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ワーク衡業(わーくこうぎょう)のブログ

東京の下町江戸川区からトラックスケールトータルソリューションの株式会社ワーク衡業が発信する番外編ブログ

鹿骨・鹿島神社お祭り。

2010年09月28日 | 情報
 第78回

 記録的な猛暑もやっと収まり、関東はどうやら長雨のシーズンに入ったようです。各地から秋祭りの話題も聞こえてきます。
 ワーク衡業のある東京都江戸川区鹿骨町でも、先週お祭りがありました。今年は本祭りだそうで、街中を神輿が威勢良く回り、子供の引く山車がガヤガヤと進んでおりました。







 神輿、結構立派ですね。この辺も下町の端っこですから、こういったお祭りは賑わいます。ナンか凄い方もいらっしゃるようで。





 子供達が引く山車です。私もお菓子欲しさに山車引きをハシゴした覚えがあります。でもこの山車はトラックの上に乗ってました。ちょっと時代を感じます。



 さて、鹿骨町の鎮守様は鹿島神社です。名前からして当たり前のような気になっていましたが、これがさにあらず。思った以上に奥深い歴史がありました。
 鹿島神社の縁起によりますと、

 「神護景雲元年(西暦767年)奈良の春日神社創建に先立ち、鹿島神宮から分霊の御使いとして鹿が送られることになりました。その道中、この鹿骨の地で一匹の鹿が死んでしまって、それを村人が塚を作って祀りました。これが縁で鹿島神社が建てられた。」

 と云うことらしいのですが・・・。
 これには、どうやらもう一歩奥話があって、神社の南にある鹿見塚神社、これが鹿を祀った塚らしいのですが、確かにここから鹿の骨が出たらしい。鹿骨の名の由来もここからきているのだろうと推測も出来ます。ですがこの鹿の骨、埋葬されたのではなく占いに使用されて埋められたのではないか、という話があります。
 弥生時代に動物の骨を焼いて占いをしていたことは良く知られています。鹿見塚の鹿の骨もこれではないかということです。鹿骨町のすぐ北に上小岩遺跡という弥生時代の遺跡もあります。
 鹿骨の鹿島神社の創建は室町時代(500年位前)ということなので、鹿見塚が弥生時代(1800年位前)だとするとこの二者の関係が難しくなります。さて、鹿島神社が先か鹿見塚神社が先か・・・。



 んん、まさか地元にこんな歴史の謎があるとは。灯台下暗しでした。  <影>


 ワーク衡業のホームページはこちら http://www.work-scale.jp


 上の謎について大変いい答えを出していた方がいらっしゃいました。承諾の連絡先がわからないので、ホームページのタイトルのみ紹介させて頂きます。[ GOTO's ROOM ]さんのホームページです。

ご当地物。

2010年09月14日 | 情報
 第77回

 最近は「ご当地物」が流行っています。地方の特産を利用した新商品が次々と出て、地域限定販売するものも少なくありません。
 ワーク衡業の事務所で話題になったのはグリコのプリッツ。「東・西日本エリア限定発売」のシリーズがあって、二つ、三つと集まってくるうちに、いつの間にか全部集めようという話に。
 グリコの販売員さんにも協力して頂き、シリーズ六種類、全て揃えてみました(何やってるんだか)ので、小ネタと共に紹介します。



 まずは西日本編三種の一で「九州辛味ゆずこしょう味」。
 ゆずこしょうは九州では定番の調味料。煮物や焼き鳥にピリッと絞まった薬味としても使われます。最近では関東でも簡単に手に入るようになりました。
 このゆずこしょうの「こしょう」は、実は胡椒ではなく「とうがらし」のこと。九州でも一部地域の表現なんだそうです。



 西日本編二つ目は「甘だれ仕立て焼あなご味」。
 関西のあなごは瀬戸内で満遍なく捕れますが、料理は兵庫県明石が有名です。定番の甘だれ蒲焼や白焼き、お茶漬けなども絶品な食材です。
 関東では、以前紹介したように千葉県富津の「はかりめ丼」などがあります。



