金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

良い奥さんの選びかた

2006年01月25日 01時47分07秒 | Weblog
 先日おばさんが「良い奥さんの選び方」を教えてくれた。

 その内容とはこうだ。「私の知り合いに金持ちの家族がいるんだけどね、その奥さんは絶対に夫をけなさないんだって。いつも優しい言葉を掛けてあげるようにしているから夫婦の仲はいいし、夫も仕事が順調でさ、高級車5台持ってるし、豪邸持ってるしさ。やっぱり良い奥さんは男を成功させると思うよ。あなたもこんな奥さんを選びなさいよ。」

 最近は近くの短期大学に良く行く。そこの図書館で企業研究に必要な本を読んでいるわけだが、偶然にも中学時代の女友達とであった。当時は仲良しだったので声を掛けるとすぐにきづいてくれた。しかし、彼女が最初に返した言葉は「その標準語のなまりが気持ち悪いんだけど。」私も負けずに言い返した。「おいおい、マイノリティーの琉球民族が調子乗ってんじゃねー」・・・・・・・・・・思えば、私も琉球民族の一員であることに気がついたのはその直後であった。

 「俺は30までには金持ちになるよ」と言うと、以外にも彼女は「頑張ってね。」と優しい言葉を掛けてくれた。私も保育園の先生になりたがっている彼女にできる限りの賛辞を送った。「これから、子供がどんどん少なくなってくるみたいでしょ。そうなれば保育園もいらなくなるから保育士の職業もどんどんなくなってくると思うだよね。だから立派なニートになったらどうだい?」

 彼女の怒りが収まったとき、私の奥さん候補リストから彼女の名前を削除したのは自然な成り行きであった。どうやら、私の奥さん選びはまだまだ旅の途中であるようだ。

スターバックス

2006年01月20日 23時56分19秒 | Weblog

大鉄氏「おい、スターバックスって何売ってる会社か分かるか?」
亜衣氏「コーヒーでしょ!簡単過ぎるよ質問。」
大鉄氏「コーヒー?おまえはまだまだだな。おまえバカだから俺が教えてやるよ。」
亜衣氏「はぁー?」
大鉄氏「ちょっと長くなるが聞いてくれよ。スターバックスのコーヒー一杯の価格は260円。ドトールコーヒーの価格なんて180円だよ。ドトールより80円も高いのになぜ顧客は受け入れていると思う?答えは簡単!サービスがいいからさ。おまえも勉強しろよ。」
亜衣氏「それだったら聞いたことあるわよ。そもそもスターバックスの経営コンセプトには、サードプレイスというキーワードがあるでしょ。たしか社会学者のレイ・オルデンバーグによればサードプレイスとは、地元にあって顔なじみの人に会える場所。家と職場に次ぐ第三の拠点という位の意味なんだけどね。スターバックスに行けばくつろぎの時間を得られる、と思って皆が行くってことよ。スターバックスの顧客満足の本質は、このサードプレイスを商品化し、そこで過ごすという経験を提供したことにあるんだってね。だからスターバックスには接客マニュアルがない。マニュアル主義ではサードプレイスの提供ができないからね。その代わりにアルバイトを含めて全ての従業員が80時間の研修を受ける。まぁーこれくらいは常識よね!」
大鉄氏「・・・・・・・・・も、も、もちろん。」

大創産業

2006年01月17日 16時44分55秒 | Weblog
 「文房具ならまだしも、洋服まではないだろー」と言わす会社がある。言わずと知れた100円ショップ、ダイソーである。本社・大創産業の売上は03年度の決算で3000億円をこえる。

 90年代に花開いた100円ショップだが、「安かろう、悪かろう」の商品が多かったため、多くの同業者が廃業に追い込まれていった。では、なぜダイソーだけが急成長を遂げているのだろうか。ポイントは3つある。

 1つは100円均一という強みである。他の店では少しでも安いものを探しかなりのエネルギーを必要とする。頭の中で合計金額を計算するが、高額になるとまともに計算なんかできやしない。ところが、ダイソーは全てが100円(一部200円)である。単純に好きなものを買えばよい。

