自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

八甲田山で山スキーを楽しむ

2014年04月20日 | 日記
平成26年4月13日(日)~16日(水)


宇都宮ハイキングクラブ・スキーサークル主催

参加者6名(男5、女1)

朝5時宇都宮発、酸ヶ湯温泉旅館着12時。走行距離片道約600km。


この時期恒例の楽しみな八甲田の山スキーである。

今回は、4日間天気に恵まれ山スキーを存分に堪能できて、大満足である。


きれいな写真も撮れたかな。

滑りながらの写真撮りも結構忙しくて難しいんです。


初日と最終日は、メンバーと一緒に滑る。

2,3日目は、宿泊した酸ヶ湯温泉旅館のガイドのツァーに一人で参加した。


滑り終えて混浴のヒバ千人風呂にゆっくり浸かり、湯上りの冷たいビールは最高。

そして、夕食まで仲間と一杯やりながらのスキー談義、山談義もまた大きな楽しみである。




では、写真をご覧ください。


4月13日(日)晴れ  滑り出し13:00~終了16:00 サークルメンバーと滑る。


車中から見る岩手山。今年の9月に八幡平から裏岩手山縦走予定であり、今から楽しみの一つ。


右手に姫神山、右手奥の白く雪を抱く早池峰山。


酸ヶ湯温泉旅館に到着。左手奥には、八甲田の最高峰・大岳(1585m)が聳える。


旅館入口の雪の回廊はこんな具合。さすが豪雪地帯だ。


ゴンドラの八甲田公園山頂駅に着く。田茂萢岳(1324m)の山頂である。


岩木山は霞んでいる。風が少し強い。しかし、あまり寒くはない。


山は変わらず迎えてくれる。右から大岳(1585m)、井戸岳(1550m)、赤倉岳(1548m)である。


今回のフルメンバー。初参加が2名。




まず、フォレストコースから滑る。


さあ、スタート!!


前嶽(1252m)に向かって急斜面を滑る。


雪が固く、アイスバーン気味で怖い。腰が引けてはいませんか。


林間を滑る。そしてゴンドラ乗り場に戻る。



次にダイレクトコースを滑り、今日の仕上げは中央コース。

中央コースの写真をどうぞ。


大岳方面に向かう。


道しるべとして、竿が随所に立ててある。特にガスが出たりするとこの竿が頼りである。


壮大な景色を独占。


紅一点を案じて見守る。


ここ一帯は毛無岱と呼ばれ、平らな大雪原である。スキーは滑らない、歩くという感じ。


少し傾斜が出てきて、なめらかに滑る。


大岳に見とれるメンバーたち。


初シュプール。気持ちのいいもんだ。前方の山は、南八甲田の櫛ヶ岳。


空は紺碧、雪は純白。なぜか、それだけで幸せを感じる。大自然の魅力なのだろう。


左手奥まで行くんだよ。広いなァー。


ところどころにある標識。


木がまじかになると終点は近い。


風雪に耐えて変形しているダケカンバ。自然の厳しさをひしひしと感じる。


酸ヶ湯温泉旅館を見下ろす急斜面。


滑る。柔らかめで滑りやすい。いい雪だ。





4月14日(月)晴れ、風もなく快晴。暑いくらいだ。


山頂駅。今日はガイドつきツァーに参加する。


参加者は15名。ガイドは3名。


山頂からの遠景。右が岩木山、左の白い平らな白神山地。


アップで。


今日もいい天気ィー。サザエさんの歌みたい。


赤倉岳と井戸岳との間のコルを目指す。正面が赤倉岳、左が双耳峰の井戸岳。


遠くに南八甲田の櫛ヶ岳、乗鞍岳、横岳(左から)が美しい。


何と表現したらいいのか、この空の色。


アオモリトドマツの中を行く。ここも樹氷のメッカである。


碧い空に吸い込まれそう。


登る途中から見る岩木山と白神山地。


この山を越えれば、後は、滑り降りるだけなのだが・・・


櫛ヶ岳もはっきり見える。


大岳は近づく。


絶景を見ながら休憩。陸奥湾も良く見える。北海道も見えているが残念ながら写真には写らない。


ガイドが山の名前など説明してくれる。


余裕の常連客。このツァー参加者はほとんどが常連さんのようである。


さあ、目指すコルはもうすぐだ。それにしても暑い。半袖の下着に薄い夏用の長袖しか着ていないのに。


樹氷の名残を見ながら登る。この辺は厳冬期には樹氷が素晴らしいのだろう。


突如、高田大岳(1552m)が現れる。


シールをはがして、滑る準備だ。


高田大岳は目の前だ。左手には三沢基地や太平洋も見える。(写真では霞んで見えませんが。)