 西日本編の三番目は「関西粉もんねぎ焼味」。
 ご存知大阪お好み焼きの一種ですが、最近とみに人気が出ています。キャベツの代わりにネギ(万能ネギ?)がてんこ盛り! ソースではなく醤油ベースのたれで頂きます。
 この「ねぎ焼」は淀川区のお好み焼屋「やまもと」さんが商標登録をお持ちだそうです。



 東日本編に入ります。一つ目は「名古屋スイーツ小倉トースト味」。
 名古屋が東日本というのも少々抵抗がありますが、この辺は大目にみましょう。食の冒険者の異名を持つ名古屋、その名古屋の喫茶店文化が産んだ申し子が小倉トーストでしょう。トーストしたパンに小倉あんを乗せたり挟んだり。一見ミスマッチに見えるこの食べ物が意外と美味しい。喫茶店で産まれただけあってコーヒーとピッタリあいます。
 この小倉トーストを作ったのは栄の喫茶店「満つ葉」さんだということ。ですがこのお店はもうないそうです。



 東日本編の二つ目は「旨味ピリ辛餃子味」。
 餃子といえば栃木県宇都宮の名物。駅前には餃子の像も立っています。ですがその歴史は意外と新しく、1990年に市が行った町興しが成功した結果だそうです。そういえば茨城県水戸市の納豆もピーアールの成功が生んだ名物ですね。現在一世帯当たりの餃子消費量№1は静岡県浜松市だそうです。



 シリーズ最後は東日本編「北の漁師ホタテバター味」。
 ホタテもバターも北海道の特産品。海の幸と山(陸)の幸が見事にマッチした料理法です。
 ホタテの美味しさは何も人間に限らないようで、タコやらヒトデやら天敵が多い。意外ですがホタテはこれら天敵から逃げるのに泳いで逃げます。

 ご当地物は面白い。企業が競って企画しているようで、探すと意外なものが沢山ありそうです。機会がありましたらまたやりたいですね。    <影>




 グリコ地域限定ネットショップのホームページはこちら http://shop.glico.co.jp/products/c7.html


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第二回809杯ゴルフコンペ報告

2010年09月02日 | 情報
 第76回

 2010年8月26日、第二回809杯ゴルフコンペが開催されました。
 場所は茨城県水戸市、水戸ゴルフクラブ。猛暑の中、皆さん頑張って下さい。




 ゴルフを知らない方もいるでしょうから、簡単な説明を織り交ぜながら大会のフォト紹介を。

 ゴルフは止まっているボールをクラブと呼ばれる道具で打ち、決められた穴に入れる競技です。勝敗はより少ない打数で穴にいれた者が勝ち。
 起源は北欧、オランダなど色々とありますが(中には中国起源説も)、現在のルールの基礎となったのは英国スコットランドだと言われています。放牧場で羊飼いが遊んだのがルーツとか。
 現在、一般的なゴルフといえば100~500y(ヤード:1ヤード約0.91m)ほどの距離で一つの穴を狙い、これをホールと呼んでいて、このホールを18ホール回り、打った打数の合計を競います。




 広いですね。ずうっと芝生が続いている一番奥までが1ホールです。上のフォトでプレイヤーのいるところがティーグラウンド、ホールの第一打目を打つところです。先の縞々に見えるところが正規の競技コースに当たるフェアウェイ。そのさらに先にゴールとなる穴があります。



 打ち進んだ先、赤い旗の付いているポールの下がゴールの穴。カップと呼びます。このカップの周囲は芝生をさらに細かく刈り込んでボールが転がり易くしてあります。ここがグリーンと呼ばれる場所です。グリーンの上ではボールは転がすことしか出来ません。
 このようにボールを飛ばしたり転がしたりしてカップに入れれば1ホールクリアです。これを18回繰り返して打数の少なさを競います。



 ゴルフ場は本当に広い。18ホール最短に回っても6~7kmにもなります。設備の整っているゴルフ場では自動カートがあって、移動が楽になっています。これが良いのか悪いのかは、ここでは詮索はしません。



 ナイスショット! 建築関係のS氏です。ホームがとてもキレイですね。お上手なのがフォトからも伺えます。
 この広い場所で、基本一人で競技を行っていくのがゴルフです。打数をごまかすもの意外と簡単。だからこそフェアープレイが要求されます。ゴルフが紳士のスポーツだと言われるのはこうした背景を持つからです。決してお金の掛かるスポーツという意味ではありません。



