元・自転車屋のバイシクルライフ

自転車稼業から解放されて、自転車を味わうことにする

「規格」迷走中?

2017-01-22 | 与太話

MTBの

出現以来

ステアリング・ヘッドの

サイズ&構造

エンド幅の増大

BB(ボトム・ブラケット)では

幅に始まり

フレームに刻まれる

ネジ山の消滅から

シャフト径まで。

(既に消滅した

没企画・・規格も

御座います)

当然

変化を嫌う

ヨーロッパを中心とした

ロード・レーサーの

「規格・構造」にまで

大きく

影響を与えています。

ヨクヨク考えると

ココ20年余りで

100年以上続いた

自転車古来の

「規格」という

呪縛から

解き放たれ

つつある

気がします。

しかし

仕事として

バイクの

アッセンブルや

メンテナンスを

する上で

困る事案も

発生致します。

先ず

ツールが

増える事

*勿論

不要になるツールも

増える訳です*

こいつは

「零細ショップ」にとっては

コストの面で

苦痛を

強いられます。

 

以下は

コスト的には

些細な

部類なんですが

 

この稼業を継いで(?)

間もない頃

「チネリ」の

*今の「チネリ」とは

中身が

違う会社だと思います*

(造りは、お粗末ですが

良く考えられています

作業台と

めぐり合い

それ以来

フォークと

BB(ボトムブラケット)部の

固定した状態での

作業に

慣れ親しんで

参りました。

しかし

MTBの出現で

(初期はOKでした)

フロント・センター

(前車軸~BBセンター軸間距離)

が増大

作業台に

乗らない

バイクが出現し始め。

(BB形状然り)

そこで

見つけたのが

アメリカの

自転車用ツール専門メーカー

「PARK TOOL」のスタンドです。

STDは

フロント用

「Φ9X100mm幅」

リヤ用の

「Φ10mmX130~135mm」で

構成されています。

次に

5年程前から

MTBの

フロント・フォークエンドの

マウント方法の

「スルー・シャフト」化が進み。

*同社は

売れ筋の

「プロショップ用」

ツールに関しては

市況を見つつ

UPデート用の

アタッチメント等を

展開して

下さいます。*

そこで

UPデート

されたアタッチメント

スルー・アクスル用

フロント

「Φ15&Φ20X100mm」用を購入

暫くは

安泰の日々が

続きました。

しかし

最近

その

UPデート品が

ラインナップされる前に

グイグイと

勢力を伸ばしつつ

あるのが

29インチMTBを

中心とした

「BOOST」規格なる

フロント

Φ15X110mm

リヤ

Φ12X148mmの

出現です。

リヤは

ともかく

フロントは

固定が出来ないと

作業に

支障をきたしそうです。

「PARK TOOL」社の

UPデート品は

(出るかドウか?)

現時点では

期待薄にて

御注文頂いている

バイクの到着には

間に合いそうも

ありません。

そこで

「その筋」知人に

無理を

お願いし

BOOST規格

「Φ15X110mmスルー・アクスル」に

対応出来そうな

アタッチメントを

製作して

頂きました

100mm+10mm=110mm

5mmのオフセットは

発生しますが

何とか

モノに

なりそうな

気が致します。

「セッカチな性格」の私は

これで

一安心です(笑)

 

YADA CYCLE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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