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早稲田に医学部待望論

2018年10月02日 | 早稲田大学
世界的に見て、UNIVERSITYとは哲学を含めたすべての人文科学や医学を含めた自然科学などを有する大学のことを指すようです。
残念ながら早稲田大学には医学に関係する学科はあるものの、医学部医学科単科はありません。
創立者の大隈重信侯が悲願としてきた、医学部の創設はこれまで何度も企画検討されてきましたが、いずれも何らかの理由でとん挫位してしまいました。
あくまで私見ではありますがこれら幾度となく実現ができなかった理由の主なる原因はやはり、大学の総意と、多くの校友の協力不足に他ならないと思います。
大学自体の総意は・理事会・商議員会・代議員会・校友会ですが、ここに教授会が関係してきます。
昭和30年代後半から40年代・50年代に全国に新設された医学部がどれほどあったでしょうか?
特に地方の総合私立大学では九州の福岡大学・関西の近畿大学・関東では東海大学・東京では帝京大学が早くから開設準備を始めていました。
東京近郊では単科大学として、独協医大・埼玉医大・聖マリアンナ医大・杏林などの新設ラッシュが続きました。
中国地方では川崎医大・関西では兵庫医大・北陸では金沢医大・名古屋では藤田医大・愛知医大などが新設でした。
最も最近では成田に国際医療福祉大・東北では東北医科薬科大など。
これだけ多くの医学部それも全くの新設大学ができているのに早稲田大学で実現できない理由は学内の教授・理事・その他関係者が創設に賛成していないことが原因と考えざるを得ません。
良く言われるK大学の横やりがどうのこうのと言うのは論外です。
また地元の医師会が反対しているというのも創設に反対とされる理由として挙げられることが多いのです。
総合大学であり、これからの日本の先進・先端医療を改革するためにも今の生命先端科学研究所だけではなく医学部創設を実現させ、ノーベル賞を取るくらいの研究と実績をぜひとも目指してほしいです。
実際にいま早稲田大学に医学部が創設されればおそらく日本の医学会の潮流はどんどん変化して行くことは間違いないと思います。
そして、先日開催された代議員会でも創設の要望が出ましたし、次期総長も意欲を表明しています。
今後大変な準備にかかる資金なども全学をあげて募金活動をしていければと思います。
150周年に向けた校友総員で結集し夢の実現を目指すよう、オール早稲田で頑張りましょう。

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