 前回優勝者の浦安ザッブT氏。「今回もやるぞぉ。」って気合い入ってますね。



 いっしょに回っている計量士K氏と電気関係のF氏。スコアはどうでしょうか。



 我らが技術部長も頑張ってます。・・・が。



 今回の優勝はこの方。
 大会紅一点、会計事務所のI女史でありました。

 おめでとうごさいます。

 皆さんお疲れ様、また来年頑張りましょう!    <影>


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サイクリング部活動報告①

2010年08月25日 | 情報
 第75回

 ワーク衡業サイクリング部から活動報告が届きました。
 初めての活動に問題が起きて延び々々になっていましたが今夏久しぶりの再開で、前回はお台場へ、今回はお盆の休みを利用して目的地を横浜としました。

 会社のある東京都江戸川区から都心を貫けて東京湾西岸を南下。多摩川を渡り神奈川県に。川崎、そして横浜。往復約100kmの行程です。



 山下公園、氷川丸前で記念ショット。この日も関東の空は晴れ渡り、気温はうなぎ登りの猛暑日でした。ナンかごくろうさまと言いたくなりますね。
 この後は中華街でお昼ごはんです。



 横浜市中区にある中華街は異国情緒あふれる町。500軒からの中華のお店が軒を並べます。フォトのバックは2006年に落慶したばかりの媽祖廟。媽祖は中国の航海、漁業の守護する女神様です。商業の神様関羽を祭る関羽廟と共に、中華街の信仰を集めています。

 その関羽廟に続く関羽廟通りの中程にあるのが四川料理の名店「京華楼」さん。お昼はここで。



 四川料理といえばこれ、麻婆豆腐。見るからに辛そう。



 こちらはあんかけチャーハン。・・・あんのチャーハン乗せ、かな。盛り方は変わってますが美味しそうです。他に刀削麺が絶品だったそうですが、食べかけのフォトだったので掲載出来ず。残念。

 サイクリング部のみなさん、これからも活動先の風景や細かい事柄、それに寄ったお店の情報等、どしどしご報告下さい。    <影>


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田中雅樹個展

2010年08月17日 | 情報
 第74回

 田中雅樹さんというガラス工芸作家さんがいます。技術部長の親戚に当たる方だそうで、その方の個展が横浜で開かれました。その時のフォトを頂いたので紹介させて頂きます。



 個展は横浜のギャルリーパリという会場で開かれていました。田中雅樹さんは横浜や神戸での個展開催が多いそうです。



 フォト右の方が田中雅樹さん。一応目隠しさせて頂きます。左は言わずと知れた技術部長。

 簡単ですがプロフィールを。

 田中雅樹。多摩美術大学 工芸学科ガラス専攻卒業。
 かわさき現代ガラス展グランプリを受賞。その他多くの作品展で入賞をされています。



 作品は、ソーダガラスのブロックを特殊な接着剤で接着し研磨していくという技法で作られます。ガラスなのに柔らかい色と質感が淡い魅力を醸し出しています。
 今回の個展の題は「どこかの部品」ということだそうで、何処かで見たような形が淡い光と影を作りながら整然と陳列され、どこか非日常的な空間を作ります。



 貼り付けたとは思えない透明感がすごいですね。



 これからのご活躍を応援致します。     <影>




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江戸川花火

2010年08月09日 | 情報
 第73回

 8月7日、今年も江戸川花火が開催されました。打ち上げ玉数14000発は都内3番目です。可也な数だと思っていたのですが、全国区で見ると20番にも入っていません。因みに一番は長野県諏訪湖の花火大会で42000発。驚きの数ですが、これをどんなスケジュールで上げるのか興味が出ます。
 人出137万人はどうやら日本一のようです。人気があるからというのではなく、地理的な要因でしょう。人口密集地で交通の便もよく、尚且つ河川敷が広く収容人数が大きい。こちらも因みに№2は関門海峡花火大会(山口県及び福岡県合同)の115万人。

