鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

風を数えに行ってみた2

2008-09-29 22:50:29 | 単車
風を数えに行ってみた1”からの続きでございますヽ(´ー`)ノ

静岡市清水区庵原の“いほはらの丘”を満喫し御機嫌な鉄肝でありましたが、
残念ながら読書やお茶に良い場所が見付かりません、
そこで思い付いた場所へとTW225を走らせます。

室内や電車で読む本も嫌いではありません、でも一番好きなのは空の下、
出来れば遠くまで見える場所での読書が大好きです。
本の世界から視線を少し上げるだけで、爽快感も楽しめる、目の為にも
良いのではないかと考えています。

目的地へは“いほはらの丘”近くの清水庵原球場から登る高山からも行けるのですが、
あえて東名高速の下辺りを走って行く事にしました、別天地から別天地へ直接行くより、
“行を変える”ように段落が欲しかったのです、人が暮らす中を走り目的地近くに
やって来ました、行きたいのは山原山(やんばらやま)です。



“の”を入れて山原の山と呼ぶ人や山原中継塔や無線中継所と呼ぶ人もいらっしゃるようです、
中継所に上る手前、真南に突き出し左右に約300゜近い角度で視界が広がり、
静岡市を見渡せる場所が有ります。
ここだと思います↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。


 

特に正面から左手は清水区(旧清水市)で、町はもちろん港から三保まで、その眺めは見事です、
伊豆半島も綺麗に見えています。清水区の眺めを横長のパノラマにしてみました、
横へスクロールして御覧下さい。



ここにもベンチやテーブルなどが有る訳では有りません、ガードレールが切れたあたりが、
少し高くなっていて座るのに都合が良いのです。
午前中は用事がありましたので、朝にポットへ御湯を詰めても冷めてしまうかも知れません、
そこで、現地で御湯を沸かすべく簡単な湯沸し道具を持参しました。
最近はあまり見なくなったメタクッカーのセットです、エバニュー製で今も作っているのかは不明です。
煙突効果で効率良く固形燃料を安全に燃やす道具で、その必要なものが小さな鍋に収納され
持ち運びに便利に出来ています。ウインドスクリーンとクッカーをセットします。



燃やす固形燃料は色々な種類がありますが、意外に旅館の夕食で使う卓上コンロ用の、
燃料が優れていると思います。カエンエースなどの名前で売られていて、
安定して燃焼し携行安全性も高く、燃やしてもススなどで鍋底を汚しません、
長く常温で密閉せずに保存すると痩せて、燃焼時間が短くなる為、十分に使える物が
捨てられたりするようで、以前に捨てる予定だった物を旅館から大量に頂き使っています。
燃料をセットし点火、水を入れた鍋を置き準備完了、お湯が沸くまでと“風の数え方”を、
読み始めます。



3~4項目ぐらいで湯気が出てお湯が沸きました、冬ですと沸騰させる力が固形燃料には
有りません、でも晩春~初秋までならラーメンだって楽勝ですし、夏ならば炊飯だって
出来ちゃうんです。
この季節ならばアツアツの御茶が少し時間は掛かりますが楽しめます、
何時も使う登山用ガスストーブならば慌てるほど早いのですが、読書には丁度良い
タイミングと静かさで安全にお湯が用意出来るのです。
ミルクティーを一杯作り残ったお湯はポットへと入れ、メタクッカーを仕舞い、
ラスクをポリポリ食べながら“風の数え方”を読み進めます。



人や人の所業・心の動きも“風”
エッセイは人の人生を疑似体験出来る面白さが有って好きなジャンルです。
フヒャウヒャと笑ったり、う~んと考えさせられたり、胸にグッ!と込み上げたり、
一項目読むごとに顔を上げ、清水の町を見ます。
上げるたびに、穏やかな顔だったり、満面の笑みだったり、目からポロポロ涙が出ていたり。

昼間の農道脇でボロボロ泣いている情けない乗り主の顔を、TW225がライトのリムに映して、
「カッコ悪いから泣くなよ(;´Д`)とりあえず涙拭け」って言っているようでした。



最後までとても充実して読ませて頂きました、清水さん御夫妻の“風”を確かに感じました。

西日が静岡市を斜めに照らしています、私も風を起こしに山を下ります、数え切れない風を起こしに。



「なにカッコ良いこと言ってんだ、情けない泣き顔が精一杯だと思うよアンタには」って、
TWのエンジン音に冷やかされた気がしました(;´Д`)なんだかな~。

風を数えに行ってみた1

2008-09-28 22:50:50 | 単車
生まれ故郷の静岡市清水区(旧清水市)に付いて調べ物をしていて、
偶然に拝見したブログが、清水ともゑさんの“風の数え方”でありました。

