高齢者のスポーツと文化の祭典 うつくしま ふくしま 健康福祉祭
第21回 すこやか福島ねんりんピック ディスクゴルフ交流大会
平成25年5月23日(木曜日)に郡山市磐梯熱海スポーツパークを会場に開催されました。
天候は晴れ。気温は20℃を越えているが湿度が低いせいかカラッとしたすがすがしい絶好のディスクゴルフ日和です。
しかし、会場の磐梯熱海スポーツパーク多目的グランドは何も障害物が無い野球場でディスクゴルフにはふさわしくない会場です。
それでも、事務局の斎藤さんは頑張ってコースを考えてくれました。何も障害物がないグランドにマンダトリーやアイランドを設置して、距離は短いが難易度を上げたコースに仕上がってました。それにプラスしてすがすがしい強めの風が、皆さんに気持ちいい風とならずに苦しめていたようです。
この大会に限っては会長の俺が一番若くてすみませんでした。参加された皆さんのようにいつまでもディスクゴルフが楽しめればいいんだけど?と毎年のように感じますね。
三角形の狭いアイランド。距離は短いが人工芝の上に砂が敷き詰められているのでスペル、転がるでなかなか入らない。
須田さん特製のマンダトリーポールこの上に矢印のボードがついています。人工芝のグランドには杭を打ち込むことができないので工具箱を急遽おもりにしています。微妙な角度にゴールがあるのでなかなかバーディを取ることができません。
絶好の天候に恵まれて午前と午後各18ホールを楽しくプレーできたようでした。狭いエリアのあちこちから笑いや歓声、悲鳴が上がっていました。公式戦のように緊張した大会と違って、楽しむ大会っていいですよね。
大会の様子は下のフォトチャンネルに画像をアップしましたのでご覧ください。
楽しければ結果なんてどうでもいいじゃないですか!! と言ってもやはり大会ですから順位を決めなければなりませんね。
シニア男子の入賞者の皆さん
シニア女子の入賞者の皆さん
レジェンド男子の入賞者の皆さん
レジェンド女子の入賞者の皆さん
ねんりんピックでは大会参加者の最高齢者に「最高齢者賞」が贈られます。
今年は、女性が松村さん、男性が須田さんです。いつまでも元気でディスクゴルフを楽しんでください。
そして、最後に前会長の永林顧問に講評を頂きました。
数年前までは少なかった参加者でしたが、年々愛好者が増えて定員に達する参加者を得ることができました。福島県でも60歳以上のプレーヤーが36名以上に増えたことがわかります。この中からJPDGA公式戦に挑戦する方も増えてきています。震災と原発事故によりどうなることかと不安に感じていましたが、明るい兆しが見えてきたような気がします。
現在の日本は、世界有数の長寿国になっており、そのような中、人がすこやかで豊かな社会生活を送るためには、生きがいを持ち、社会の人々と交流しながら暮らすことが大切であると考えられています。スポーツや文化活動への積極な参加は、心身を充実させるだけでなく、世代を超えて心を通わせることができる素晴らしいものであります。と、佐藤雄平福島県知事もあいさつに触れられていました。東日本大震災と原発事故が発生してから、まもなく2年3ヶ月を迎えます。今なお続く避難生活から体調を崩し亡くなられ、震災関連死として認定を受けられる方々がいまだに後を絶たないのは、原発事故に見舞われた福島県ならではではないでしょうか。避難生活を送りながらもスポーツや文化活動に興味をもたれ、スポーツや文化活動を通しての交流ができていれば、忌まわしい震災の気持ちを紛らわせることができ心身ともにリフレッシュすることができたのではないでしょうか。と、この大会に参加し、昔は若かった、いや、今でも若々しい皆さんと交流しながら感じることができました。
2013すこやか福島ねんりんピック ディスクゴルフ交流大会
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