 <影>は今年もワーク衡業旧事務所の屋上からの見物です。写真を撮ったので何枚か貼ってみます。



 ゴッタ返している土手に出なくていいので楽チンです。見物には問題ないのですが、カメラを向けるには丁度電線が掛かってしまう。



 今年は風向きがよかった。煙はみんなJR市川駅の方へ行ってました。そちら側の方は残念でしたね。




 今年は仕掛けの富士山が良く見えました。クレーンを随分高くしたみたいです。





 このフォトはヤフーに投稿してみました。綺麗でしょ。


 これが今年の最後の一発。・・・と思ったら、このあと2発だけポンッポンッて上がりました。イタチの最後っ屁。こういう言葉は死語に近いでしょうか。

 盛大な花火大会ですが、来年の開催が危ぶまれているそうです。寄付が集まらないとか、スーパー堤防建設で会場が無くなるとか噂が色々飛んでいますが、まだ真意は公表されていません。さて、どうなるのでしょう。   <影>



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かずさDNA研究所。

2010年07月30日 | 情報
 第72回

 年一回行われている計量コンサルタントの研修会。今年もワーク衡業から若干名参加させて頂きました。
 今回の研修先は千葉県の「かずさアカデミアパーク」内にある[かずさDNA研究所]と、[製品評価技術基盤機構 通称NITE(ナイト)]です。

 [かずさDNA研究所]は平成3年に財団法人として設立し、遺伝子に係わる研究を行っています。動物や植物の遺伝情報の解析、解読やその実用研究など、日本のバイオテクノロジーの最先端といえる場所です。



 まずは色々な注意事項の説明ですか。何たって研究所ですから、色々危険なものもあるでしょう。
 といってるそばから壁にこんなものがー。



 某ゲームや映画で有名になった文字とマークです。ヘタに試験管などを割ってしまうと、世界中がゾンビになってしまうことも・・・。いえいえ、大丈夫です。セキュリティは万全です。という前にそんな危険な研究はやってないでしょう。



 ここでの主な仕事は遺伝情報を内包するDNAの解析です。人間の場合、遺伝情報を作る分子(塩基対)の数が約30億×2の約60億あり、それが二本の長いテープ上に載り一対になって二重螺旋の形をとっています。


DNA二重螺旋模型図

 その膨大な塩基配列の中に人を形成するために働く配列のパターンがあり、そのパターンが遺伝子です。この研究所ではその遺伝子(パターン)を、人間だけでなく多種の生物にわたり探しているわけですね。
 上のフォトの器械は、その配列を調べるシーケンサーというものだそうです。



 次は、[製品評価技術基盤機構 通称NITE(ナイト)]。平成13年から独立行政法人として活動しています。難しい名前ですが、「事故情報を収集し、原因を究明して提供(パンフレットより)」するという仕事をしているそうです。今回はその中のバイオテクノロジー分野におじゃましました。



 このバイオテクノロジー分野は「微生物の多様性を保全し、多様で高品質な生物遺伝資源とその関連情報を提供(パンフレットから)」しているそうです。おじゃましたのはその生物遺伝資源保存施設。
 微生物の生態や活用法、その保管、保全の技術等、難しい説明をスライドを使って説明して頂いてます。講師の先生はこの道の大家の方だそうです。



 こちらはDNA操作を行った植物の発芽実検の様子だそうです。遺伝子組み換えの技術は安全面からもすでに実用の段階に入っていて、問題は一般の人たちの意識や認識の誤解をどう解くかにあるとのこと。こちらは難しそうですね。



 微生物の利用法といえば一番に思いつくのはやはり菌類。麹菌とか乳酸菌とか人間は古くから菌を利用して美味しいものを作ってきました。シャーレの中はアオカビ。ミカンに付くやつですね。このアオカビからペニシリンが作られたというのは知ってました。



 こちらは凍結保存用液体窒素タンク。約-170℃で微生物等を冷やします。



 実際にタンクを開けて見せて頂きました。よくバラの花が粉々になったり、凍ったバナナで釘を打ったりするのを見ますよね。-85℃で凍結保存する超低温フリーザーもありました。