楽しく拝見しコメントさせて頂いたりで、巡回コースの一つとさせて頂いています。
清水ともゑさんの書かれたエッセイがブログタイトルと同じ“風の数え方”、
Amazonで何種類か本を購入する際に入手しました。
問題なのは・・・何処で読むか、
ブログの過去ログを少し読ませて頂いた時に、タイトル“風の数え方”は、
清水区の庵原(いほはらの丘)を散歩されている時に思い付かれたとか、
「では今度機会を見て庵原で読もう」と、楽しみに取って置きました、
時代小説だってエッセイだって、所縁の地で読むとグッ!と感懐が大きく深くなるからです。

土曜日、もう少し早く終わると思っていた用事だったのですが、
結局終了したのは昼を少し回ってしまっていました、出遅れても天気は安定しているし、
少し強めだけれど御誂えむきに風が吹いている「行ってみよー(´ー`)ノ」っと、
清水方面へ国道1号バイパスにTW225を乗り入れました。

単車に乗ってらっしゃる方は御存知ですが、単車乗りにとって風は必ずしも親しいモノでは有りません、
どちらかと言うと“敵”になる場合が多いのでは無いかと思います、
雨を顔を切る程に凶器化させるし、四輪のハンドルが取られる強さの横風では、
私の好きなオフロードタイプの単車は、ヘタをすれば走行中に舞い上げられる恐れだってある、
一番怖いのは風に冷やされた低体温だ、むかし意識を失い掛けた事が有る、
「風を感じる乗り物」なんて鼻水が止まらなくなりそうなセリフを言うヤツの姿を見れば、
厚手のジャケットや皮のツナギなんだから「感じようも無い」って思うのは私だけだろうか。

でも時として風と仲良く出来たりもします、オフロード走行ってのは運動なんです、
長い林道を色々精一杯走ると(微妙な表現だな)ビッショリ汗をかいたりします、
走り抜けた林道の峠で、出会う風はヒートした体も心も空冷のエンジンも、
優しくクールダウンしてくれます。

そんな事を考えながら走っていたのですが、大変な事に気が付きました!
おやつが無い(;´Д`)
デイパックの中にはお茶の準備はしてあります、家を出るときに御湯をポットに
詰めるか迷ったのですが、半日ぐらいの間に冷めてしまうと思ったので、
簡単な湯沸し道具を持って来ています。
でも食べ物は持ってない、読書の楽しみの一つ「ポリポリ」する物が無い!
「エルマーさんでラスク買って行くか・・でも数作らないし人気が有るから
今からでは売切れてるかも・・・そーだ原のシュクールさんが良いじゃん
人気店だけど数作ってくれるから、それに目的地に近いし♪」
そんなこんなでテッテケテーっとTWを走らせます。

恙無くラスクを御土産も含め大量にゲット!ヽ(´ー`)ノやったー

シュクールさんからは、ほんの数分で目的地“いほはらの丘”に到着いたしました。



綺麗に整備された畑地です、やはり強めですが良い風が吹いて来ます
「なるほど(´ー`)コレかー」手付かずの自然も良いのですが、農地も凄く好きです
人の営みが感じられる優しい場所だから、風を感じつつそんな場所から見える景色は・・・

 

止まって風を感じたり、走って迷走したりと、楽しい時間を“いほはらの丘”で過ごしました、
しかし、またもや問題が一つ、畑地ですから公園のようなベンチとかテーブルなんてのは無いんです。
石碑の脇に石造りのテーブルとベンチは有りましたが、バスが目の前(坂道)を濃い目の排ガスを
出しながら通ったり、それ以外の交通量も多く落ち着かない「さて困ったぞ、何処で読むか・・・
そーだアソコにしよう♪」なにやら鉄肝君、読書とお茶とポリポリの出来る所を思い出した様で、
勇んで走り出しました、てなワケで2に続きま~す(´ー`)乞うご期待。

林道 川久保線の愉快な面々

2008-09-24 20:13:26 | 道楽
林道川久保線は静岡市葵区を流れる安倍川の支流、藁科川に沿って走る県道60号線から
巨大看板が目印の林道であります。
七割ほどコンクリート舗装され県道60号からひたすら登り、林道諸子沢峯線(一本杉峠線)へと
繋がります。
土の上を走りたい林道ジャンキーにしてみますと、諸子沢峯線か一本杉峠線が不通で、
“いたしかたない”状況でも無ければ、何度も通る事の無さそうな道です、しかし
林業用と思われる鋭意掘削中の枝道も有り、時々は様子見に行っています。