 2つ目は品揃えである。ダイソーはおもしろいマーケティングを用いている。と言うのは、売れ筋以外の商品も開発するのだ。ダイソーは死に筋を開発してこそ、多様な顧客に支持されると考えているのだ。その極端な例が介護用品である。若者中心の顧客層だが介護用品を開発した理由もそこにある。

 3つ目は原価率の上限の打破にある。普通、100円ショップの仕入原価の上限は70円と言われている。ダイソーは「100円とは思えない商品が100円で買える」という基本戦略を守るため、その上限を撤廃している。

 これらの安い商品を作っているのが中国や韓国であると言う。しかし、これから人民元が切り上がるのは時間の問題である。以前の切り上げは2パーセントしかなかったが、日本は400パーセントの切り上げを経験している。中国の急成長を見れば、前回の切り上げで終わりではないことは一目瞭然である。そうなったときのダイソーの対応策は注目していておもしろいと思う。

セブンイレブン

2006年01月16日 22時32分54秒 | Weblog
 金持ちはセブンイレブンに注目する。

 横浜出身の友人は大のセブンイレブン好きである。雰囲気や食べ物の味が他のコンビニよりもいいという。そう考える人が多いからであろう。一日あたりの平均売上、客数、客単価とも2位以下を大きく引き離していると言う。

 2005年2月の発表では本家・アメリカのセブンイレブンを子会社化することになった。すごすぎるセブンイレブン!

 では、その強さの秘訣とは何であろうか。もちろん、本部の商品開発力、加盟店指導力、プロモーション力、・・・・・要因はたくさんあることだろう。その中でも注目すべきは審査の厳しさである。

 審査は「立地の条件」「オーナーの資質」「財務状況」の3つからなると言う。審査の結果1つでも問題があれば、他の2つの条件がそろっていても契約はしないという。とりわけ「立地の条件」は審査が厳しいと言う。見通しのよさ、入りやすさ、通行量などから1日の売上を予測するという。

 ここまで徹底してれば、加盟できた店舗がかなりの確立で成功するのもうなずける。横浜の友人がセブンイレブンンにほれ込むのも理解できる。横浜の友人が温泉で、すてきなおじさんとの出会いを求めているのも理解できる。

二十歳の夜

2006年01月15日 05時25分39秒 | Weblog
 「沖縄も寒いよー」ってよく言ってきたし、本当にそう思っていた。でも、今日は半袖だった。沖縄って南国なんだなーってようやくきづいた二十歳の夜。

 そんな夜にふと思う。ブランド学校や、ブランド会社に行くのもそう悪くないなって。私の高校は沖縄では頭がいい高校である。地元の友達に出身校を言うとみな驚く。まるでアインシュタインかのごとく褒めてくれる。

 タバコも万引きもカツアゲも14歳以降はまったくしていないと言うとみな驚く。仏のごとく褒めてくれる。

 今までは人の評価を気にしているヤツが嫌いだったし、自分はなりたくないと思っていた。でも、その考えが変わるかもしれない。あー、俺もくだらない大人の仲間入りかな・・・・・。

 堀江になりたい二十歳の夜。

 

目標

2006年01月11日 19時13分08秒 | Weblog
 先日、成人式を迎えた。もう大人なんだな。20年を振り返ってみるといろんな人といろんな思い出を作った。その中でも忘れられない友人がいる。

 彼とは小学校6年の時に仲良くなった。私が最もグレた時期を過ごした仲間の一人である。彼とはいろんなことをした。OLにナンパして相手にされなかったことも、タバコを吸ったのも、びびりながらカツアゲしたのも、彼とだった。

 彼は2年前に交通事故で死んでしまった。嬉しかったのは成人式に彼の写真を持ってきている人がいることだった。式の後、彼の写真を持って町じゅうを暴走したのも、私は嬉しかった。もちろん住民に迷惑であったのは言うまでもない。ただ、彼をいつまでも忘れずにいてくれているんだと言うことが嬉しかった。

 私も、友人の心に残れるような人になりたいなー。