 こちらも保存方法のひとつ。L-乾燥保存サンプルの製作風景です。被保存物の入ったガラス容器の中の空気を抜き取って真空乾燥させ4℃で保管します。職員の方が手作業で一本一本行っています。

 ここでは企業で収集した微生物株(特許申請等)の非公開での寄託や、微生物株の販売も行っているそうです。パン作りに使うイースト菌やヨーグルトの乳酸菌なんかも売ってくれるそうです。パンフレットにあった[ヒト関連クローン]の販売提供っていうのは何かすごいですね。



 興味が湧いたのか、技術部長も真剣に見入っています。

 「バイオテクノロジーの産業への応用範囲は急速に広がりつつあります。農業、食品工業、製薬、化学工業、電子工学など、いろいろな産業の分野で利用されています。その範囲は今後さらに拡がって行くでしょう。」かずさDNA研究所パンフレットからの抜粋。   <影>


 かずさDNA研究所のホームページはこちら http://www.kazusa.or.jp/


 製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー分野のホームページはこちら
http://www.bio.nite.go.jp/


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松本市はかり資料館。

2010年07月22日 | 情報
 第71回

 七月の連休に長野県の松本市に行ってきました。松本城の城下町として観光整備された町並みは大変きれいです。
 そんな街中に[松本市はかり資料館]がありました。



 町並みに合わせた白黒なまこ壁の土蔵造り風屋家に、はかり資料館と書かれた幕布が掛かっています。
 さほど広くはない館内ですが、提示品である珍しいはかり達が品良く整然と並べられていました。



 目に付いた変わりはかりを幾つか紹介します。



 まずは絵に描いたような棒ばかり。立派な受け皿が付いています。



 箱にサジバカリと書いてあります。これも棒ばかりの一種になるでしょうか。スプーンの皿部に乗せたものを柄の部分の目盛りに分銅をぶら下げ、真ん中の紐で釣るして量ると思われます。



 このタイプは以前、近所のお茶屋さんで見た覚えがあります。茶葉をg単位で量っていました。



 これは液体や粉状のものを量るはかり。現代でいうホッパースケールでしょうか。



 「贋金発見器」だそうです。珍しいものなので使い方がよく分かりません。中央を軸にしてお金の重さの違いを見るのだと思えますが・・・。



 これははかりではありません。手動式の遠心分離器です。



 こちらも重さを量るのもではなく、巻き取った生糸の長さを測る器械。でも一番器械ぽいですね。



 最後は蚕の繭の「雌雄判別器」。本当かなと勘繰りたくもなりますが、蚕の繭は雄と雌とで微妙な目方の差があるそうで、その差を利用した器械だということ。

 昔から物の重さを量るのも大変だったんですね。
 このはかり資料館は仮屋なのだそうです。現在、市のほうで大きな資料館の準備を進めていて、来年にはオープン予定とか。その時はまた行ってみたいと思います。   <影>



 松本まるごと博物館のはかり資料館ページはこちら
http://www.matsu-haku.com/maruhaku/guide/hakari/index.html


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小田原城。

2010年07月14日 | 情報
 第70回

 小田原城のフォトを頂きました。

 神奈川県小田原市は箱根の東側の入り口にあたる町。都心からも近く、昔から東海道の要衝の地として栄えたところです。
 戦国時代には北条氏が居城とし、ここから関東平野を席巻、二百四十万石といわれる大領土を統治しました。徳川の御世になっても重要度は変わらず、譜代の大名が城を固めています。かまぼこが有名ですね。



 小田原市は近年、戦国ブームに乗って北条氏を顔にした観光に力を入れていて、小田原城の復元整備が急ピッチで行われています。上のフォトは新しく復元された銅門です。(橋の架かっている入り口ではなく、その奥の屋根付き建物の方。)
 城址公園の入り口に当たります。



 次は銅門の手前に広がる馬屋曲輪をお堀側から見た様子。先のフォトの右側に当たります。
 馬屋曲輪には馬出門があって、将兵がここから出陣していきます。



 馬屋曲輪の奥に二の丸が広がり、さらに一段上がったところに本丸があります。フォトはその本丸の土垣部分。今は菖蒲と紫陽花が植えられた綺麗な花壇に変わっています。赤い橋は本丸に入る常盤木門の手前に架かる常盤木橋。景色に良く映えて綺麗ですね。



 で、これが本丸の西端に建つ小田原城天守。こいつは1960年に復元されたもの。けれど今では小田原のシンボルです。

 お城はカッコがいいですね。   <影>


 小田原市の観光案内はこちら http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/


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黒船 !