現在は、そんな具合で特筆すべき事も無さそうな林道ですが、動物注意の注意標識が
少しツボでしたので御紹介します。
先ず、かなり無理やりに尻が赤い以外は、とてもリアルでマトモな猿。
グラビアモデルみたいな見返りポーズは、かっこ良いです(´ー`)



ニヤニヤしながら急いでいる猪、愛嬌はバツグン。でもね本物と山奥で対峙したりすると、
すんげー怖いっすよ(;´Д`)マジ注意。



注意標識で“鹿”っつったら恐らく皆さん思い浮かべるのは・・・



・・・ですよね(;´Д`)

それが、川久保線に出没するらしい鹿は!



ねっ 何かヘンでしょう(;´Д`)ぜったい人の言葉を喋るよ声の音程は低くて、上目線でタメ口だよコイツ。

とゆうワケで、林道川久保線を通行される際は『ヘンなシカに御注意下さい』

県道285・286号線 鮎釣ループ道 (仮称)

2008-09-22 21:15:55 | 道楽
9/7プロペラ船のプロペラを見学に龍山郷土文化保存施設へ行くのに、
通った県道286号線は国道152号線から見ると、天竜川を隔てて対岸に見える、
狭そうで走り難そうな道・・・その通ーり(´ー`)笑
好事家がワザワザ選ぶ“どっぷり地元道”なんです。

国道やら県道には番号が付いてますね、行った場所や道順を説明するのに好都合なんですが、
時々つーか頻繁に重複区間てのが存在します、今回の記事で御案内します道も県道285号なんだけど
286号でもある、そんな道。

国道152号を北上し雲名橋を渡って県道286号を更に北上すると、右手に龍山大橋が掛かっています、
トコトコ渡るTW225のノーマルマフラーから出る大人しめな排気音が、川と山に吸い込まれてゆきます。

 

渡り終えると右回りに道が続き、トンネルが見えて来ました。

 

このトンネルの名前は“鮎釣隧道”この地区は“鮎釣”と呼ばれています。

 

鮎釣隧道を通ると渡って来た龍山大橋が見えて来ました、そのまま進むと橋の下をくぐって、
360゜ループ完了!ヽ(´ー`)ノやったー。

 

静岡の伊豆には有名な河津七滝ループ橋がありますが、地元道として便利に使われている、
ループ道(ループ橋)は他にも各地に多数有ります、折に触れ御紹介出来ればと思っています。

伊豆には廃道も合わせて他に二箇所ループが有るなぁ(´-`).。o○行きたいな伊豆。


ループ形状が地図でもハッキリ分かります、
地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。

相良油田 油田の里公園

2008-09-20 22:01:44 | 単車
なぜ台風一過ってのはテンションが上がるのでしょう?

牧之原市の用事は私も含めてスタッフ全員の、異常とも言える陽状態の為か、
台風次第で実行日が移動したかもしれないのに、TEL一発で定時には現場に全員が集合、
スタートが多少遅れたのにも拘らず、午後2時前には完了(;´Д`)あんびりーばぼー。

んで、現地解散ヽ(´ー`)ノやったー
帰るってのも良いのだけど、せっかく牧之原市に来てるんですから面白い所へ行きましょう、
ところで皆さん静岡県で石油が採れていたって御存知でした? 油田が有ったですよ!
1955年に廃止されるまで、極めて良質な軽質油(精製無しでエンジンが動く)を産出する、
日本では太平洋岸唯一の産油地だったそうです。

上手く御説明したいのですが、タナボタ自由時間で私も初めて行って来ましたので、
理解が足りてないと言うか、アカデミックで頭が足りてないと言うか・・・
それでね、すっげー申し訳無いんですが、説明の多くは他力本願でリンクに頼ります、
ごめんね(;´Д`)σココ←をクリックしてね。

相良油田のアピールが少ないなぁと、感じました。
辿り着くまでの案内看板などは皆無に近かったですよ、静岡空港が出来るんですし、
郷土の歴史(それも近代)なのですから、広く知ってもらうってのは悪くないと思うんですが。

  

立派な資料館や原油を手掘りしていた、油井の上に建てた小屋を復元してあります。

  

