金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

企業戦士

2007年08月28日 21時15分30秒 | Weblog
 金持ちは企業戦士に注目する。

 生まれて21年経つが、機動戦士ガンダムに助けられたことはない。私に豊かな生活をもたらしてくれるのは、父を含めた名も無き企業戦士が必死に戦ってきたおかげである。

 東京に来て、通勤ラッシュの電車が如何に激しいものであるか痛感するばかりである。それはそれはひどいものだ。人々は自分までは電車に乗れると思い込み、強引に乗り込もうとする。サラリーマンの目に覇気はなく、ただただ眠たそうな雰囲気を漂わせている。彼らを見ていると「企業戦士」というより「企業戦死」である。

 それでも会社に着くと激務をこなし、家族のため、愛する人のために必死に戦い続けているのである。日本経済の中心地で、この日本をど真ん中で支えているのが、電車でみかける企業戦死・・・・・あっ、間違った・・・・・企業戦士である。

 電車に乗るたびに、心の中でつぶやいてしまう。
「ありがとうございます」ってね。

社長

2007年08月26日 17時09分37秒 | Weblog
 金持ちは社長に注目する。

 先日、とび職人の友人と飲みに行った。彼は高校入試の2週間前に「3-8ってなんか?」と真面目に聞いてくるバカであったが、飲んでいる最中に社長論について語り始めた。

 彼の社長はものすごくいい人で、かわいがってもらっているという。ただ、しばしば二日酔いで仕事を休むことがあるという。そこから彼の社長論が始まった。

 「今日だって午後から出勤してきたしさ。聞いたら二日酔いとか言ってるんだよね。俺は社長に言いたい。確かにあんたはトップだよと。ピラミッドの頂上だよと。でもその下に俺達がいるんだよってね。俺達が支えているから、今のあんたがいるんだって事をね。そんな思いで社長をやって欲しいんだよね!」

 確かにそうである。社長がピラミッドの頂上に君臨できるのは、支えてくれる人がいなければありえない。その支えてくれる人たちへの感謝の気持ちが無ければ、そのピラミッドはいずれ崩壊するであろう。

 学歴も学歴もない彼だが、社会で本当に大切なことを知っている気がした。そんな彼と話すと、あまりに得るものが多い。一生付き合ってゆく仲間でありたいと心から思えた。

沖縄の明るい未来

2007年08月26日 13時38分24秒 | Weblog
 金持ちは沖縄がどうすれば明るい未来が訪れるのか考えてみる必要がある。

 昨日、とび職人である友人と飲みに行った。とび職とはいったい何をやるのか質問しまくったが彼は丁寧に説明してくれ非常に勉強になった。工事現場にはさまざまな職業の人が集まる。そこで一番力を持っているのがとび職であり、その力を乱用するため、一番嫌われているのもとび職であるらしい。現場ではとび職人への賄賂なども普通にあるというから驚きである。

 現在彼は、一生懸命働いて周囲の信頼も得ているということであった。「やっぱ本土の人たちには負けてられんやっし」という言葉がやけに心に残った。今の沖縄にはこんな人が必要だよな思ったものだ。

 いまだに、沖縄は悲惨な過去ばかりを訴えている。そんなものは実際につらい体験してきた年寄りに任せればよい。我々若者は、悲惨な過去ではなく、うちなーんちゅが必死に頑張っている今を伝えなくてはならない。
 
 果たして何人のうちなーんちゅが彼のような熱い思いを抱いているのだろうか。そんな思いをうちなーんちゅが持ったとき、沖縄には明るい未来が訪れると私は思う。

夢中力

2007年08月23日 18時56分58秒 | Weblog
 金持ちは夢中力に注目する。

 先日「成功への熱い思いを君に」という本を読んだ。11人の起業家が早稲田大学で語った話が記載されている。

 個性豊かな彼らに共通しているのは、目の前にある仕事に誠心誠意取り組んできたという事だろう。一から会社を大きくしてきた人も、仕事を頻繁に変えてきた人も、作った会社がことごとくつぶれた人も、その時その時を夢中になって生きてきたのである。私はそれを夢中力と名づけることにする。

 私も鉄鋼王と呼ばれたアンドリュー・カーネギーの自伝を高校生の時に読んで以来、目の前にあることに夢中になって取り組んでこようと意識して生きてきた。さすが私である。金持ちの要素の塊みたいなものだな。意識し始めて4年が経つが、すでに効果は現れてきている。

