金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

安部政権

2007年09月27日 09時55分10秒 | Weblog
 金持ちは安部政権に注目する。

 当初は私も安部政権に期待を寄せる国民の一人であった。「美しい国」を目指す彼に共感したものだ。脅威の支持率で始まった安部政権が、なぜこんなにもあっさり崩壊してしまったのだろうか?・・・・・考えてみた。

 原因は、彼に熱狂的な支持層がいなかったことにあると私は思う。彼は総理大臣という立場上のためか、自分の信念を曲げ、できるだけ敵を作らぬように頑張ってきた。その象徴的な例が「靖国参拝のあいまい戦略」に現れた。この戦略によって、確かに敵は少なくなったが、コアの支持層が離れていってしまった。

 リーダーに必要なのは「敵がいない」ことではない。どれだけ「味方がいるか」が大切なのである。結果論になるが、彼は敵を作ることを恐れず、自分の信念を貫くべきであった。そうしたら崩壊せずにすんだかは分からないが、少なくともやりがいをもって仕事ができたと思う。

 将来、私も総理大臣のように、人の上に立つことであろう。その時には、敵を作ることを恐れず、自分の信じる道を突き進む、そんなリーダーでありたいと思う。


いじめられっこをプロデュース

2007年09月15日 19時58分03秒 | Weblog
 先日、弁護士を目指している友人と飲み行った。彼とは小学校が同じであるために、自然と当時の思い出話になっていった。

 彼が覚えているのは、私がいかにひどい小学生であったかという事だけであった。たしかに極悪非道な1面があったことは否定できない。しかし、もう一方では、数多くの同級生を助けてきたのである。今日はその中の1例を紹介しよう。

 小学校4年生の時の話である。クラスにいじめられっこの少年がいた。彼は1年生の時に父親を亡くし、母親が働いて生活をしていた。親がいつも仕事で忙しいため、愛情を十分に受けることができなかったためか、社会性にかける少年であった。それがいじめられる主な原因ともなっていた。

 ある日、いじめられている彼を見て純粋に「かわいそう」と思った。その瞬間、彼を助けたいと思った。また、彼を助けられるのは俺しかいないと思った。

<作戦1>
まずは、いじめをやめさせる必要があった。クラスメート全員に「いじめ禁止令」を出した。効果はすぐに現れ、いじめは無くなった。でも、それは一時的なことであって、彼自身が変わらなければ問題は解決しないと小学生ながらに思ったのであった。

<作戦2>
彼自身が変わるために、私が徹底的な教育を施した。そもそもなぜいじめられるのかというのを彼自身に優しく丁寧に教えたのであった。アドバイスは的確かつ正確で、徐々に生まれ変わっていった。

<作戦3>
彼には友達がいなかった。だから休み時間も教室で一人でいることが多かった。まずは友達をつくってあげようと、休み時間の度にサッカーに誘った。


<結果>
徐々に友達ができ、いじめるような人もいなくなった。そんな代わりようを見た担任の先生からもお礼を言われた。そして驚くことに、彼の母親がわざわざ私にお礼を言いに学校に来たのである。私がいかに素晴らしい小学生であったかを物語っている。

 将来金持ちになった時も、困っている人を助ける自分でありたい。私のような大物は、そんなことをする使命が課せられているのだ。

いじめ

2007年09月08日 14時21分31秒 | Weblog
 金持ちは「いじめ」に注目する。

 「東京で、子供たちをいじめから守るビジネスをしたら儲かると思うんだよね」と、中学時代に数々の弱いものをいじめていた友人が話していた。彼の考えによると、東京の親は過保護であるため子供のためにはいくらでもお金を払ってくれるという。

 そういえば、私が12歳の頃にいじめ対策専門の会社を設立したことがある。社員は私一人、本社は6年4組の教室であった。若干12歳にしながら、市場のニーズを敏感に読み取り、そこからビジネスモデルを構築し、実際に行動をおこしたのだ。


《ニーズを読み取る》
 会社設立は小学校卒業間近に控える冬であった。ちょうど、中学生になる期待と不安が入り混じる時期である。当時のマスコミの影響によって「中学生になるといじめられるかもしれない」と思う人が多数いた。そんな中、数人の同級生が、髪を染めて手ぶらで登校する私をケンカが強いと勘違い。いじめに関する悩み相談をしてきたのである。彼らは異口同音に「中学生になっていじめられたら助けて欲しい」と述べていた。卒業式が近づくにつれ相談は多くなっていった。そこに市場のニーズを読み取ったのだ。


《ビジネスモデルの構築》
 そんな日々を過ごしているうちに、これはビジネスになると考えるようになっていった。その後彼らを守ってあげる代わりに、50円取るというビジネスモデルが完成したのである。


《実際に行動》
 プロモーション戦略は主に口コミに絞って行った。当時私は野球部キャプテンをしていたので、部員を総動員。意図的に口コミを作り出した。営業活動も行った。しかし、これがひどかった。超強気の営業スタイルはカツアゲとなんら変わらなかったのだ。おそらく苦しんだ顧客は多かったと思う。顧客を幸せにするというビジネスの本質が分からなかったため、会社はすぐに倒産した。


《その後》
 いじめ対策会社が倒産してから、小学校にはカツアゲがなくなり、楽しい日々がもどってきた。

 
 「いじめから守る」という正論でも、そこに心が無ければビジネスは成り立たない。そんな大切なことを知る良い機会であった。 

医者

2007年09月01日 00時57分37秒 | Weblog
 金持ちは医者に注目する。

 先日、とある医者と飲みに行った。私の近況報告を30分ほど話し、残りの3時間はできるだけ彼の話を聞くようにした。医者というのは、私とは考え方が異なり、違った角度から世界を見ている。そんな人の話を聞くのは、少しだけ視野が広がるようなきがする。今回も、かなり考えさせられた。

 今回おもしろいと思ったのは病院の評価制度である。私は当然のごとく病院の格付けに賛成であった。それは患者がどの病院を選ぶかの判断基準となり、より安心した医療を受けら得るようになるための最善の策であると思っているからだ。

 彼の考えはまったく異なっていた。安易に病院を格付けすることは避けるべきであると主張したのだ。その理由は以下のようであった。

 病院を評価することはそう簡単ではない。全ての患者のうち、何人の命を守ったかによって点数をつければよいと思われがちだが、決してそうではない。患者によっては、最先端の医療で延命措置を受けるよりも、死を受け入れ心の平穏を求めている患者さんもいる。そのような声を受け入れた病院、また医者の格付けが下がるようなことがあってはいけない。もちろん情報は必要であるのは言うまでもないが、慎重にやらないと患者が被害を被ることになる。
 
 やっぱり、その道のプロと話すのは面白い。新たな視点を得られた気がした。今後もいろんな人と、多くの人と接しながら自分を成長させられればなと思った。