油田の里公園から少しだけ山を登ると、相良油田最後の石油坑が残してあります。

  

石油坑の近くに、もう一つ手掘り小屋が復元してあり中には油井や足踏み鞴(たたら)や、
原油サンプルが有ります(一番左が相良油田の原油です、格段に綺麗でした)。

 

よく県外の方に「静岡は海も山も有って、恵まれているね」って言われます、
これからは「油田から石油も出てましたしね」って付け加えましょう、
北海道や秋田や新潟の人には「σ(^Д^)ウチも」って言われちゃいますけどね(笑。

帰りに藤枝青年会議所が発行・配布してくれている「スイーツのまち 藤枝」も恙無く入手し、
帰宅いたしました。




地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。

天竜川 秋葉ダム天端

2008-09-18 20:23:32 | 道楽
静岡県浜松市天竜区は自然と歴史がテンコ盛りな地域です。
代々御住まいの方達の歴史は、その自然を利用したり脅威から逃れたりだったのだと、
龍山郷土文化保存施設で一端ですが学ぶ事が出来ました。

天竜川の歴史の中で非常に大きな変化はダムです
天竜川水系の一つ、秋葉ダムに今回記事にする道楽が存在します。
ダムの上部(天端)はダムによっては、一般者の立ち入りを制限しているモノも有りますが、
この秋葉ダムは通行が可能になっています、橋の役割も持っている訳です、
全景を御覧頂きます、左端にトンネルが見えますか?天端を通行し、あそこに行けそうです。



早速、天端へとTW225を走らせます、中央あたりで上流部を見てみます。



天端突き当たりのトンネル入り口です、徐行看板、左右に矢印の向いてる案内看板、
そして左側にYの字の注意ペイント・・・既に気が付いた方もいらっしゃると思います。
一気に画像で御案内しまーすヽ(´ー`)ノGOGO~



そーです!二股に分かれたトンネルなのです!!そしてこのトンネルの行き先は・・・



分岐から左右を覗いて見ました、オレンジ色ナトリウムランプ照明が唐突?に見えました。



左を見たら小型トラックが、忙しそうに横切って行きます。



「ん?鉄肝よ、二股トンネルも十分珍しいけど、目の前を車が横切るって・・・
だってココはトンネルの中だろう?」

解説しまーす(´ー`)ノ 秋葉ダム天端から進入するトンネルは二股に分かれ、
国道152号線・西川トンネル(西川隧道)内にて合流しているのです、つまりトンネル内に交差点が有るんです。

御当地に設置されていた秋葉ダム案内図と、私の解説図を併せて御覧下さい。
秋葉ダム案内図の中央図、左側の連絡具合を単純化したのが私の解説図です、
濃いグレー部分はトンネル内部なんですよヽ(´ー`)ノおもろー。



感想ですが、危ない道路構造だと思いますです、トンネル交差点には信号なんて有りません、
カーブミラーで国道側の通行車両が来ないのを見計らって、合流するって感じになってます。
西川トンネルは二車線ですが、秋葉ダム側は1.5車線てな幅しか有りません、
自他共に“どんくさい”と認められるみたいな方は、車両で立ち入らないのが吉です、
行っちゃったんですけどね私(;´Д`)えへへ。



地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。

有名物件

2008-09-16 21:05:00 | 道楽
久しぶりのカテゴリー“道楽”でございます。

それでは口上をば・・・
このカテゴリー“道楽”は少し変わった道路、ユニークな道、笑っちゃう案内看板とか、
つまり鉄肝が出会った“楽しい道”と、御理解を賜りたいんです。


君盃 普通酒を頂いてます、美味いねこれ(´ー`)y口に入れるとフワッと甘い、
主張し過ぎない恐らく何年愛飲しても、飽き難い良酒をチビチビやりながら、
道楽を書かせて貰いまーす。

 

先週に天竜へと行きましたので、有名物件を御案内。

題して  (」´Д`)」<「地球の皆さーん」



 

えーとぉ(;´Д`)有名ですもんね、皆さん御存知ですよね(;´Д`)すんません・・・
一応、初見な方向けに御案内をいたしますです。
バス停は二俣から国道152号線を北上し道の駅・天竜相津 花桃の里から約1kmほど、
案内看板は国道152号線(船明トンネル)から県道360号に分かれて直ぐです。

君盃酒造 君盃 樽酒 (くんぱい たるざけ)

