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twinsと一緒♪

妊娠28週で出産し、未熟児で生まれた双子との生活と、子連れ旅行記です。

生後7日目 修正週数29週1日

2007-02-24 | 生後0~1ヶ月
夜中もなかなか自分ではうまく搾れないので搾乳を看護師さんに手伝ってもらう。張りは少し少なくなる。35mlくらい。

今日は退院なので会計を済ませ、迎えに来てくれる母を待つ間、NICUに。明日からは好きな時に会いに来ることは難しいけど、なるべく一緒にいてあげたい。

男の子はたまに呼吸を忘れるが安定。女の子は酸素濃度を45%にして安定している。今日も血液検査をして結果待ち。先生から、昨日の心拍、酸素濃度の低下は何らかのイベントがあったことは間違いないが、原因がまだわからず。これからも酸素濃度を下げながら様子を見ていくとのこと。
今日初めて「女の子を抱っこしてみますか?」と言ってもらえた。抱っこと呼べる状態には程遠く、広げた手にちょこんと乗せてもらって、ほんの数秒抱いただけだったけど、小さくて壊れそう。それでも思っていたより重さがあった。今日は久しぶりに体重も測ってもらえて621g。もっと減ってると思ってたのでよかった。

ぐっすり寝ている男の子

後ろ髪引かれる思いで来てくれた母と退院。退院前に昨日知り合った双子ママ(ともに2500gくらいの男の子2人を出産)と連絡先を交換。これからもいろいろ情報交換できるといいな。

家に帰ってゆっくりしたいけど、とりあえず荷物を片付けて・・・と思ってしまう自分が辛い。母に数日分の買い物と食事を作ってもらう。手伝いに来てくれてありがとね。

搾乳以外の時間はぐったり。かなり体力は落ちている。

生後6日目 修正週数29週0日

2007-02-23 | 生後0~1ヶ月
夜中もせっせと搾乳するので、なかなか熟睡できない。夜中も看護師さんは声をかけてくれて、搾乳も手伝ってくれる。張ってきて痛い。左が搾りにくいけど、20mlから25mlと量は増えてきた。

午前中退院診察。子宮の収縮もよく問題なしなので明日退院できる。帝王切開の場合1週間で退院なので、正直きつい。赤ちゃんも入院してるし、もう少し入院させてほしいけど、病室もほぼ満室になってきてる。2月は出産がかなり多いみたい。

午前中に NICUに。男の子を抱っこできるはずだったけど、無呼吸発作(一時的に呼吸を止めてしまう)がおきたのでとりあえずできず。でも本人は普通に気持ちよさそうに寝てる。体重は991gと順調に戻ってきてる。ミルクは7.8ml×12回。母乳が足りずかわいそう。
女の子は仰向けに寝ていたが暴れている。横向きでタオルを抱き枕状態にしてもらうと安定するのかよく寝ていた。母乳は2.7ml×12回に増えている。

さすがに、夜もよく寝てないし、忙しいので疲れが溜まってきた。少し昼寝をして体を休ませる。

夕方NICUに行くと女の子の状態が不安定。モニターの警告音が止まることなくひっきりなしになっている。警告音にも少しは慣れたけど、鳴り止むまではドキドキ不安でたまらない。痰ををとってもらったり、手動で空気を送ってもらったり。大丈夫かな。

消灯後、面会に来た旦那サマと一緒にNICUへ。やはり女の子の状態は不安定で、酸素濃度は30台まで低下(90台後半がベスト)。心拍も低下し、緊急にドクターが呼ばれる。あわただしく看護師さんや先生が処置、採血、レントゲンでの肺の撮影をしてくれる。
先生曰く肺への血流が悪くなっているが、顔色、体動などはよく、原因はわからない。人工呼吸器の酸素を60%(私たちが普段生活している酸素濃度は21%)にあげてようやく安定。すごく心配になり悲しくて泣いてしまう。
夜中0時過ぎまでいたけど、検査結果などは時間がかかるため、病室に戻る。旦那サマはお疲れの様子でタクシーで帰宅。こんなときは一緒にいたいな。

