先日、とはいっても半月ほど前になりますが、返事に窮するコメントが入ったことで
皮肉にも、この美しいメロディをupする切っ掛けになりました。
こんな出来事が、無性に音楽を聴きたくなる理由になります。
映画も観ておりませので、簡単に情報から引用させていただきます。
フランスで製作された 『禁じられた遊び』 (監督、ルネ・クレマン) は
1952年に公開され、アカデミー賞の 『名誉賞(後の外国映画賞)』 や
ヴェネツィア国際映画祭に於いて 『サン・マルコ金獅子賞』 などを受賞。
〖心温まるヒューマニズムと激しい戦争への怒り、巨匠クレマンが世界の良心に訴えた名作〗
音楽を担当したナルシソ・イエペス (1927年11月14日~1997年5月3日) は
スペイン出身のギタリストで、当時まだ弱冠24歳だったそうですが、
その経緯もまた劇的に感じられます。
映画制作のための予算を使い果たしたクレマン監督は、
オーケストラによる音楽担当者との制作費の折り合いが付かず、1952年
パリのカフェで当時まだ新人だったナルシソ・イエペスと偶然知り合い
音楽担当の依頼をすることになる、のですが .....
さらに驚いたことは、彼が 「音楽の編曲、構成、演奏を1本のギターだけで行った」
という事実でした・・・このエピソードが
メインテーマである 『愛のロマンス』 の大ヒットに繋がった所以なのだそうです。
これにより、世界的に有名なギタリストになったイエペスは
世界各地でリサイタルやオーケストラとの共演を行い、日本でも
1960年から96年までの36年間に計17回の公演を果たしているそうです。
先日upした ビリー・ジョエルの『PIANO MAN』 の先だったのか、後だったのか・・
すっかり忘れておりますが、確か、なつさんから、Oasisのリクエストも頂いていましね (^^;
その時ストックした1998年の 『The Masterplan』 は聴いたその場で即決した作品です。
世界的にも人気があるバンドとしては、情報量はそれほど多くはないのですが、
情報サイトにも、なつさんがコメントに書いてくれたように
「現代のビートルズと称されることも少なくない」 とありました。
魅力的なアーティストには違いないし、それはそれで頷ける部分もあるのですが
私には、どうしても ... ビートルズとはカブりません m(__)m
聴く方も “クセ” になりそうな、ボーカルに特異な魅力を感じます。
聴けば聴くほど、その思いが強くなってきます。
バンドの「核」となるギャラガー兄弟 (ギタリストのノエルとボーカルのリアム) は
同じくアイルランド系・労働者階級出身であるビートルズを大変敬愛しており、
その背景からかビートルズと比較されることも多く
“現代のビートルズ” と称されることも少なくないのだそうです。
*オアシス (Oasis)
94年に 『スーパーソニック』 でデビューした英国の国民的ロックバンド。
94年の鮮烈なデビュー・アルバム 『オアシス』 と
アメリカでも大ヒットを記録した95年の 『モーニング・グローリー』 の2枚の名盤で
「UKロック」 の王座を不動のものにし、2009年に解散する。