2008-09-14 18:15:58 | 
昨日は身内の敬老会でありました。
私は何歳まで生きる事が出来て、何時まで好きな酒や単車を趣味に出来るんだろう、
なんて考えましたよ(´-`).。o○
まぁ呑める時に呑んどきましょう(´ー`)yってなワケで、今日、酒買いに行って来ました。

行って来たのは君盃酒造さん



ここも単車だったら自宅から15分ほどの近さです。
贔屓の満寿一さんとは、深いつながりの有る蔵で、現在は親子二人で酒を醸してます、
奥さんも明るい方で、家族のチームワークがバッチリな感じです。

生産量は非常に少なく、まず県外でお目に掛かる事は無いと思います、市外でも見る事は稀です
“出来る範囲で革新的”って印象があり、ちゃんと結果を出してます、なんせ美味い!。

造り酒屋であり、町の酒屋でもあるので、店前に自販機が設置され、ビールとか普通に売ってます。
そして一番下の段の右隅に自蔵のカップ酒が二つ並んでます、一列カップ酒にしてしまわずに、
末席?にチョコンと置くあたり、とても微笑ましい(´ー`)でもコレが美味いのよ。

 

対応してくれたのは、息子さんの英俊さんで、とても気持ちの良い接客の御蔭で、
お酒と笑顔を持って帰ることが出来ました。
買って来たのは、普通酒を一升と樽酒を四合です。
今日は樽酒を頂きます、秋は木の香の楽しめる酒が嬉しい季節です。

 

聴き猪口に注ぐとフワッと木の香(´ー`)味は樽香とマッチした端麗で精好。
ピッと筋の通った酒です(´ー`)y優しさと凛、見事な調和の“日本酒”であります。

樽酒は樽香がする分、好みが分かれるかも知れません(´ー`)y
木の香が御嫌いで無ければ御勧めしますです。



君盃酒造株式会社
静岡県静岡市駿河区手越302
地図は↓こちら(地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます)

待望の野営

2008-09-12 20:00:00 | 野宿
「行きたいねぇ」「行けないねぇ」
今年になって友人と何度この言葉をやり取りした事か・・・
しかーし!ついに10日、待望のcampingへ行って来たですよ(´ー`)ノやったー。

パッキングはバッチリ決まって夕方に出発!



途中のスーパーで盟友小僧.jp氏と合流。
彼が乗るのはCub90、彼が現在出している結論がこの単車、使い方は正に“汎用の極”
カワサキの2stオフ車よりも、こちらを選ぶあたりは実に面白い。
細かく見て行くと唸る装備や工夫が満載なのだ。



なんだかんだで、現場に到着した時には、すっかり暗い。
ところが御互いなれた物で、ヘッドランプ程度の明かりでも、野営の準備はスイスイ進む。

 

「進む」と言うより「でっちあげる」的な“ヤッツケ感”満載♪
仕度がちゃんと整う前に、食べ始めたり呑み始めたりで乾杯したのは“宴もたけなわ”に
既になってからなのね(´ー`)y乾杯~♪

 

アンチ?ガス派の小僧.jp氏が使うMSR_DRAGONFLYは会話を妨げない静粛性の傑作ストーブ、
それを駆使し、今回のキャンプでHitだったのが彼の作ったった干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)、
ネギが入れば完璧なれどネギ抜きでも見事な酒の肴!美味(´ー`)美味。
今回のバージョンでクレームを入れて来るとすれば初音ミクだけ(謎´Д`)。

 

小僧.jp氏が御就寝あそばされた後も、鉄肝一人星空を満喫しつつ呑み続け、
花の舞吟醸酒花ラベル四合瓶は逆様となりましたヽ(´ー`)ノ美味かった。
夜中の1時過ぎ、ぞもぞとテントに入り、シュラフに滑り込んだら即寝、気が付いたら・・・
朝でした(´ー`)ノおはよー。

朝露でテントも単車もビショ濡れ、風の無い穏やかな夜だった証拠です。
お茶やら朝食やら、太陽が装備を乾かしてくれるまで、のんびり過ごします。

 

乾いてきたら撤収準備に掛かります、テーマは「痕跡を残さない」。

 

私のTW225パッキングが来た時(買い物前)と其れほど変化無かったのに、
Cub90のパッキングが、とてもコンパクトとなり、閉まらなかったフタが閉められたのは、
このキャンプ最大のミステリーだったと記憶しつつ撤収。

 

