金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

とてもつもない日本

2007年11月29日 00時55分35秒 | Weblog
 金持ちは日本の底力に注目する。

 麻生太郎氏の『とてつもない日本』という本を読んだ。麻生太郎氏といえばマンガ好きで有名で、秋葉原のオタク層からも支持される日本を代表する政治家の一人である。

 マスコミや知識人の話を聞くと、日本の未来は真っ暗だと思ってしまう。高齢化社会、格差問題、疲弊する地方、ニート・・・挙げればきりがない。日本は世界からも見下され、バカにされている国だと思っている人も少なくはないはず。そんな悲観的な論調に真正面から反論し、日本の未来に夢と希望を持とうと語りかけたのがこの『とてつもない日本』である。

 アメリカの有名な週刊誌『TIME』アジア版で、2003年8月に日本特集があったという。記事には「アメリカ人は日本がハードの国だと思っているけど、その考えは捨てなくてはならない。日本の最大のパワーはソフトだ」と書いていたという。記事にはこうも書いていたという。「ポケモンやドラえもんが、アジアの子供たちの心をつかんで離さない。ポケモンは言葉を話さないが、それでもなぜだか心が通じ合う。これは、会話なしでもコミュニケーションがとれる日本文化の特徴だ。言葉をもってすべて納得していくというアングロサクソン的手法でなく、話をしないでお互いが分かり合ってしまうのだからすごい。」

 アルバイトでやっている家庭教師先の家族に小学3年生と4年生の姉妹がいる。勉強を教える前に彼女たちと少し遊ぶのが日課になっているが、大概はポケモンごっこである。先日はポケモンのカードゲームをした。人は私を大人気ないと評価するのかもしれないが、社会の厳しさを教えるのも大切であると思い、全力で戦ってきた。



<戦闘シーン1>
Mちゃん「やったー、私のカードのほうが強い。」

私「必ずしもそうは言えない。いいか、真の強さとはカードに書かれた数字で測れるものではない。ポケモンがどれだけ頑張ったのかも見てあげなければならない。俺のポケモンはこの戦闘に全力をだた。だから見方によっては俺の勝ちだ!!!」

Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、このお兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」



<戦闘シーン2>
Mちゃん「・・・やったー、これで進化系になるんで~。ちなみにこの進化系はとっても強いんで~。お兄ちゃんのポケモンよりもな・・・ふふ。」

私「でも、そのポケモンは心の底では進化を望んでいないな。俺には聞こえる。そのポケモンの心の叫びが。進化なんかしないで、そのまま戦ったどうかな。・・・・・そのポケモンのためにも・・・・・。」

Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、お兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」

 思い返せば、私はポケモンを戦闘道具としてみなたことはない。ポケモンにも感情があり、一人のパートナーとして彼らと接してきた。だからこそ、彼らの声に耳を傾けるし、むやみやたらに進化させることも望まない。一人ひとり進化するスピードは違っていい。私の発言は、2人の姉妹に日本の美しき伝統文化を伝え、崇高なる日本精神を伝えているのである。

 ただ、「とてつもないお兄ちゃん」と尊敬のまなざしで見られることを望んでいるが、今のところ「とんでもないお兄ちゃん」と思われているような気がしてならない。

教養のすすめ

2007年11月27日 13時09分21秒 | Weblog
 金持ちは教養に注目する。

 岡崎久彦氏の『教養のすすめ』という本を読んだ。岡崎氏といえば、安部晋三元総理大臣のブレーンであったことでも有名である。岡崎氏は明治時代の日本には、歴史を変えた本物の教養があったという。代表格に福沢諭吉、西郷隆盛、勝海舟、陸奥宗光、安岡正篤をあげている。彼はこの本で一貫して教養を身につけることの大切さを現代の日本人に伝えようとしている。

