金持ちは日本の底力に注目する。
麻生太郎氏の『とてつもない日本』という本を読んだ。麻生太郎氏といえばマンガ好きで有名で、秋葉原のオタク層からも支持される日本を代表する政治家の一人である。
マスコミや知識人の話を聞くと、日本の未来は真っ暗だと思ってしまう。高齢化社会、格差問題、疲弊する地方、ニート・・・挙げればきりがない。日本は世界からも見下され、バカにされている国だと思っている人も少なくはないはず。そんな悲観的な論調に真正面から反論し、日本の未来に夢と希望を持とうと語りかけたのがこの『とてつもない日本』である。
アメリカの有名な週刊誌『TIME』アジア版で、2003年8月に日本特集があったという。記事には「アメリカ人は日本がハードの国だと思っているけど、その考えは捨てなくてはならない。日本の最大のパワーはソフトだ」と書いていたという。記事にはこうも書いていたという。「ポケモンやドラえもんが、アジアの子供たちの心をつかんで離さない。ポケモンは言葉を話さないが、それでもなぜだか心が通じ合う。これは、会話なしでもコミュニケーションがとれる日本文化の特徴だ。言葉をもってすべて納得していくというアングロサクソン的手法でなく、話をしないでお互いが分かり合ってしまうのだからすごい。」
アルバイトでやっている家庭教師先の家族に小学3年生と4年生の姉妹がいる。勉強を教える前に彼女たちと少し遊ぶのが日課になっているが、大概はポケモンごっこである。先日はポケモンのカードゲームをした。人は私を大人気ないと評価するのかもしれないが、社会の厳しさを教えるのも大切であると思い、全力で戦ってきた。
<戦闘シーン1>
Mちゃん「やったー、私のカードのほうが強い。」
私「必ずしもそうは言えない。いいか、真の強さとはカードに書かれた数字で測れるものではない。ポケモンがどれだけ頑張ったのかも見てあげなければならない。俺のポケモンはこの戦闘に全力をだた。だから見方によっては俺の勝ちだ!!!」
Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、このお兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」
<戦闘シーン2>
Mちゃん「・・・やったー、これで進化系になるんで~。ちなみにこの進化系はとっても強いんで~。お兄ちゃんのポケモンよりもな・・・ふふ。」
私「でも、そのポケモンは心の底では進化を望んでいないな。俺には聞こえる。そのポケモンの心の叫びが。進化なんかしないで、そのまま戦ったどうかな。・・・・・そのポケモンのためにも・・・・・。」
Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、お兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」
思い返せば、私はポケモンを戦闘道具としてみなたことはない。ポケモンにも感情があり、一人のパートナーとして彼らと接してきた。だからこそ、彼らの声に耳を傾けるし、むやみやたらに進化させることも望まない。一人ひとり進化するスピードは違っていい。私の発言は、2人の姉妹に日本の美しき伝統文化を伝え、崇高なる日本精神を伝えているのである。
ただ、「とてつもないお兄ちゃん」と尊敬のまなざしで見られることを望んでいるが、今のところ「とんでもないお兄ちゃん」と思われているような気がしてならない。
麻生太郎氏の『とてつもない日本』という本を読んだ。麻生太郎氏といえばマンガ好きで有名で、秋葉原のオタク層からも支持される日本を代表する政治家の一人である。
マスコミや知識人の話を聞くと、日本の未来は真っ暗だと思ってしまう。高齢化社会、格差問題、疲弊する地方、ニート・・・挙げればきりがない。日本は世界からも見下され、バカにされている国だと思っている人も少なくはないはず。そんな悲観的な論調に真正面から反論し、日本の未来に夢と希望を持とうと語りかけたのがこの『とてつもない日本』である。
アメリカの有名な週刊誌『TIME』アジア版で、2003年8月に日本特集があったという。記事には「アメリカ人は日本がハードの国だと思っているけど、その考えは捨てなくてはならない。日本の最大のパワーはソフトだ」と書いていたという。記事にはこうも書いていたという。「ポケモンやドラえもんが、アジアの子供たちの心をつかんで離さない。ポケモンは言葉を話さないが、それでもなぜだか心が通じ合う。これは、会話なしでもコミュニケーションがとれる日本文化の特徴だ。言葉をもってすべて納得していくというアングロサクソン的手法でなく、話をしないでお互いが分かり合ってしまうのだからすごい。」
アルバイトでやっている家庭教師先の家族に小学3年生と4年生の姉妹がいる。勉強を教える前に彼女たちと少し遊ぶのが日課になっているが、大概はポケモンごっこである。先日はポケモンのカードゲームをした。人は私を大人気ないと評価するのかもしれないが、社会の厳しさを教えるのも大切であると思い、全力で戦ってきた。
<戦闘シーン1>
Mちゃん「やったー、私のカードのほうが強い。」
私「必ずしもそうは言えない。いいか、真の強さとはカードに書かれた数字で測れるものではない。ポケモンがどれだけ頑張ったのかも見てあげなければならない。俺のポケモンはこの戦闘に全力をだた。だから見方によっては俺の勝ちだ!!!」
Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、このお兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」
<戦闘シーン2>
Mちゃん「・・・やったー、これで進化系になるんで~。ちなみにこの進化系はとっても強いんで~。お兄ちゃんのポケモンよりもな・・・ふふ。」
私「でも、そのポケモンは心の底では進化を望んでいないな。俺には聞こえる。そのポケモンの心の叫びが。進化なんかしないで、そのまま戦ったどうかな。・・・・・そのポケモンのためにも・・・・・。」
Mちゃん「あはは、なに、ばかなこといいよんのか。お母さん、お兄ちゃんがバカなこと言っちょんよ~」
思い返せば、私はポケモンを戦闘道具としてみなたことはない。ポケモンにも感情があり、一人のパートナーとして彼らと接してきた。だからこそ、彼らの声に耳を傾けるし、むやみやたらに進化させることも望まない。一人ひとり進化するスピードは違っていい。私の発言は、2人の姉妹に日本の美しき伝統文化を伝え、崇高なる日本精神を伝えているのである。
ただ、「とてつもないお兄ちゃん」と尊敬のまなざしで見られることを望んでいるが、今のところ「とんでもないお兄ちゃん」と思われているような気がしてならない。