温泉と昼飯食って流れ解散、昨日(11日)午後に無事帰宅、お疲れ様でした。
楽しかったねぇヽ(´ー`)ノまた行こうね。

天竜川 プロペラ船

2008-09-10 00:15:11 | 単車
7日の日曜日、天気予報は自信無さげに午後からの降雨を告げていました。
もし降られても「濡れ鼠」になれるのは夏ツーリングの醍醐味と、出掛ける事にします、
でも体温低下は怖いので、雨合羽はバックの奥に忍ばせて西へとステアリングを向けました。

国1バイパスを磐田市で降り北上します。まだまだ暑い夏の日差しを浴びて走り、
古くからの交通の要衝、二俣に到着しました。今回のツーリングはココが出発点なのです、
「ありゃありゃ可愛そうに鉄肝君、残暑にやられてしまいました」
いえいえ違います、今回のツーリングのテーマとしている、
ある物がここ二俣を出発(到着)点にしていたので、その足跡を辿る旅だから出発点なんです。

 

国152を天竜川に沿って走り、途中から県285→県286を走り繋ぎます。



そして到着したのが“龍山郷土文化保存施設”です。



入場して先ず驚かされるのが、大きな桧の切り株です、樹齢は約350年!年輪にピンでマークし、
その年輪の刻まれた時の出来事が年表で表されています。



その他、流石は林業の盛んな地域です林業の道具や生活用品など様々な展示物が有りました。

  

中でも私の見たかった物、プロペラ船のプロペラです。



「鉄肝~“ぷろぺらせん”って何だ?」はーい説明させて下さーい。
先ずは、熊野川で就航していた在りし日のプロペラ船を借り物画像ですが御覧下さい。



不思議な船でしょう?プロペラが付いている方向が後方です、プロペラで起こした風を使う、
風力推進の船です。
画像をお借りした撮影者様のサイト「広瀬和彦の鉄道写真集」内「紀勢本線とプロペラ船
」では、
プロペラ船就航当時の瀞峡や、船内の様子が拝見出来ます。
昔々の海外TVドラマで邦題「ジャングル・パトロール」原題「The Everglades」で、
エアボート(Airboat)と呼ばれる同じ原理の船が、マイアミの湿地帯で活躍したのを、
御記憶の方も、いらっしゃるかもしれません。
では日本のプロペラ船は、この影響を受けているのでしょうか?
いえいえプロペラ船は日本オリジナルな船です、大正9年(1920)発明者:鳥居丈之助氏、
協力者:小西正一氏によって熊野川で産声を上げたのです。

天竜川では浜松市天竜区二俣町鹿島~浜松市天竜区佐久間町大井(西渡)、その後、紆余曲折を経て
大正11(1922)年~昭和15(1940)年まで運行されていました。
凄い爆音を立てながら、当時としては信じられないスピードで、水面を滑って行ったそうです。

龍山郷土文化保存施設を後にし、プロペラ船のもう一つの発着点、佐久間町大井(西渡)を
目指して走ります。
県285→国152を走り、天竜・水窪川の合流点に到着しました。

 

空から雨が落ちて来ました。
濡れながら天竜川に沿って下る私が考えていたのは、ホンダの創業者、本田宗一郎さんの事です、
天竜川でプロペラ船が就航した年には、東京へ修行に行かれた年で、その6年後に浜松にお帰りに
なられています。天竜は宗一郎さんの故郷です、そこにエンジン動力のプロペラ船が就航していれば、
恐らく・・いや、間違いなく見に行かれたと思います、もしかすると乗船された可能性だって有ります。

大粒の雨に激しく体と単車を叩かれながら辿る秋葉街道。
私の生まれる前、龍山郷土文化保存施設に展示されていた、桧の切り株も聞いたプロペラ船の爆音が、
遠くに聞えた気がしたのは・・・空耳だったのかな。



浜松市龍山郷土文化保存施設

静岡県浜松市天竜区龍山町戸倉221-1
地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。



今日の夜から山に入ります、無事に帰りましたら御報告いたしまーす(´ー`)ノ

松浦食品 JAZZ LIVE

2008-09-08 20:25:15 | あーだこーだ
6日の土曜にはJAZZを聴きに行ってきました。
PM5時には諸々片付け終わりましてPM5:30に乗車し西へ向かいました、
「あれ?鉄肝、単車じゃないの?」そーなんです、駐車場の事などなど単車の方が、
具合良いんです・・・が、JAZZ LIVEが開かれる場所が芋かりんとう(遠州では芋まつば、
高知では芋けんぴ)で有名な松浦食品さんの倉庫でして「商売でも始めるのか?」ってくらいの、
“御土産リスト”を渡され、大量に買ってくる事になったからなんです。

