いつも古本屋から読みたいような本を10冊くらい単位で買ってくる。
昨日読み終わったのがこの本。
大平光代さんの「だから、あなたも生きぬいて」
本人の自伝。
中学1年生で転校。
転校した先で番長格の女生徒ににらまれ徐々に始まる陰湿ないじめ。
友達が誰もいないなりいじめがエスカレートする。そして、中学2年生で割腹自殺。
その後、自暴自棄になり非行に走る。
16歳で暴力団組長の妻になり、背中に刺青を入れるほどに。
夫の死を契機にホステスに転向、そこで父親の友人と出会い立ち直る決意をする。
中卒の彼女が猛勉強を開始し「宅建」「司法試験」と次々に合格する。
それだけでも凄いのに29歳で最難関の司法試験に挑戦。
大卒でも難関の司法試験を一発で合格する。
現在は非行少年の更生に努めている大平光代弁護士の壮絶な人生を描いたもの。
どん底まで落ちた人間が、もう一度やり直そうと決心してもこれだけの事が果たしてできるだろうか?
もともと優秀な女の子だったんだろうな。
大平光代弁護士が立ち直るきっかけとなった言葉。
今こそ出発点
人生とは毎日が訓練である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きていることを喜ぶ訓練の場である
今この幸せを喜ぶこともなく
いつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう
わたくし自身の将来は
今この瞬間にある
今ここで頑張らずにいつ頑張る
そうなんですよね、生きているということは毎日が訓練なんですよ!!
そうなんだよ、いまここで頑張らないでいつ頑張るんだよ!!
毎日失敗を繰り返したっていいじゃないか!!
その失敗が成功につながるんだよ!!
俺ももう少し若かったらそういう気持ちになれるかもしれないんだけどな~