 彼の主張が最も表れている箇所を以下に抜粋しよう。
「私がこの本を書いているうちに気がついた、千古不易というと大げさに聞こえますが、本当に簡単な真理を申し上げます。それは、こういう、われわれが逆立ちをしても及ばないと思う人々は、それぞれの人生のなかで、一度だけでなく、何度か、2、3年あるいはもっと長い期間にわたって死に物狂いの、安岡正篤の表現では捨て身の勉強や修行をしているということです。考えてみれば、それは伝統文治社会であろうとなかろうと、どんな社会であっても、成功しようと思えば、最も単純明快な処方箋でしょう。教育制度、社会制度、だのと、何やかやいっても、結局は個人の努力次第という単純な話なのでしょう。」

 新井白石は青年の頃、勉学をしながら眠くなったら井戸の水をかぶって眠気を払ったそうである。彼ほど真剣に学問に向き合う若者が、この平成の世の中にいるのだろうか。私ははたして、どれほど学び、どれほどの教養を身につけたのだろうか。胸を張って「一生懸命、勉強している」とはいえない。私は福沢諭吉などのような日本を想い、日本を動かし、ひいては世界を動かす大物になる人物である。ならば、彼ら以上に教養を見につけなれば話にならない。私が金持ち街道を歩くにあたって、この本は大切なことを改めて気づかせてくれた。

日米関係

2007年11月25日 12時26分16秒 | Weblog
 金持ちは日米関係に注目する。

 竹村健一氏の「これ1冊で日本と世界の大変化がわかる!」という本を読んだ。あらゆるテーマについて語られているが、とりわけ日米関係は非常におもしろかったので紹介しよう。

 アメリカの民主党下院議員であるマイケル・ホンダがある決議案を提出した。それは「第二次世界大戦時、旧日本軍が従軍慰安婦として知られる若い女性たちを強制的に性の奴隷としたと断罪し、日本政府に事実の認知と謝罪、総理の公式な謝罪声明、若い世代への教育などを要求する決議案」である。なんとそれが今年の7月に採択されてしまった。一応、この決議案には何の拘束力もないので日本の政治家は無視するべき対象としているようだ。アメリカではこのような決議案が年間1000本前後採択されるらしく、マスコミもあまり取り上げてくれないものも多いという。この従軍慰安婦に関する決議案もその一つに過ぎないのだ。私も大した問題ではないと思っていた。

 竹村氏はこの決議案は問題ないとしながらも、日本にとって不名誉なこの決議案に真っ向から反対してくれる議員がアメリカにいないことを問題視している。いわゆる親日派、知日派の議員がいないことによって、日本に不利益を被ることが今後出てくるのではないかというのである。

 知日派として知られるコリン・パウエルやリチャード・アーミテージもブッシュ政権からはずされたし、日本をかばってくれる政治家がアメリカにいなくなっているのは無視できない。

 一方、中国は親中国派を形成するために必死であるという。たとえば「2006年、中国に正式に招待され中国を訪れたアメリカ上院議員は40名。下院議員を含めると150名にものぼる。それに対して、日本を訪れた上院議員はたったの2名、下院議員を含めて10名でしかない」とうい現状だ。

 「政治家の接待はやってはいけない」とは言わない。アメリカの知日派を作るためには高級なワインを税金で買ってもいいと思う。ディズニーランドを貸切にしたって文句は言わない。私の家にきたら、ちゃんと手料理だって作ってあげる。帰り際には300円程度の小遣いをいあげてもよい。とりあえず、ブッシュ君がいつ来てもいいように、さっそく部屋の掃除でもしよう。

何のために働くのか

2007年11月23日 23時07分56秒 | Weblog
 金持ちは「何のために働くのか」考えてみる必要がある。

 大人になれば、みな働く。彼らは与えられれたノルマをこなすことで精一杯なり、働く意味を考える暇なんてないのかもしれない。朝から水の替わりに酒を飲んで大学へ行くほど暇なこの時に「何のために働くのか」と、一度考えておきたい。そこで北尾吉孝氏の「何のために働くのか」を読んでみた。

 北尾氏の主張を要約すると、「働く」ことに求めてきたのは「生きがい」であるという。また、世のため人のために貢献するところに生きがいが生まれるのだと述べていた。

 私も同感である。私のような大物はお金を生きがいにしたところで物足りないのである。誰かのためになりたい、誰かの支えになりたいという、社会全体の発展を望むところに生きがいを感じるのである。