2010年07月06日 | 情報
 第69回

 ワーク衡業の新人T君が伊豆へ赴いた際に、下田の写真を撮ってきてくれました。駅前にある黒船のPRオブジェです。



 伊豆の下田は、幕末の日米和親条約によって米船の寄港地になったところ(伊豆下田と北海道函館の二港)。フォトは黒船来航のときの旗艦「サスケハナ」号がモデルだそうです。この変な船名はアメリカ北東部にある川の名前が付けられたもの。
 下田ではこの黒船を模した観光船を就航させています。

 んっ、フォトの右下のこれは・・・



 今話題の坂本龍馬さんですか?! 確かに幕末の有名人ですからね。
 船乗りの龍馬ですから風待ち湊の下田には何度か来ているかもしれません。直接の関係はというと、脱藩浪人だった龍馬が、嵐で偶然寄った下田で元土佐藩主の山内容堂と出会い、勧められた酒を飲み干して脱藩を許された、というエピソードがあります。

 下田って何処? という人の為に簡単な地図を作ってみました。




 下田は美しい白浜の海水浴場や獲れたての海の幸などで夏のリゾートが満喫出来るところ。仕事でなく、バカンスで行きたいですね。    <影>



 伊豆下田観光ガイドはこちら http://www.shimoda-city.info/

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バラ園。

2010年06月29日 | 情報
 第68回

 6月もわずかになり、今年も暑くなってきました。梅雨にも入りムシムシ、ジメジメの日が続いています。
 でも、6月は花の季節でもあります。アジサイも綺麗です。
 晴れ間の青い空に映えるのがバラの花。ワーク衡業のある東京都江戸川区は千葉県に接していて、車で少し行けばバラ園が幾つかあります。その内の一つが谷津のバラ園。
 千葉県習志野市の、昔は海岸べりにあったのですが現在は埋立てが進んでかなり内陸に入っています。ただ南側に昔の名残りである谷津の干潟が、四角く切り取られたように残っています。



 6月初めの気持ちのいい晴れの日の様子です。園内はまるで南国のリゾートのよう。



 バラの花、真っ盛り! 香りでむせ返るようでした。
 定番の赤から黄色、オレンジ、ピンク、白、そして紫。まさに百花繚乱。



 バラのトンネルもいい感じです。空が青いと本当に引き立ちます。



 庭園に欠かせない彫像もご覧の通り。バラの花園には、やはり白亜の裸婦が似合うのでしょうか。



 これもバラの花なんですか。大変な種類があるようです。



 そう、やっぱりバラの花といえばこれでしょう。真っ赤なベルベットのような気品のある姿です。
 バラは9月にもう一度艶やかな花を見せてくれます。時間の合う方は見に行かれて下さい。     <影>