最初の急斜面を滑る。


写真で見るより、傾斜は急だ。でも、ゆっくり楽しんで滑る、これが山スキーの醍醐味。



次の急斜面にかかる。


斜面を横切って、誰も滑っていない、しかもいい斜面に移動する。


まず、ガイドが滑る。


小生もある程度、下まで滑ってきて、写真を撮る。残念ながら、急斜面を滑りながら写真は撮れない。


下に降りてくると木が目立ってくる。


昼食風景。天気は崩れない。


林間を滑って、


道路に出て、迎えのバスを待つ。





午前中は、温泉ルートと箒場岱ルートの中間を滑った。10:00~13:00

午後は、銅像ルートを滑る。14:00~15:00


もう一度、ゴンドラで山頂駅に。時間は14時ごろ。岩木山が少し霞んできた。


田茂萢岳山頂の電波塔。


田茂萢岳山頂から滑る。


急斜面を全員が滑り下りるまで待つ。


前嶽方面に向かう。


前嶽への最大の難所、というか、面白い急斜面。写真以上に傾斜はきつい。

歌を詠んでみました。


やっと、前嶽が見えてくる。


前嶽山頂には登らず、巻き道して、8合目付近のこの斜面を滑る。


まず、ガイドが滑る。

シュプールはほとんどない。この斜面のどこを滑っても構いませんよ。

だれも滑っていないところを滑れるとは最高の快感。


滑り降りて下から見上げる。逆光が美しい。


林間を滑ると終点。


銅像茶屋に着く。銅像茶屋の奥に、明治時代、青森歩兵第5連隊の雪中行軍で亡くなった兵隊の銅像がある。

バスで酸ヶ湯温泉旅館に帰る。





4月15日(火)雲が多いが、晴れ。風が強く寒い。 

今日も、ガイドツァーに参加。参加者11名。ガイド3名。


ゴンドラ乗り場にある八甲田湧水。これを飲んで今日も滑るぞ。


大岳の上でふざけ合っているような雲。


今日も、昨日の午前中と同じ、赤倉岳と井戸岳のコルを目指す。


さあ、出発!!


あのコルだ。


シール装着。


あの山を登る。


1時間20分程でコルに到着。シールをはがして滑る準備だ。


櫛ヶ岳も


高田大岳も柔らかな中間色でまた味わい深い。昨日は原色だったけど。


さあ、滑れ。


取りあえずここまで、来て!! いい斜面だ。傾斜はきついよ。


上の方はカリッとするけど、下にくると滑りやすい。


次の斜面はあの左手奥までだ。長い斜面だ。


急斜面だ。雪質はいい。柔らかめで滑りやすい。だれも滑っていない斜面にシュプールを残す。いい気分。


下でガイドが見守る。


林間に下って、昼食。

バーベキュウーを用意してくれるそうだ。雪を掘ってテーブルを作る。


肉は充分あるようだ。


美味そうに焼けてきた。


写真撮っておこうっと。


小生も腹いっぱいになったから、写真でも撮ろう。


かくして、予期せぬご馳走にあり付き、レストハウス箒場岱に下りて、迎えのバスで旅館に帰る。


レストハウスの近くにあったフキノトウ。





4月16日(水)晴れ  

最終日。サークルメンバーと滑る。

今日は、銅像ルートを行きます。(14日の午後、ガイドツァーで行ったルートです。)9:30~11:00


ゴンドラを下りて田茂萢岳山頂です。今日もいい天気です。雲も歓迎してくれています。


左の前嶽を目指します。


快適に滑る。雪が少し固いかな。風も強く冷たい。


田茂萢岳山頂から滑ってきた斜面を振り返る。いい感じでしょ。


今日も、陸奥湾が良く見えてます。


前嶽への難所というか、楽しい急斜面です。上から見るとかなり傾斜きついんですよ。


紅一点。初めてにしては、気持ちよさそうに滑ってますよ。


こちらは、八甲田の常連さん。一級の腕前、さすがの滑りですね。


命知らずのケリー(昔、はやりましたっけ。)は余裕の滑り。


いつもは、前嶽山頂を巻いていましたが、今回、ケリーと小生は、山頂に登り、山頂から滑ります。

3人は、巻き道して、下で見物です。


かなり登ってきました。雪は比較的柔らかいです。


山頂です。他人同士の二人ともすぐ打ち解けます。情報交換です。


山頂から、ゴンドラ山頂駅をバックにパチリ。


こちらは、大岳をバックにパチリ。


山頂から豪快に滑る。


滑りを見上げる巻き組の三人。


”やあ、ご苦労さん。うまく滑ったね。”いい雪だったよ。” 影絵もきれい。


次の大斜面を滑る。


上部は、かなりの急斜面です。この写真は分かりやすいと思います。


林間を滑って


ゴールです。今回、リーダーは脚を痛めて運転手に徹してくれました。感謝です。

従って、この五人がフルメンバーです。

無事、4日間滑れてみんな大満足です。




帰り道、温泉旅館近くの雪解けした道路脇の斜面にたくさんのフキノトウが芽を出していました。

この辺では、みられないふわっとした柔らかなフキノトウは天ぷらにすると、口の中でもフワっと

とろけてしまい、苦みのないやさしい香がして、酒の肴にピッタリです。

フキ味噌も同じでやさしい香りです。



長いブログにお付き合いいただきまして、有難うございます。




今回は、これでおしまい。





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