 世界の松下幸之助もまた同じような想いであったことだろう。彼は松下電器産業の使命について、生活内容を改善拡充することにあると述べたという。「金儲け」などの言葉は一切ない。

 この本の中で印象に残った箇所を以下に抜粋し、締めとさせていただく。

 かつて働きに出ることを「奉公に出る」と言いました。これは「公に奉ずる」「公に仕える」という意味です。・・・中略・・・・仕事とは公のためにするものである。

市役所職員

2007年11月21日 15時32分06秒 | Weblog
 金持ちは市役所職員に注目する。

 私は役人を、枠を超えて仕事ができない人々だとずいぶんバカにしてきた。彼らを「遅れず、休まず、働かず」の3ず主義であるとこのブログに記したこともある。しかし、本当にそうだろうか。彼らは枠を超えて仕事をすることもあるのではないか。調べもせずに彼らをバカにするのは失礼であると思い、一昨日、2人の市役所職員が出席していた飲み会に顔を出してきた。

 酒が入ると人は本音が出るものである。飲み会が始まり2時間が経った頃、一人の職員が重いようで軽い口を開いた。「まぁ~、市役所でも不倫とかたくさんあるよ。1人や2人じゃなくて。若い人と年寄りの不倫とかもあるみたいだし。」

 やるじゃないか市役所職員!!!仕事の枠は超えなくとも、不倫はだめであるという日本人の価値観という枠を大きく超えて活動しているではないか。彼らは私が想像しているはるか高次元の枠を超えていたのである。「超えてはいけない枠もある」なんてわがままはいわない。ただ、その枠を超える勇気と才能を仕事にも発揮して欲しいと願うばかりである。

 今、就職活動で自分の進路に悩むこともある。金融、証券、製造業などいろんな業界に興味があるが、不倫がしたくなったら公務員試験でも受けようと思う。

悪事の共有

2007年11月18日 21時50分14秒 | Weblog
 レストランでアルバイトを始めて、数百回のつまみ食いをしてきた。とはいえ、つまみ食いをするには決死の覚悟と、洗練されたテクニックが必要である。つまみ食いと一言にいっても、4つの段階がある。

①お客さんが手をつけていない料理を探し出す。
②お客さんが帰ると、誰にも気づかれることなくその料理を裏の部屋に運び出す。
③タイミングを見計らって、料理を食べに行く。
④食べ終わった皿を、誰にも見られることなく、洗い場へと運ぶ。

 R君はこの4段階をだれよりも自然にこなす天才であった。なんとつまみ食いをするために、「18番テーブル」という暗号も作り出していた。裏の部屋に料理を隠せるようなところがあるが、我々はそこを18番テーブルと呼んでいた。レストランは17番テーブルまでしかないのを踏まえてのことだ。

 バイト中にお客さんの前で「18番テーブルの片付けお願いします」といっても何の違和感もない。私は裏に料理が運び出されたのだと認識でき「かしこまりました」とか言いながら、裏へつまみ食いをしに行くのである。今思うと、何か食べたいというよりも「悪事の共有」がしたかったのかもしれない。

 そういえば、私が小学3年生の時に「悪事の共有」に失敗したことがある。
友人と休み時間に学校を出て、秘密基地を作っていたのである。当時、休み時間に学校の外に出るということは、偽造パスポートで国外逃亡するのに匹敵するほどの大罪であった。そんな「悪事の共有」を楽しんでいた。

 そんなある日、宿題で「最近たのしいと思うこと」を日記で書いてきなさいといわれた。H君は何を勘違いしたのか「最近は、休み時間に飼育小屋の裏の壁を越えて、秘密基地を作りに行っています。とても楽しいです。」と書いて提出。日記には首謀者が私であることも明記されていたため翌日こっぴどくしかられた。

 先生と「悪事の共有」をしたところでおもしろくもなんともない。時が経てば、それもいい思い出となった。そしてあの思いでは一つの教訓を私に残した。悪事の共有は人を選らばなければならないということを。

