先日upしたイタリアの歌手、ガゼボもそうだったように懲兵制度のある国では
“軍人の経験がある” というのはごく当たり前のことかも知れません。
しかしジェームス・ブラントの場合は、少し事情が違うようです。
祖父、父、叔父が軍人という、イギリスの職業軍人の一家で育ったブラントは
イングランドのウィルトシャー出身で、1974年
イギリス陸軍航空隊に所属していた父の長男として、陸軍病院で生まれます。
子供の頃からピアノやバイオリンを習い
14歳でギターを始め、16歳でパイロットのライセンスを取得します。
1996年、社会学を専攻したブリストル大学を卒業後
サンドハースト王立陸軍士官学校で訓練を受け、イギリス陸軍に入隊します。
陸軍では大尉にまで昇格しますが、NATO平和維持部隊の将校(偵察部隊)として
紛争地帯のコソボに派遣され、内戦によって破壊し尽くされた国や
残酷な現状に希望さえ失ってしまった人々を目の当たりにし、まるで
その悲しみを吐き出すようにして、ミュージシャンになることを目指したのだそうです。
2002年に除隊し、ミュージシャンとしての活動を開始します。
04年のデビューアルバム『Back to Bedlam』(バック・トゥ・ベッドラム)と
デビューアルバムからシングルカットされた、05年リリースの『You're Beautiful』は
世界中で大ブレイク、イギリスを始めヨーロッパの国々で1位を獲得したそうですね。
疲れもたまっておりまして ...
新しい曲をと言ってる傍から、今回は困った時のビートルズになります。
しかし、ビートルズなら何でもいいというワケではなく、それなりに拘って選曲致しました。
私がアルバムを購入した1989年当時、「ビートルズの変わり種」と感じていた名曲です (^^ゞ
『オクトパス・ガーデン』は1969のアルバム『アビイ・ロード』に収録されていますが
リンゴ・スターが、本名の “ リチャード・スターキー ” の名で発表した作品だそうですね。
『ノー・リプライ』は、ジョンとポールの共作とされているようですが
実質的にはジョン・レノンの楽曲として、1964年の4枚目のオリジナル・アルバム
『ビートルズ・フォー・セール』に収録されているそうです。
1980年、この曲に付いてジョン・レノン自身が
「これは僕の作品なんだ、僕の書いた中でキチンとまとまっているのは
これが最初じゃないかって、出版者のディック・ジェームスに言われた曲なんだ」
と語った ... と伝えられているからのようです。
ポール・マッカートニーの代表曲『ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア』は
1966年に発表されたアルバム『リボルバー』に収録されたラヴ・バラードですが
日産・サニーのCMにも使用され、テレビ番組などでも
「男性と女性が出逢い、恋に落ちるシーン」などの挿入曲として使われたそうですね v(*^ー゜)
*ボニー・タイラー (Bonnie Tyler) 1951年6月7日 ウェールズ出身
1978年のシングル 『It's A Heartache』が6ヶ国で1位を記録。
その後、1982年のアルバム 『Faster Than the Speed of Night』が大ヒット。
中でも、セリーヌ・ディオンの1996年のアルバム『FALLING INTO YOU』のプロデュースに参加し
制作者の1人としてグラミー賞の『最優秀アルバム賞』を受賞した米国の作詞、作曲家
ジム・スタインマン作のシングル『Total Eclipse of the Heart』が4週連続1位を記録。
UKアルバムチャートでは、初登場1位を記録し
女性シンガーとして初の快挙となるギネスブックに認定された。
その後は1983年、1984年と再々グラミー賞の諸部門にノミネートされるも
1984年の映画 、『フットルース』のサウンドトラックからのシングルカット盤
『ヒーロー』のヒットを最後に、ヒットには恵まれなかったようです。
「懐かしい曲から思い出を辿って」という趣旨で始めたブログでしたが
最近のスタンダードナンバーをupした頃から
今まで耳にしてこなかった曲を探して聴いてみたいと思うようになりました。
懐かしい曲を聴きたい、という気持ちが薄れてきていることは確かなのですが
新しいシンガーを知ることが心の刺激になり、楽しく感じられるからかもしれません。
体調のこともあり、今回を例にとっても選曲だけで相当時間がかかりそうですが
ゆっくりでもこれからは、私にとっての新しい曲をメインに続けていかれたらと思います。
*ロクセット スウェーデン・ハルムスタッド出身のバンド
ギターとヴォーカルを担当するペール・ゲッスル (Per Gessle) と
ヴォーカルのマリー・フレデリクソン(Marie Fredriksson)からなる男女デュオ
美しいメロディと歯切れのいいギターサウンドが身上で、全世界にファンを持つ。
同じスウェーデン出身で世界的に成功をおさめたABBAと比較されることが多いそうですが
そう言えば以前、ABBAの曲をストックしようと検索を試みたことがありました (^^
又、情報によると『It Must Have Been Love』は1990年に公開された
(ジュリア・ロバーツの全盛期だったでしょうか・・劇場で観賞したことを思い出します)
ジュリア・ロバーツ主演の映画『プリティ・ウーマン』の挿入歌だったようです。