに、台風のときより強い風だった。
おそらく
低気圧の北東に1026ヘクトパスカルの高気圧が接近して並んでいるから、気圧傾度が急なためであろが、こんなケースは珍しい。
なんか変な天気である。

こうやって変化の激しい気象状態が徐々に増えてくるのだろうか
とりあえず
二酸化炭素の削減にもう少し協力するか

心肺蘇生法 人工呼吸は不要

2008-04-07 07:27:52 | 安全
今朝のNHKニュースから
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発作を起こした人などに対して心臓マッサージを行う際、同時に人工呼吸を行わない方が社会に復帰できる確率が高いという日本からの報告が国際的なガイドラインに採用され、突然倒れた人には心臓マッサージだけを行うよう方針が改められました。

アメリカ心臓協会が作る国際的なガイドラインでは、心臓発作などで突然倒れた人に対する心肺そせいの方法について、これまで人工呼吸と心臓マッサージを交互に行うとしてきました。しかし、日本の医師たちが調べたところ、患者が1か月後に社会復帰した率は、心臓マッサージだけを行った方が、同時に人工呼吸を行った場合に比べて1.5倍高かったということです。こうした報告を受けて、アメリカ心臓協会は、心臓マッサージだけの心肺そせいが有効だとする新たなガイドラインを発表しました。ガイドラインでは、突然倒れた人を目撃した場合は、まず消防に連絡するとともに、胸の真ん中の辺りを1分間に100回の速さで強く圧迫するよう求めています。日本循環器学会は、このガイドラインに沿って、心臓マッサージのみの心肺そせい法を今後、全国に広めることにしていますが、一般の人は口を付けて行う人工呼吸に対して抵抗感が強かっただけに、救命率が上がるのではないかと期待されています。

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だそうだ
応急手当は簡素化し一般の方が手を出しやすいように指導する傾向になるので、
早急に改定がされそうである。

以前
小田原での医学セミナーでも講師の先生からも
「いずれ人工呼吸は指導しなくなるかもよ」とお聞きした記憶がある。

我々が接する可能性が高い「溺水」患者などには
早急な人工呼吸は効果が高いと思うから
今後、ガイドラインがどのように提示されるのか?