イスラム金融

2007年11月16日 17時26分45秒 | Weblog
 金持ちはイスラム金融に注目する。

 1973年にオイルショックが起こった。私がまだ天国の神に抱かれていた時に、湾岸諸国は原油価格高騰によって得た資金でイスラム教に即した金融機関を組織し始めた。

 2001年に同時多発テロが起こった。私がまだ両親の愛情に抱かれていた時に、イスラム教徒の資産はイスラム金融機関へと流れ始めた。アメリカ政府がいちゃもんつけてイスラム教徒の資産を凍結する際に備えてのことだ。

 2007年に原油価格の高騰が起こった。私が温泉で見知らぬおじさんに抱かれそうになった時に、原油価格の高騰によって得た莫大なオイルマネーを呼び込もうとするしたたかな国があった。・・・・・マレーシアである。

 マレーシアはイスラム教徒が60%以上おり、1997年のアジア通貨危機の際に欧米系のヘッジファンドに投機的な資金の引き上げによって経済が混乱した過去を持つ。そのため当時のマハティール首相も欧米依存からの脱却を模索していた。そこで出てきたのがイスラム金融である。今のアブドゥラ首相は世界のイスラム諸国に流れたオイルマネーを呼び込もうと必死なようだ。努力が実り始めたのか、マレーシア中央銀行のラジフ副総裁が「湾岸諸国からインド、マレーシアへと新たなシルクロードという投資の流れができている」と述べていた。

 イスラム金融が力をつけ、欧米系の金融機関と戦う様子はサミュエル・ハンチントンの『文明の衝突』ではないかと考えてしまう。イスラーム圏がキリスト教圏と対立してゆくことを述べた『文明の衝突』が当たっているとするならば、金融をはじめあらゆる業界が欧米と衝突できるレベルまで発展してゆくのだろう。そう考えると、イスラム諸国は必ずや儲かる国として今後注目されてくる。中国株やベトナム株はもはや時代遅れである。今後はイスラム諸国の株が注目されてゆくことだろう。

 実の姉から「お前は小さい頃から空気が読めなかった」といわれる私であるが、どうやら未来を読むことはできるようだ。そう考えると、私が金持ちになるのを、神様までもが応援しているような気がする。きっとキリスト教圏の人だって、イスラム教圏の人だって、アジア諸国の人だって応援しているような気がする。きっとミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな生きているような気がする。

BRICs

2007年11月10日 14時41分14秒 | Weblog
 金持ちはBRICsに注目する。

 アメリカの証券会社ゴールドマン・サックスによると、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4カ国は、今後の世界経済において重要な位置を占めてくると述べている。頭文字をとってBRICs(ブリックス)と呼ばれており、非常に注目されている。

 このBRICsをすこし違った視点から見ている人がいる。日本経済新聞論説員土谷氏である。彼によるとBRICsとは「帝国時代への回帰」であるという。ブラジルは例外だが、確かにかつてロシアはロシア帝国、インドはムガール帝国、中国は清帝国であった。

 そう考えると非常におもしろい。一般的には発展途上国であった国が先進国の仲間入りを果たすというストーリーでBRICsをみている。しかし見方を変えれば、先進国が一時的衰退し、また元に戻るという見方もできる。ここ数百年、眠りについた帝国が、今まさに眠りから目覚めようとしているのだ。BRICsが今後の経済大国になるということは、長い歴史の流れにおいて、ごく自然なことであったのかもしれない。「歴史は繰り返す」という言葉が頭をよぎる。

 話は変わるが、私の部屋が汚いとしばしば友人から罵倒される。しかしそれは的はずれである。何度掃除しても、また汚くなるのは、長い歴史の中において、ごく自然なことなのである。歴史が繰り返されるのは世の真理であり、金持ちであろうとその真理を曲げることはできない。私の部屋を罵倒するのはBRICsを罵倒するのと同じである。ひいては、悠久の歴史を育んできた地球上すべての先祖を罵倒することに他ならない。

