食う飲む踊る

……そして働く(笑)。

襲いかかる仕事

2007-12-27 | 2007/12/19
見世物をやろうとするサラリーマンの宿命、それは本業と本番がバッティングしてしまう事でしょう。実際知り合いにも「あー、本業とイベントがかちあったので、年内はイベント出演無理だ」なんて言ってる人もいましたなぁ。

私の場合、セレクションの時間に間に合わないかもしれない、という事態に陥りました。セレクションの日に出張している同僚を職場でサポート、もし問い合わせがあればこっちでいろいろ調べて回答するのがこの日の任務でした。なので



出張中の同僚の作業が終わるまで職場を離れられないのです。
トイレにも行けやしない(笑)。



同僚の出張先の作業日がセレクションの日に決まった時は、もう目の前が真っ暗になりました。一か月準備をしたにも関わらず、その成果がどの位のものかを評価される事なく終わるというのはあまりにも悔しすぎる、しかし理由が本業じゃもう諦めるしかありません。この時点で不戦敗を覚悟しました。

ただ、セレクションに間に合う可能性もこの時点で残されていました。予め提出されているタイムスケジュールを見る限りでは間違いなく間に合うんです。しかし問題なのは時間通りに作業が終わる前提が小さく書いてあって、そしてその前提を読むとうまくいかない確率の方がはるかに高かったのです。

それでも少ないながら可能性が残っているわけなので、準備を怠るわけにはいきません。正ゴールキーパーが怪我や乱闘で退場にでもならない限り出番がない、そしてその確率はとても低いのが現実という、サッカーの控えゴールキーパーの心境が体験できたような気がしました。


セレクション当日は普段の作業をしつつ電話を待ちました。ところが待てど暮らせど電話が来ない。留守番の私の出番がないくらいに作業がスムーズに行っているのか、それとも電話どころではないような大変な状況なのかのどちらかです。あー、どっちなんだろう。

そうこうしているうちに午後5時、私宛に問い合わせの電話が来ました。今作業終了後の打ち合わせをお客様としてるんだけどちょっとこれについて教えて、という内容。内容から察するにこの打ち合わせが午後9時までの4時間デスマッチになるとは思えないので……



私はにやける顔を必死で抑えながら、心の中で叫んだのでした。
「サルサの神様、有り難う~!頑張るよ~!」



最新の画像もっと見る