金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

万里の長城

2007年03月21日 01時16分17秒 | Weblog
 金持ちは万里の長城に注目する

 幼い時から万里の長上が好きだった。せっかく中国来たのだからと、友達に無理を言って連れて行ってもらった。終わりの見えない階段に疲れ果て、両足も震えが止まらなかった。

 途中、大きな石碑があった。なんて書いてあるのか、日本語検定1級を見事に落ちた友人に尋ねてみた。彼はこう答えた。「この言葉は毛沢東が書いたみたい。ここに来ないやつは男じゃないってかいてあるよ。」

 誤解を恐れずいうと、さすが毛沢東。毛沢東語録、文化大革命などでアホとばかり思っていた毛沢東であるが少しは見直した。そう思わせるほど万里の長城はすごかった。

挨拶

2007年03月20日 01時17分14秒 | Weblog
 金持ちは挨拶に注目する。

 友人が派遣のバイトをしている。さまざまなホテルへ派遣され、料理をお客様のもとへ運ぶことが主な役割である。先日、その友人の代わりで一日だけ派遣事業へと足を踏み入れた。たった一日だけの派遣バイトであったが友人の顔をつぶすわけにもいかず、本気モードでがんばってきた。

 目標を一つに絞った。それはマネージャー(偉い人)に気に入られること。私の派遣されたホテルのマネージャーは怖いということで評判であった。そこで古典的な鉄則に従うことにした。それは挨拶である。しっかりと挨拶をされれば誰だって気持ちいものだ。たとえそれが恐れられているマネージャーだとしてもである。

 自己紹介はしっかりとした。オープンする前には「いろいろと分からないことばかりですが精一杯がんばりますので、ご指導のほうをよろしくお願いいたします。」とのべた。

 第一印象は抜群であった。「もし君がこのホテルへ来てくれるのなら、時給を考える。最初から高めで設定するがきてくれないか?」というお誘いまでうけた。

 今考えてみると、私は大した仕事をしていない。やった仕事も裏方だったし、マネージャーは見ていなかった。マネージャーは10秒足らずの挨拶で私を判断したのである。
 
 たかが挨拶、されど挨拶。今後、私は社会から好かれる金持ちになりたいと思っている。本当は、社会にどのような働きをしているのかが重要視されるべきであろうが、一瞬の行いや振る舞いで判断されることも大いにあるだろう。ならば、第一印象を決定付ける挨拶は、気を抜くべきではないなと悟った一日となった。

ダイエット

2007年03月09日 03時11分57秒 | Weblog
 金持ちはダイエットをする。

 中国人の友人が「僕の北京の実家に遊びに来ていいよ」といってくれた。チャンスだと思い貯金を全額引き出し彼の実家に15日間お世話になった。得たものは多かった。コミュニケーション能力、中国人の友人、かけがえのない思い出、そして5kgの脂肪。

 おばさんは毎回私の皿にたくさんの中華料理をとってくれた。私が「おなかいっぱいだからもういらないですよ」といえば、向こうは「遠慮なんかしなくていいんだから」という。私が「自分で料理をとりますから」といえば、向こうは「私がおいしいものを選んであげるから」という。私が「もうおなかいっぱいで何も入りませんよー」といえば、向こうは「気にするな!!!」といってくる。は~?気にするとかの問題じゃないだろって言いたかったが、私をかわいがってくれたことは十分すぎるくらい伝わった。

 12日目の夜、友人が私のおなかを触りながら「ちょっと太いなってるんじゃない?」と中途半端な日本語で言われ、初めて私が太っていることに気づいた。ショックと絶望感を感じたものの、本場の中華料理をたくさん食べるのも、食文化の勉強なんだと自分に言い聞かせて、その後も食べる量を減らすことはなかった。

 やっぱ、金持ち街道を歩いてい身としては元の体重に戻す必要がある。ダイエット好きな友人に相談をしていろいろ戦略を考えた。何日も何日も情報を集めた。決めた戦略はただ一つ。和食を食べるということ。体重は元に戻った。

 私は幼いころから和食をバカにしてきた。洋食には長年の歴史があることを知らず「これからは洋食の時代だ」とかアホなことを言ってきた。でもやっぱり日本人にとって一番の食べ物は和食なんだよね。今後、日本人として和食を大切にして生きてゆきたい。