 BRICsの台頭は、世界経済に恩恵をもたらすだけでなく、私の汚い部屋の言い訳としても活躍することであろう。

インターンシップⅡ

2007年11月06日 22時52分56秒 | Weblog
~単純作業にどれだけ魂を込められるか~

 この夏、ホームページ作成会社へインターンシップに行ってきた。

 初日は難なく終わり、本格的な仕事は2日目から始まった。仕事の内容はYAHOO!カテゴリーの中の「法」関連で登録されているサイトに行き、サイト管理者のメールアドレスが記載されているか確認。されていればサイト名とメールアドレスをエクセルにコピペという作業であった。最初は楽しかったが、8時間も同じ作業だと苦痛に変わるものだ。それでも我慢ができる私は耐え抜いた。

 翌日、張り切って出勤し社長に尋ねた。「今日の仕事はなんでしょうか?」社長は応えた。「昨日の続きをお願いね。あっ、言ってなかったかな。YAHOO!カテゴリーに法関連で登録されているサイトをすべてチェックしてね!多分時間はかなりかかると思うけど。」そりゃー、かかるだろう。なんたって、法関連で登録されているサイトは1万弱あるのだ。それをすべてチェックするのは無謀としか思えない。結局その日も9時から18時まで同じ作業をこなし、会社を後にした。

 電車を待ちながらいろんなことを考えた。「俺はこんな単純作業をしに東京に来たわけじゃない。こんなことをやってて、俺は成長できるのか。時間の無駄なんじゃないのか。・・・・・もう辞めよう・・・・・こんな会社。」

 そして逃げることを決意した。少しでも東京から離れたくて、山手線に乗り、逃亡を試みた。乗り換え地点の渋谷もそのままスルーした。遠くを目指して、当てもなくただ進み行く電車にわが身を任せた。そして同じところをグルグルと回っていることに気づかず、1時間が過ぎた。そして2回目の渋谷に到着。結局そこで降りて帰宅した。

 きっと私は逃げられない運命にあるのだと自分に言い聞かせた。どうせなら精一杯頑張ろうと気持ちを切り替え、翌日から私は「単純作業にどれだけ魂を込められるか」を目標に、人が変わったように働いた。18時が過ぎても帰らず、自ら残業を頼み込んだ。作業を始めて5日目で1万弱、すべてのサイトのチェックを終えた。

 その次の仕事は「歯科」関連のサイトをすべてチェックするということであった。単純作業に命をかけて頑張ると決めた私だから、喜んで引き受けた。

 そんなある日おもしろいことに気づいたのである。大概のホームページではページの一番下のほうに、そのホームページ作成企業の名前が載っている。一日数千のサイトを見ていると大手2社があることが分かった。その2社の名前をメモして家に持ち帰った。家でその2社のサイトを熟読し、ホームページ作成業界のトレンドを見つけ出した。頼まれてもないのに、そこからインターンシップ先の成長戦略を考え、社長に提案した。

 その日から、私の仕事は変わった。サイトのコンテンツを決めたり、文章を考えたりおもしろい仕事をやらせてもらうようになったのである。それまでの努力を認めてもらえたのだと思う。

 単純作業の中でも楽しみを見出し、魂を込めて頑張ることの大切さを学べた。これはインターンシップで一番の収穫であったし、金持ちになる過程においても必要不可欠なことである。

インターンシップⅠ

2007年11月03日 01時19分25秒 | Weblog
 夏休みを使ってインターンシップに行ってきたが、私はそこで何を学び、どれほど成長したのだろうか。


~夢は公言せよ!!!~

 5月の中旬くらいに、とある医者からメールが来た。この医者は私の従姉妹の旦那である。彼の弟がベンチャー企業を立ち上げインターンシップ生を受け入れているが、君もやらないかということであった。また、将来君が会社を立ち上げる時にも参考になるんじゃないかなとも書かれていた。私は昔から社長になると周囲に言いふらしていたので、覚えていてくれたみたいだ。

 夢を公言することにより、そのエネルギーがあらゆる情報をもたらしてくれる。かつて、口癖のように「社長になる」とか「金持ちになる」と公言していたので、その成果が今になって現れてきたのだろう。1通のメールは私に大切なことを教えてくれた。