 最初はボランティアであった。興味は無かったがお願いされたので一生懸命頑張った。当然自給は0円である。

 その後ホテルのレストランでアルバイトを始めた。自分でサービスの本を買ってきてはアルバイト中に実践をした。そのうち副料理長とも仲良くなり、食材の名前や作り方、原産地などを教えてもらいすべてメモを取った。今では、店長も私に食材の名前を聞きにくることもある。時給は700円である。

 派遣会社を通じて違うホテルにアルバイトに行ったことがある。時給は750円であった。一回きりの予定ではあったが真面目に働いた。その姿をみた社長が、自給を上げるからうちの派遣会社に来てくれと誘いを受けた。今のホテルをやめたくなかったので、暇な時にだけ手伝いに行くことにしている。1度しか働いていないのにもかかわらず、時給は800円に上がった。

 このように私は何事にも夢中になって取り組んできた。そんな私の姿を見ていたとある知人から家庭教師を頼まれた。「あなたには信頼してうちの子供を見てもらえる」といわれ、引き受けた。今では90分5000円をもらっている。

 着々と金持ち街道を歩いている。これからも目の前に迫る困難に、真正面から立ち向かい、どんな泥臭い仕事にも夢中になって取り組む自分でいよう!!!!なぜなら、それが歴史に名を残した金持ちたちの歩いてきた道であるから。

ITの将来性

2007年08月18日 08時47分01秒 | Weblog
 金持ちはITの将来性に注目する。

 先日「ウェブを進化させる人たち」という本を読んだ。ウェブ上での最先端のビジネスが容易に理解でき、非常に読みやすかった。今日はITの将来性について考えてみたい。

 以前、友人とジョイフルでITの将来性について語ったことがある。頭もドリンクバーをフル活用しながら(笑)

友人2人の意見は真っ向から対立した。一人はITには無限の可能性があると信じていた。彼は「ウェブの世界では現実世界ではできないことが容易に可能となる。ITの将来は明るい」とあらゆる具体例を挙げ我々を納得させようと必死であった。

 もう一人の友人はまったく違った意見であった。彼は「所詮ウェブの世界であって、所詮機会である。確かに便利な面も多いが、人間には勝てない。いずれITはなくなると思う」という極論とも思えることを述べていた。

 この本を読んで思ったのは二人とも正しかったのだということである。この本に登場する15人は、当然ITに明るい未来を見出しているからITの世界で働いているわけである。だからといって手放しで賞賛しているかと思えばそうでもない。ホットリンクの内山氏は
「検索エンジンってなんて頭が悪いんだろうって思ったんですよね」と述べている。ウェブを進化させる人たちとはITが所詮人間には遠く及ばないことを知りつつ、その無力さに嘆くのではなく、より力をつけようと、つまりは人間に近づけようとしてきた人たちではないだろうか。

 チームラボの猪子氏も今後は主観的な世界が主流になってくると述べている。そんなことを考えると、結局ITの世界もどれだけ人を知っているかが勝負であり、そういう点において既存のあらゆるビジネスとなんら変わらないなと思ったものだ。

女性がいかに社会で生きていくか

2007年08月14日 08時53分38秒 | Weblog
 金持ちは「女性がいかに社会で生きていくか」考えてみる必要がある。今後はますます女性の社会進出が進むと思われる今日において「女性はいらない」ではやっていけない。彼女らの才能を活用する人が金持ちになれるのだ。

 先日、50代の女性市役所職員と飲みに行った。気さくな人なので気を使うこともなく楽しい時間を過ごすことができた。

 話は多岐に渡った。その中でも一番印象に残っているのは「女性がいかに社会で生きていくか」ということである。やはり女性であるという理由だけでなめられたりすることもあったという。

 彼女は現在ある程度高い地位におり、部下もいる。その部下に対してどうリーダーシップを取っているのか尋ねてみた。答えは「自ら一生懸命働く」ということであった。働いている姿を見てもらうことによって、部下の信頼を勝ち取り、女性であるからと軽蔑されることなくやっていけるという。最後に「男性の場合はまた違うやり方があると思うけど」と述べていた。

 私は男性もまったく同じであると思う。男女の違いや、国や文化の違いに関わらず、人は一生懸命頑張っている人を応援したくなるものだ。確かに仕事の内容は上司と部下では変わってくるだろう。だが、部下はしっかり上司の仕事ぶりを判断しているのだ。

