ただ一つの憧れだけは、どこの誰にも消せはしないさ

2008年12月17日 23時07分37秒 | Weblog
ワシが小学生くらいの頃の日本人(主に男性)は
パリダカとル・マンとインディ500とF1
ついでにツール・ド・フランス、トドメに8耐が好きって言う人が多いだろう
今ほど情報が早い訳ではないがマニアじゃなければ困りはしない
そんな時代、シーズンインすると深夜ひっそりとダイジェスト放送されてたのを
食い入るように見てた人が多いはずだ
ウチの親父も特別モータースポーツが好きでもないのに
夜中にわざわざ起きてインディやパリダカ、ツールの速報を見ていた
ワシは当然のように21時が消灯タイムだったので
その頃の情報は疎い
でもやっぱり年末になるとパリダカの情報が気になっていた
ビッグオフローダーが好きなのは正にパリダカの所為である(乗ってないけど)
自転車に乗り出したのも原体験としてツールがあったことは間違いない
8耐に至っては言わずもがなである
まぁF1を面白いと思ったことは無いのだが・・・

そういった原体験の中の一つにあるTVCMがある

スバル レオーネ4WD

4WDという言葉に痺れた
Youtubeで当時のCMを見返すと
どこに痺れたのかさっぱり解らないのではあるが(苦笑)
サファリラリーで勝ったという話を聞いて余計気になった
そしてアルシオーネの登場でワシのスバル好きは確定し
レガシィの発表でピークに達した
10万km世界速度記録達成を揶揄する輩もいたが
ワシは単純に痺れた(昨年メルセデスに更新されてしまったらしい)
そしてWRCという舞台で故コリン・マクレー氏と共に世界を席巻したのは
周知の事実
ロスマンズカラーカッコ良かったなぁ

いやね、ぶっちゃけセリカの方が好きって言えば好きなんですよ
昔っからセリカは好き
でもあの頃のスバルには華があった
見ててワクワクした

そのスバルがWRCから去るという
このご時世仕方ないのだろう
残念ながら今のワシの経済状況では
「止めないで」
なんてとても言えない
1台の軽すら買ってあげる事が出来ない
だから余計悲しいし寂しい
でも一番悔しいのは現場だろう
そういう意味ではホンダのF1スタッフって本当に辛いだろうな
スズキのエンジニア達はこれからという時だったのに残念で仕方ないだろう
これで三菱がパリダカから撤退なんてしたら
と考えると正直泣けてくる

GT-Rは売り続けて欲しい
ロータリーは止めないで欲しい
スクーターしか売れなくとも最高速に拘るバイクがあって欲しい
OHVには何としても排ガス規制と戦って欲しい

ワクワクとドキドキが無くなっていくのは
本当に寂しい