道の駅巡りを終了していよいよ「男鹿半島」に突入する。
朝の台風のような天候はなんだったのか?と言うくらい最高にいい天気!!
でも、由利本荘の方を見ると雲の中!! たぶん大雨!!
男鹿半島に行って最初に目指すところは、もちろん「なまはげ」でしょう!!
と言うことで「なまはげ館」で「なまはげ」について勉強することにした。
男鹿市北浦真山にある「なまはげ館」には15:30頃到着。
建物は新しく今年の3月30日にリニューアルオープンしたようです。
入口の山の中には「なまはげの玉」という不思議な物体があります。
もちろん街灯もなまはげが持っています。
入館料は大人500円(伝承館共通券800円) 高校生以下250円(500円)
なまはげの実演をしている「男鹿真山伝承館」も見たかったが、時間が無いので「なまはげ館」だけにした。
男鹿のなまはげは毎年、大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われています。なまはげは真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と練り歩く、古くから伝統を受け継ぐ民俗行事だそうです。国重要無形民俗文化財に指定されています。
大晦日の夜、恐ろしい鬼のような面をかぶり、出刃包丁や棒を持ち、荒々しく両足を踏みしめながら、村中の家々に上がり、怠け者を戒め、豊作や大漁を約束していくなまはげ。そのなまはげにもいろいろな伝説があるようです。
武帝五鬼説
その昔、漢の武帝が五匹の鬼を従えて男鹿に渡ってきました。年に一度、小正月の夜に休みを与えられた鬼たちは、山から村里に下りて畑を荒らしたり娘をさらうなどの悪事をはたらきました。困った村人たちは、「一晩で五社堂まで1000段の石段を築いたら毎年一人ずつ娘を差し上げる。できなかったら二度と里に下りてくるな」と賭けをしたそうです。鬼たちが999段まで石を積み上げた時、天邪鬼が鶏の鳴き声を真似て夜明けを告げたところ、鬼たちは山へ戻って行き、再び村里に下りてくることはなかったそうです。鬼たちをだました村人は、鬼たちのたたりが気がかりで、それをなだめるために、年に一度若者が扮した鬼にごちそうして、おやまに帰したのが起源だと言われている説です。
異邦人説
赤い顔、長い髪、そして彫の深い強烈な表情。なまはげの正体は船の難破により男鹿の海岸に漂着した外国人であるという説もあります。大兵肥満で赤毛碧眼の風貌、海藻や藁を編んだ服をまとい、大声で叫ぶ様子が鬼のような姿に見えたとも。山奥に暮らす彼らは、冬になると山里に下りて盗みや物乞いをしたと言われています。
山の神説
遠くから望むと、日本海にぽっかりと浮かんだように見える男鹿の山は、「湧き出でたりし山」の伝承を持つ神秘に満ちたところ。この山は、村人の生活を守る「山の神」が鎮座する場所として信仰されてきました。なまはげは、山の神が具象化された姿であり、真山や北浦周辺では「赤神様の使者」として赤い面をかぶってくる伝えられています。なまはげたちが「山から下りてくる」姿は、彼らが山の神として崇められてきたことを印象づけます。
修験者説
男鹿に暮らす人々に「お山」として崇められている本山と真山。この二つの山はかつて修験道の霊場として栄えた場所です。多くの山伏たちが山奥に入り、長い間過酷な修行に励んできました。村人たちは荒々しい修行をする彼らをなまはげの姿に重ねあわせたとも言われています。あるいは、修験者が里に下りてきた際に御馳走する。この形がなまはげだと言う説もあります。
「なまはげ」にはいろいろな言い伝えがあるんですね。
俺は個人的に「武帝五鬼説」を信じたいですね。
なまはげ伝承ホールでは、大晦日に行われるなまはげ行事を映像で紹介していました。
子供たちにとってはあの姿と声では本当に怖いでしょうね!!
「なまはげ勢ぞろい」というホールがあって、男鹿の各地で実際に使われていたなまはげが勢ぞろいしていました。
これだけ勢ぞろいしていると圧巻ですが、ひとつひとつよく見てみると地元の人が手作りしているのがよくわかります。
どこかの国の原住民が何かの儀式に使う面に似ているななんて思ったりして!!
面も展示されています。
特別怖そうな面を厳選しました。
なまはげについて勉強になりましたよね???
なまはげに変身して写真撮影するコーナーもにぎわってましたよ!!
外に出るとそこは「男鹿真山伝承館」
この民家風の建物の中で、地元真山地区で行われている大晦日のなまはげ行事を再現しているそうです。
残念だけど時間が無いのでパスしました。
そこからは隣接するなまはげゆかりの地「真山神社」に参拝することにしました。
なまはげゆかりの地らしく大きな出刃包丁が奉納されています。
真山(しんざん)神社
景行天皇の時代に武内宿禰がこの地に下向の折、使命達成と国土安泰を祈り、ニニギノミコト、タケミカズチのミコトを奉斎したことに始まると伝えられる古社で平安時代以降、神仏習合の霊山として栄えました。「なまはげ」ゆかりの地として神社の境内では毎年2月に「なまはげ紫灯まつり」が行われます。(パンフレットより)
神社の左奥からは本山への石段が伸びていました。
これが鬼が積んだ999段の石段なんですかね?
なんか探検してみたくなってきたけど、今日は無理!!
神社の参道の入り口にある木彫りの面を作って販売している店ではこの真山の案内もしているようでした。
いつかじっくり歩いてみたいような気がしましたね。
それは、いつですか?
今は無理でしょう!!
また今度探検に来ます!!
ちなみにトイレの案内もなまはげでした。
長くなったので、Part3へつづきます。
4日間が一週間になっかもしんね~な!!
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