 経営者になったら部下の何倍も働く覚悟がなくてはならない。楽して儲けようなど、小手先のテクニックなど長続きするわけがない。結局は地道に努力するという王道こそが金持ちの歩く道である。

知識の応用力

2007年08月07日 00時03分36秒 | Weblog
 金持ちは「知識の応用力」に注目する。

 先日おもしろい文章を読んだ。送り主はオタクになりたがっているが、なりきれない私の友人である。

 ある日突然「二次元萌えとプラトンの唱えたイデア論はとても似ていると思った。」と言い出したのである。バカな彼だから、プラトンとプランクトンを勘違いしているのではないかと不安になり、その理由を尋ねてみた。その答えがあまりにもおもしろかったので以下に全文を掲載しようと思う。




~萌えとイデア論~

かつてプラトンは、自分たちが生きている現実は真の世界ではなく、理想の世界「イデア界」の影に過ぎない。よって、(真理=イデア)は現実界には存在しないと説いた。
今思うと映画「マトリックス」は、この辺りが思想背景としてあるのかもしれんね
・・・まぁ置いといて、オタは理想の人間像(※主に女性像)を現実ではなく、二次元において求める訳だ。つまり、二次元のキャラクターに萌える(≒恋焦がれる)という行為は、かつて真理を求めてイデア界に憧れを抱いたプラトンの姿と重なりはしないだろうかっ!?

ちなみにイデアに憧れる気持ちを「エロース」というらしい 、これ豆知識な (*´-`)b
この事からも、何故オタがエロゲをプレイするのかが説明できるのではないだろうか?(σ・∀・)σニヤニヤ




 以上が彼の書いた文章である。彼の内に秘めた能力の高さが垣間見える。私が感心したのは彼の知識ではなく、知識の応用力である。プラトンのイデア論を「萌え」に当てはめて考えることなど普通はしない。バカすぎる彼にはその普通が当てはまらないのだろう。

 今後、教授から「課題レポートの提出期限を過ぎたから点数をマイナスするよ」と言われたらこう答えようと思う。

 「先生、ちょっと待ってください。提出が遅れたのにはちゃんとした理由があるんです。確かに期限をしっかり守るのは理想でありますが、それはプラントンの言うところのイデアに過ぎません。この世界にイデアを求めることはできても存在はしない。せめてエロースだけは持ち続けたいと思い、多種多様なエロゲを途中であきらめることなく全力で頑張りました。だから提出期限が過ぎてしまったのです。」

 おそらく教授は十中八九納得してくれるだろう。中には感動して、ボーナス点をくれる教授もいるかもしれない。よーし、この手は使える。早速プレステとソフトを買いいこうっと。

ジョイフル

2007年08月03日 05時59分51秒 | Weblog
 金持ちはジョイフルに注目する。

 先日、テレビを見ていると興味深いCMを発見した。それはファミリーレストランであるジョイフルがプリキュアヒーローショーをやるという内容であった。もちろん主人公の可愛い顔に興味をもったわけでも、短いスカートに興奮したわけでもない。なぜファミリーレストランであるジョイフルがプリキュアのヒーローショーをやる必要があるのかということに興味を持ったのである。

 ジョイフルは現在ネクストジェネレーション戦略をとっている。次なる世代、つまり子供たちをターゲットに戦略を立てているのだ。4ヶ月前に企業訪問した際にはお子様ランチの充実化を検討しているということであった。さっきホームページで調べてみると、お子様ランチの内容が変わっておりおいしそうになっている。今放送されているCMは、お子様ランチの充実化を達成し、次なる一手に出てきたのだろう。プリキュアを用いることによって、子供たちにとって魅力あるファミリーレストランにしようとしたのだ。

 「プリキュアヒーローショーのお問い合わせはお近くの店舗で」とあったが、必ず情報を聞く際に子供と一緒にジョイフルで食事をしてくれるだろうという計算していたに違いない。子供たちに、大好きなプリキュアにあわせてあげたいという建前の裏側に、ジョイフルのしたたかな戦略が見て取れる。

 一見無関係のジョイフルとプリキュア。その裏では、子供たちを呼び込みたいジョイフルが、子供たちに大人気のプリキュアの力を借りたかったという思惑が見て取れる。

 一見無関係の二つの点を、いかに結び付けられるか。いかに裏側のストーリーをよみとるか。金持ちになるにはそんな能力も必要であろう。