PM6過ぎに松浦食品さんに到着いたしました。

  

天井高い!三々五々地域の皆さんが御集まりになり、PM7に開演となりました。
素晴らしい演奏が続きます、そしてMaritess(マリテス)さんの登場となります、
静岡県在住で、とても美しいsingerさんです、歌を聴くのは初めてでしたが、
とても優しくチャーミングな歌い方をする方でした。

 

えっ?Maritessさんがブレブレで見えない?ちっょとカメラが眩暈を起こしてたのよ(;´Д`)

二部構成の約2時間のLIVEは瞬く間に終わりましたヽ(´ー`)ノとても良かった大満足です。
驚くべき事に、このJAZZ LIVEは任意のチャリティー募金のみで無料です、
松浦食品さんと奏者の皆さんには心から御礼申し上げたいと思います。


Maritess(マリテス)さんのライブ情報などはココをクリックしてね。

惣菜とおにぎり『かどや』

2008-09-05 22:38:00 | あーだこーだ
10何時間かPCの前で座りっぱなし(;´Д`)今日中には纏めないとOUT、
しかし、遅々として進まない。
脳味噌も夏バテするんですかね?誤魔化す方法さえ思い付かない
「ダメだ(;´Д`)3時間全てをパス!気持ちの換気に行って来よう」
飲料水1Lとモヤモヤを持ってPM1:15、TWに跨りました。
国1バイパスを東へ葵区から清水区方面へと走ります。

「そー言えば腹減ったなぁ」朝も栄養補助ゼリーだったし昼飯はまだだもの、
空腹を感じ始めたのは良い傾向です「そーだ、あそこ行こう」能島ICを降り
清水駅方面に向かいます。
清水区は私の生まれ故郷です、小学校低学年で旧静岡市(現葵区)に引越しました、
そんな私が清水区へ行けば、環境が変わって便利になれば、我が事のように嬉しいし、
いつまでも変わらない物や場所ではノスタルジックです。

“変わったけれど変わらないモノ”へと単車を走らせて来ました、
それがココ↓かどやさんです。



地図は↓こちら(地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます)


以前はもっと港橋に近い、巴川沿いの道との本当に角に在ったお惣菜とおにぎりの店です。
前の店舗は間口全部がショーケースで上にはコカコーラの看板とか上がってた(´ー`)懐かしい。

新しくなったお店はとても綺麗ヽ(´ー`)ノでも味は昔から美味い!“変わったけれど変わらないモノ”
お気に入りのおにぎりと、カレー味のフライを購入しました、色々大変だと思いますが
“かどや”の味を続けて下さい、微力ながら応援しています。

かどやエスパルス通り店 静岡県静岡市清水区港町2丁目1-1-103 054-352-8637
定休日:火曜日 営業時間:AM10~PM8(2008/9/5現在)


もう食べる場所は決めて有るんだヽ(´ー`)ノうひょうひょ。
大好きな清水をトコトコ、県75を走ります、そして到着したのは、

 

blog友達のももっちさんが御自信のblog「バイク と えとせとら」で教えて下さった。

秋葉山公園

日陰になるベンチが空いてましたラッキー!早速、弁当を広げます。



ジャガイモ・鶏肉・黒はんぺんのカレー味のフライ、えび天・山菜おこわ、そして
私の大好物、ラー飯(らーはん)のおにぎり。
「おーい鉄肝、ラー飯てナンだ?」御答えしまーす(´ー`)ラーメン味のおにぎりです、
少し前に、ファミリーマートでサッポロ一番のおにぎりが売られていたのですが、
あれよりもっと素朴な昔ながらの醤油ラーメン味が、かどやさんのラー飯です。

美味い美味いと完食ヽ(´ー`)ノごちそーさま。消化の為に少し歩きましょう。
色々興味深いモノが有る公園です、災害時には避難地になるように整備されてます。



楽しい公園にも歴史ありです、古墳だったり砲台だったりします。
三保半島の方まで良く見渡せます、手前には新幹線が忙しそうに行き来しています。

 

景色を眺めている私は出掛ける前の私とは、違う顔をしていたのでは無いかと思います。
公園を後にする為TWに跨ります、時計に目をやるとPM3:35、
すっかりヤル気と自信を取り戻して、PC前に戻って行きました。

ありがとうね清水(´ー`)ノ助かったよ。

満寿一酒造 満寿一 本醸造 (ますいち ほんじょうぞう)

