村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

岩手ディスクゴルフ旅2021

2021年12月04日 11時50分17秒 | 旅行・温泉

岩手県花巻市で開催されるディスクゴルフ大会に参加するため岩手県へ。

コロナ禍も落ち着いた状態で県外移動も緩和されたので一泊で行って来ました。

いつもは大会終了後に温泉一泊だったんだけど、今回は前日泊。

朝はゆっくりと9時に南相馬を出発。

久しぶりの遠征にみんなウキウキ気分満載。

ディスクゴルフ大会会場で前日練習は可能なんだけど、練習はパスして観光へ切り替え。

「何処へ行こうか?」

遠野へ行ったことが無いというので、花巻市から遠野市へ。

先ずは「道の駅 遠野風の丘」で情報収集と美味しいもの物色。

3年前に来た時とは雰囲気が一変していました。

今年リニューアルオープンしたようです。

美味しそうなものがたくさんありますね。

「あんぽ柿」発見に感激していた人もいました(^-^)。

食事処が新しくなりいろんな食事が楽しめるようです。

ここで昼食をと考えたんだけど、

遠野ふるさと村の「どべっこ祭り」が気になりそちらへ移動。

3年前に来た時に偶然「どべっこ祭り」に遭遇。

「どぺっこ」とは、遠野の方言で「どぶろく」を意味します。

遠野ふるさと村が仕込んだ「どぶろく」と地元造り酒屋の濁り酒「どべっこ」を楽しむお祭り。

お酒が飲めない方も郷土料理を堪能したり、遠野郷に伝わる神楽を観たり、

カッパおじさんとの楽しい会話や、遠野言葉での昔話を聞いたりと冬の遠野をお楽しめます。

本当は有料なのですが「どうぞご覧になってください。」のうれしい言葉に甘えて、

郷土芸能を堪能させていただきました。

「どべっこ」も堪能したかったんだけど車の運転があるから断念したのを思い出した。

コロナ禍が落ち着いた状況にあるので開催したようですね。

しかし、残念なことに完全予約制でした。

「どべっこ」はレストランでも味わえるのでレストランで食事と考えたが、

残念ながらレストランは「休業中」。

食事をしてゆっくり散策を考えていたけど食事ができないので次に移動し昼食。

次に訪れたのは「かっぱ淵」近くにある「遠野伝承園」。

食事処が営業中なのでここで遠野の伝承料理を楽しみます。

古民家の趣のある室内はいい雰囲気。

じじいはテーブル席の方がありがたいんだけどね。

コロナの感染対策もきちんとされていました。

メニューは遠野名産「ひっつみ」や「けいらん」、山菜そば、ふどんが中心かな?

「けいらん」って何?

「けいらん」は「たまご」でしょう。

と言ってたけど、小豆のこし餡を餅粉の皮で包み茹であげたものだったみたいです。

食べてみたかった(T_T)