 おまけ。谷津の干潟です。





 谷津バラ園のホームページはこちら http://www.city.narashino.chiba.jp/yaturose/index.html

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ワーク衡業海外研修中国北京編外伝アップしました。

2010年06月22日 | 情報
 第67回

 ホームページのトピックスで[ワーク衡業海外研修中国北京編外伝]のアップが終わりました。北京周辺の世界遺産中心の編集になっています。見て下さいね。

 その時のお土産がこちら。




 まずはお菓子。「酥」は飴のことみたいです。上下同じ飴菓子です。包み紙のエビが何なのかはよくわかりません。美味しかったですが、同じものが箱根で売ってました。



 これは「しおり」だと思います。そういう風に使わせてもらってます。



 ご存知、天津甘栗。北京で買っても、東京で買っても天津甘栗。



 これは女の子用のお土産。携帯電話フォルダーだと思います。これはなかなかオシャレですね。



 こちらは個人的に頂いた中国歴代皇帝の肖像入りトランプ。歴史好きな一品です。



 問題はこれ。コースターだと思われます。中国のお土産なんですが、何故か絵柄が日本美人です。事務所で使わせて頂いてます。

 ナンだカンだと言いながら喜んでおります。
 ありがとうございました。    <影>




 ワーク衡業海外研修中国北京編外伝はこちら http://www.work-scale.jp/work30.html


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おたまじゃくしはカエルの子。

2010年06月16日 | 情報
 第66回

 前回のスイレンのつづきのようなお話です。

 誰かはわかりませんが事務所の水槽におたまじゃくしを入れました。
 見るとすでに足が生えています。



 2日、3日で手が出てきて、段々とカエルっぽくなってきます。







 しかし尻尾のあるカエルはグロテスクですね。
 この尻尾は切れるのではなく体の方へ引っ込むように短くなっていき、それに伴いおたまじゃくしの丸い体が徐々にスリムになりカエル形態へと変わっていきます。

 問題なのはこれから。おたまじゃくしは雑食性なので金魚のエサでも(魚の死骸でも)食べてくれますが、これがカエルに成長するとそうもいかない。生きた虫なんかがいいのでしょうが、体長2cmの20匹からのピョン吉君たちの極小のエサを捕まえるのは至難のワザですし、だいいち金魚用の水槽では隙間からどんどん逃げていってしまう。

 で、彼らを逃がすことに。川の近くに放してやりました。
 でも、その中の数匹を事務所裏の人工池に放してやって、しばらく経ってから覗いてみると・・・。





 咲いたばかりのスイレンの葉の上に、ちゃっかりと乗っかり丸くなっているのを見つけました。
 すっかりカエルしてますね。こうして見るとカワイくもあります。
 兄弟たちは広い川で悠々と暮らしているか、はたまた鯉の餌になってしまったか。どちらが幸せかは本人たちに聞くしかありませんか。    <影>


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スイレン。

2010年06月08日 | 情報
 第65回

 ワーク衡業の事務所の裏には、手作りの小さな池があります。その池に去年スイレンを入れたんですが、今月に入り花が咲きました。





 10センチ程に開いた赤紫色の花びらと中央のオシベ?の黄色が鮮やかで、丸い浮き葉の緑を背景にして大変綺麗です。品種を調べたら「アトラクション」と呼ばれるもので、フランスの園芸家ラトゥール・マーリヤックという人が品種改良したものだそうです。



 スイレン(睡蓮)と蓮は別物なんですね。知らなかった。無知でした。
 蓮は水面から高く上がって花が咲いて、葉っぱに毛が生えていて水滴がコロコロと弾くそうです。言われてみれば確かにそうですね。

 スイレンの花言葉は「純潔、清浄、信仰」等と、ほかに「甘美」というのもありました。前者は蓮と混同されて付いたもののようです。蓮の花(蓮華)は仏教と、その前身であるヒンドゥー教の時代から、神様や仏様の化身のように扱われてきました。昔から水面に咲くその美しさを万人が愛でててたのでしょう。(蓮華の花言葉は「雄弁」です。)

 因みに、日本には「ヒツジグサ」という原種が一種類しかなかったそうです。  <影>


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部活動。

2010年05月31日 | 情報
 第64回

 前回、ワーク衡業内で行われている倶楽部活動の話が出たので、その紹介をします。

 まずは社を上げて応援しているMax10ロードレース。イタリアのドカッティ社車種愛用者専用のモーターサイクル・ロードレースで、筑波、富士のサーキット場などで定期的に大会が開かれています。ワーク衡業では大会参加と共に、バイク専用精密重量計量装置B-SCALEのデモ・モニターも行いました。ホームページでも公開していますので、詳しくはそちらをご覧下さい。





 次はゴルフ部。営業部長が指導する大人?の部活です。やり始めるとおもしろいのでしょう、最近活動が活発になっています。それに社外の接待にも使えますね。





 続いて登山部。コンスタントな活動で、すでに富士山を制覇しているところなんかはスゴいです。次は海外?





 サイクリング部。これは今年になって出来た部活ですが、活動第一回にして部長の新人T
君が負傷という思いがけない事態に、現在待機状態だとか。活動再開はいつになることか。





 なんだかんだ皆頑張ってます。
 趣味を持つことはいいことですね。   <影>



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