2008-09-02 20:49:22 | 
以前にも書かせて頂きましたが、私が一番多く呑む日本酒は、
自宅から最も近い蔵、満寿一酒造さんの造る酒です。

  

購入するのは一般の酒屋さんが半分、蔵から直接が半分ぐらいで
今年は酒屋さんからの購入量がやや多くなってます。
今日は久しぶりに直接、蔵に伺いました、何時も気持ち良く迎えて頂きます、
蔵外観の写真を写す許可を御願いし、白い建物の事務所兼、販売所と黒い建物の間を進むと、
とても静かで爽やかな感じの四角い中庭が有り、事務所の裏手にツタの這う蔵が現れます。

 

一般応募で開催されていた第8回しずおか市民景観大賞の優秀賞に選ばれた蔵です、
地元で愛されている建物なのです。
朝夕は涼しくなったとはいえ、まだ暑い時間帯なのに黙々と庭の手入れを
されていました、お疲れ様です。

微生物の力を借りて造るのが日本酒です、有益な物は良いのですが、
混入しては困る厄介な物も多く存在します、日本酒の蔵が、とても心地良い空間なのは、
生物にとって快適なのと、清掃が行き届いているからなのだと思います。
出来るだけ一般者の立ち入りをSTOPし、大変だと思いますが、
酒造りに良い空間を今後も維持して頂きたいと、地元衆の末席に正座して、
足が痺れている鉄肝は応援したいのであります。

一升瓶を二本購入いたしましたよヽ(´ー`)ノやったー。
一本は以前に書かせて頂いた“剣 満寿一 (つるぎ ますいち)”もう一本は

満寿一 本醸造 (ますいち ほんじょうぞう)

   

冷やしすぎず常温(20℃前後)~ぬる燗(40℃前後)で少し口内に留めて味と話をしてみると、
ふわりっと甘味がやって来ました美しい繋がりで変化し、
私が満寿一らしいと感じてる叩き切った辛さで見事に旨味を完結しているように思います。
綺麗で細やか、突出し過ぎず深みあり(´ー`)料理も自らも生かす 満寿一酒造さん御見事です。

「おい鉄肝!地元贔屓!!」って御叱りを受けそうです(;´Д`)えへへ。

県内外の酒飲みと同席し、話題が満寿一になると、吟醸や大吟醸の高い評価を聞きます。
でもね・・・本醸造だって侮れないのですよ(´ー`)
SBS学苑パルシェってカルチャースクール?で、普通に購入し銘柄を伏せて、
一般の方が純米や本醸造の“利き”をされ、結果が去年ぐらいから話題になっています。
今年の夏に本醸造の二回目が開催されたそうで、一回目の結果と併せてリンクしました。

一回目の結果↓画像をクリックして下さい。


二回目の結果↓画像をクリックして下さい。


二回目の二位には、ほっとぱっちが買って来てくれた志太泉さんの特別本醸造が、
そして一回目・二回目ともに一位なのは・・・
如何でしょうか?(´ー`)y是非一度、御試し下さい。


満寿一酒造株式会社
静岡県静岡市葵区山崎2-32-5
地図は↓こちら(地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます)

ある日の午後

2008-09-01 22:24:09 | あーだこーだ
午前中はやる事をガッチリやりまっせー(;´Д`)ぅぉ
昼には目処が立ちましたぜ(;´ー`)やったぁ
天竜行くぞー!!スーパー林道行くぞー!!(;`Д´)いくの
雲名通過~林道突入~(#´ー`)ごーごー
あれれ 厚い雲が急に・・・(#`-´)やめてぇ
降って来たよ・・ドシャ降りだよ(;´-`)きびし
温度も低くなったよ、帰ろ(;´Д`)ょょょ
帰りにお茶ぼっこさん寄ろっとヽ(´ー`)ノそーしよー
カキ氷出て来たよ!アンコだけど大丈夫みたいだよヽ(´ー`)ノやほー
美味しかったよ♪嬉しいよ♪ヽ(´ー`)ノにっこにこ
あっ!写真撮り忘れたよ(;´Д`)しもた
ひのおやじさんが、お菓子を追加してくれたよ(ノД`、)うれし

カキ氷を写すのは、来年のお楽しみヽ(´ー`)ノそーしよー

なんて感じの午後でしたよ(´ー`)単車に半日だけでも乗れたのは、凄く気持ち良かったですよ。
色々と溜め込んでたかもしれない、今週は心の四肢を伸ばそう(;´Д`)なるべく。