金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

かりゆし58

2007年01月31日 16時55分16秒 | Weblog
 金持ちは「かりゆし58」に注目する。

 以前、3日間だけ沖縄に帰ったときのことである。友人の車で流れている聞きなれぬ曲。話を聞くと今大人気の「かりゆし58」というグループだという。友人が「スマップ」をしらなくても「かりゆし58」は知っているだろと、得意のオーバーリアクション。

 妹に聞くと、もちろん知っているという。母に聞くと、急に歌いだす始末である。ラジオやテレビによく出ているそうだ。最近、テレビを見ていないので時代についてゆけてないのだと、落ち込んでいた。

 大分に戻り、友達のその話をした。するとその友達も知らないというではないか。「かりゆし58」の知名度は沖縄と内地では大きな差があるようだ。

 その差を埋めるべく「かりゆし58」早分かり講座(58秒編)をお送りしよう。代表曲ではないが、一応おもしろかったから。ではクリックしてください。

常識を超えたイメージ

2007年01月29日 16時01分59秒 | Weblog
 金持ちは「常識を超えたイメージ」に注目する。

 金持ちは従来の常識を超えたイメージができなければならない。常識の中でしか動けない人は、常識の範囲内の収入しか来ないのだろう。

 私の友人のブログに「水にとけるって思ってる紙をつかって、コップをつくろうって一番初めに思いついた人すごい」と書いてあった。確かにすごい。今では、当たり前になっているし、ガラスや、陶器などに比べれば遥かにコストを削減できたことであろう。紙は水にとけるという常識に屈しなかったゆえの勝利である。

 私も常識を超えたイメージをしてみた。

<イメージ1>
 夢のマイホームは粘土で作ろう。家は一生に一度の買い物だというが、いろんな家に住みたいと思う人が多いだろ。ならば変形自在の粘土で家を作ればよいではないか。耐震偽造されても作り直すの簡単だしね。

<イメージ2>
 野球のグローブに掃除機の機能をつければよい。公式戦に出られなくとも、草野球くらいで活躍できるであろう。

<イメージ3>
 時間通りの来ないバス会社を作ればよい。遅刻したら、そのバス会社に責任をなすりつければよいので学生や会社員に人気が出るであろう。

暴走族

2007年01月21日 23時48分47秒 | Weblog
 金持ちは暴走族に注目する。

 私のバイトはホテルの和食レストランであるが、たまに違う場所に手伝いに行かされる。先日は、洋食レストランに行った。そこの責任者がなんと元暴走族総長だというではないか。

 絶対ミスはできない。料理を出し間違えたら、バイクで引き吊回されるのではないだろうか。皿でも割ろうものなら、頭蓋骨を割られるのではないかとビクビクしていた。しかし、実際は大きく異なっていた。

 洋食レストランにつくとすぐに「お~、わざわざありがとう。かなり忙しいからちょっと料理だしを手伝ってくれ。君が来てくれて本当助かるよ」といわれた。・・・なぜか優しい。

 手伝い終わって和食レストランに戻るときには「君のおかげでなんとか無事に料理を出しきれたよ。君のおかげだよ」といってくれた。

 自分のことは自分がよく知っている。仕事が分からず、あまり動けなかったこと。デザートのことをデセールということを知って浮かれていたら終わってしまっていたことも。それでも彼が私に対して、あのような言葉をかけてくれたのはなぜだろうか。

 客観的に思い返して見ると、予想より客の人数が少なく私がいなくても何の問題もなかった。しかし彼に言葉をかけてもらって思った。私は必要とされているのだ。私はこのレストランを動かす一員であるんだ。そう思うと、やる気が全然違う。彼のために私のできる限りなんでもやりたいと心から思えた。
 
 暴走族をまとめるのは非常に大変なことだと思う。東大の教授だって暴走族を一つにまとめることはできないだろう。そんな大変なことをやり遂げた、元暴走族総長。やはり、私のやる気を極限に引き出すことなどさぞ簡単なことであったのであろう。

 将来、私にも会社を経営して部下を持つ日が来るであろう。その時「お前のせいで失敗しただろ!!本当、お前は使いもんにならんな」なんていう最悪な経営者にだけはなっていていないことを願う。

とんぼ

2007年01月18日 00時48分15秒 | Weblog
 金持ちはとんぼに注目する。

 先日バーに行った。知識の幅が広いマスターと話すのは非常におもしろく、いつも勉強になる。今回はこんな話をしてくれた。

 「常連さんの中にとんぼの研究者がいましてね~。彼の話ですが、ある池にとんぼが大量発生したそうです。そしたらなんと、オスの精子が減少したというんです。とんぼの密度が濃すぎても自然に調和がとれているんですね。人間もどうやら同じようですよ。ニューヨークの男性も精子が減少しているみたいです。巷には社会と関わって生きているわけではないとか勘違いしているやからもいるし、困ったもんですよ。生物である以上、意識的かどうかに関わらず必ず社会の影響を受けていくしかないんですけどね・・・。」

 まさか自分の体までが社会の影響を受けているとは信じがたい。精子の減少は環境問題による影響かもしれないなど、つっこみどころはあるにしろおもしろい話である。

 人口密度の濃いところでは精子は減少する。もしや、私の知能指数の減少も人口密度のせいではないだろうか・・・。非常に気になる。眠れない夜が続きそうだ。

芸術

2007年01月14日 02時22分59秒 | Weblog
 金持ちは芸術に注目する。

 金持ちたるもの芸術を知らなければならない。そう思い、北九州市立美術館にピカソの絵を見に行った。

 ピカソ以外にもブラックという画家の絵もあったが、彼らはキュビズムと呼ばれているという。キュビズムとは世の中を円筒、立方体などで描く人たちのことを言うらしい。実在している形を異なる形で描くとき、彼らのフィルターを通して変形させているのだ。
実在する物体 → フィルター → 絵

 実在する形を推測し、彼らの絵を見ることによって、彼らがどのようなフィルターを持っていたのか推測できる。私は、絵というのはその絵自身を見るというよりも、その画家が持っているフィルターを見るということではないかと思う。

 どれだけ本物に近づけて描こうとしても、写真には勝てない。それでも絵が未だに世界中で愛され続けているのは、絵はそれぞれの画家のフィルターがどういうものかを教えてくれるからではないかと、今回の旅を通じて思った。

 こんなことを言うとまるで私が芸術が好きかのような誤解を与えてしまうかもしれないが、まったく逆である。
 
 小学校5年生のとき、全員の絵が教室に張られた。しかし、誰も気づいてくれなかった。私の絵がさかさまであることを。

 中学校1年生のとき、美術の宿題を当時6歳を妹にやってもらった。先生は「今回はよくがんばったね」とほめてくれた。

 それほど、私は絵が嫌いだし芸術に興味がない。でも金持ちたるものそうも行って入れない。修行の意味をこめて今回、美術館の旅をしたのである。
 

 ちなみに一緒に行った友人は物凄く世界史が得意であったため、解説に乗っていない情報まで仕入れることができた。たくさんのおもしろい話を聞けて非常の感謝をしている。