入口で注文して席に着くシステムです。

ランチメニューの「ひっつみと舞茸かき揚げ丼のセット」を注文。

ひっつみと舞茸かき揚げ丼セットです。

「ひっつみ」は「すいとん」ですね。

福島県では伸ばさないものをちぎってますが、ひっつみは薄く伸ばしたものをちぎったものみたいです。

醤油ベースの鶏やキノコ、根菜類の出汁のきいた汁は美味しい。

でも想像以上に量が多い。

もう少し根菜類や山菜の具が欲しいですね。

舞茸のかき揚げは美味しかった。

時間の関係上「伝承園」の方はパスし「かっぱ釣り」へ。

遠野でもっとも有名な観光名所が「かっぱ淵」だそうです。

この看板から約300m。

農家が立ち並ぶ農道のような道を進みます。

途中の畑はホップ畑。

KIRINビールと契約栽培しているようです。

土産店では「遠野ホップの一番搾り」がたくさん販売されていました。

以前はお寺の境内を通ってかっぱ渕に行っていたんだけど、

お寺が屋根の工事中みたいで進入禁止。

かっぱ渕への遊歩道が作られていました。

澄んだ水がさらさらと流れる小川には多くのかっぱが住み、

人々を驚かし、いたずらをしたそうです。

カッパにまつわる話は他にもたくさんあり、遠野のカッパは、赤い顔で口だけが異様に大きく、

鳥の鳴くような声を発するといいます。

澄んだ水がさらさらと流れる「カッパ淵」は、うっそうとした茂みに覆われ今にもカッパが現れそうです。

昔はかっぱが住むほど深い川だったんだろうなぁ~。

遠野にはかっぱの伝説が多く残っているそうで、この淵には、

「小鳥瀬川(こがらせがわ)の姥子淵(おばこぶち)の辺りに、新屋(しんや)の家(うち)といふ家(いえ)あり。

ある日淵へ馬を冷やしに行き、馬曳(うまひき)の子は外へ遊びに行きし間に、

河童出てその馬を引きこまんとし、却(かえ)りて馬に引きずられて厩(うまや)の前に来たり・・・・・」

この淵には河童駒引き伝説を伝える河童神様を祀っているそうです。

「伝承園」で「かっぱ捕獲許可証」を購入すると、きゅうりを餌に伝説の妖怪かっぱ釣りができます。

河童を捕獲し仲良く遠野市観光協会に行くと賞金1,000万円。

許可証が無いのでかっぱ捕獲はあきらめました。

民話のふるさと遠野の最後は、「とおの物語館」。

「遠野物語」の作者「柳田國男」の展示館や語り部や芸能が鑑賞できる「遠野座」、

遠野地方に古くから伝わる昔話を紹介する「昔話蔵」があります。

遠野を代表する旧高善旅館は柳田國男が滞在した宿で、柳田國男の資料館になってます。

民俗学の父の足跡をたどる勉強をした後は、昔話の世界へ。

色んな昔話を聞きながらゆっくり過ごしたい空間になってます。

じじいでも昔話を聞いていると懐かしくなりますね。

昔話の世界に体ごと浸かってみるのもいいかもしれない。

短い時間でしたが遠野の雰囲気を堪能させていただきました。

次は今宵の宿花巻温泉へ。

宿は、翌日の大会会場「県立花巻広域公園」に隣接されている温泉。

「花巻温泉郷 ホテル銀河パーク はなまき 金矢温泉」。

2年ぶりの温泉宿泊に感動して写真を撮り忘れてました。

ごめんなさいパンフレットの写真が多いです。

新型コロナ感染者が少なかった岩手県は、ホテルの宴会もにぎやかでしたね。

福島県ではいまだに宴会は自粛傾向にあるのでうらやましいです。

ホテルに落ち着いたらまずは温泉でしょう。

広い大浴場はのんびりと入ってられます。

泉質は、低張性アルカリ性高温泉(源泉100%)。

じじいのお肌もすべすべよ!!

効能は、神経痛、疲労回復、筋肉痛、高血圧症、リウマチ性疾患、糖尿病、皮膚疾患など。

景色を楽しみながら入浴できる露天風呂は、残念ながら故障中で立ち入り禁止でした(T_T)。

のんびりゆったりリラックスした後は、

2年ぶりの美味しいビール。

かんぱ~い(^o^)/

生ビールを飲むのはいつ以来だろうか?

やっぱりみんなと飲むビールはうまいねぇ~。

翌日の大会を忘れて盛り上がります。

料理は、岩手県産和牛陶板ステーキ堪能プラン。

美味しかったねぇ~この肉。

この肉で生ビールが何杯も進む。

久しぶりに美味しい肉をいただきました。

お造りも美味しかった。

デザートも美味しくいただきました。

コロナ禍で制限が多い中ゆっくりと食事を楽しめました。

こんなに気兼ねなく食事ができたのはいつ以来だろうか。

この状態が続いてほしいですね。

久しぶりに酒と温泉を堪能した朝も食欲満点。

朝から美味しいものたくさん。

好きなものを小鉢で選べます。

久しぶりに楽しい一夜を過ごさせていただきました。

コロナ禍でストレス溜まりまくりの2年分をリフレッシュできたような気がします。

いよいよ本来の目的、ディスクゴルフ大会に参加します。

果たして楽しむことが出来たのか?

次に続きます。



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