生後5日目 修正週数28週6日

2007-02-22 | 生後0~1ヶ月
夜中も3時間毎に搾乳しているので、さすがに眠い。でも男の子にも母乳をあげたいので頑張らねば。

午前中に退院指導がある。他のママたちは赤ちゃんを連れて受けていたので、やはり少しうらやましい。

夕方帝王切開の抜糸。ついでに出産の時の状態をくわしく聞く。
女の子のへその緒が胎盤に端についていた、もしくは卵膜付着のような感じでもないが、中心にしっかりついた状態でもなかった。実際胎盤と一緒にへその緒がつながった状態で取り出すと普通は切れることがないのに、今回はひっぱってもいないのに小さい女の子の方のへその緒がとれていて、細い感じだった。しっかりとどこについていたかわからないが、ついているところから細かったのかも。そのまま胎盤は検査に出したので結果は1ヶ月くらいかかるが、原因不明の場合も。発育不全の3割は原因不明らしい。

抜糸後切開跡はきれいにくっついている。きれいになおるようにテープで固定。お腹、子宮とも横、横に切っているので次は普通分娩でも可。しかし、縫っているところがうすくなっているかもしれない。血液検査で貧血が少しあるが、薬は必要ない。むくみがひどいので漢方を処方してもらう。

忙しい合間をぬって、午前中、午後、夜にNICUに会いに行く。
男の子のミルクは5H強化母乳(母乳に足りない栄養素を混ぜてある)になっている。4.6~6.4ml×12回。体重は962gと少しずつ増えている。午前中に体重測定をするので明日のそのとき抱っこできるかもとのこと。
女の子は母乳1.9ml×12回に。
夜の旦那サマと一緒の面会では、パパがわかるのか2人とも呼びかけにお目目あけてキョロキョロ。仮決定の名前の呼びかけに反応。これで決定か。

生後4日目 修正週数28週5日

2007-02-21 | 生後0~1ヶ月
昨夜もあまり眠れず。朝、体重を測ってみると昨日よりも減るどころか1kg増えてる。
産科食になって量も増えてるし、がっつり間食もしてるからだろうなぁ。

今日も3時間毎に搾乳。少しずつ出るようになり、張るようにもなった。量は1回10ml弱。

午前中に粉ミルクの会社の栄養相談。お土産などをもらって少し喜んだけど、まんまと営業対象にされてしまった気がする。

11時過ぎになってようやくNICUに。同室のMさんと一緒に。Mさん家のYくんはうちの男の子と隣の保育器に入っている。

男の子はDPAPが外れていた。体重944gになり少し戻っている。ミルク4.6ml×12回。自力で頭の向きを代えれる。泣き声も聞こえる。
女の子も便が出てお腹少しすっきりになったので、うつぶせで寝ていた。目をあけてギョロギョロ。母乳はまだ2人分には足りないらしく女の子優先。1.6mlを6回。

夕方から夜にかけてまた少しずつおっぱいの出がよくなってきた。

19時半ごろ旦那サマがお見舞いに。提出書類に署名してもらう。20時ごろから一緒にNICUに。
男の子も女の子もよく寝ている。たまに目を開ける。主治医のT先生が旦那サマにも説明してくれる。女の子は母乳がよく消化できれば体重も増えていくでしょうとのこと。2人とも心配していた脳出血も、細菌の感染もない、輸血も今のところしていないとのこと。

旦那サマはまだ怖いらしく2人にあまりふれようとはしない。確かに壊れそうだけど、絶対パパとママはわかってるはずなのでいっぱい声かけてあげようよ。

旦那サマと名前をどうするか話し合う。候補はいくつかあり、絞り込んではいるけどなかなか最終決定ができない。名前が決まらないと書類も提出できないし、先生や看護師さんたちにいちこちゃん、にこちゃんやワンちゃん、ツーちゃんなどと呼ばれてかわいそう。
でも一生のことだし、一番いい名前をつけてあげたいな。

生後3日目 修正週数28週4日

2007-02-20 | 生後0~1ヶ月
昨夜は部屋を移動して4人部屋に1人だったこともあり、あまり眠れず。他の病室では母子同室だけど、あまり夜中も赤ちゃんの泣き声は聞こえなかった。

朝体重を測ってみたけど、あまり減ってない。お腹はぽっこりで苦しい。足全体もむくんでいる。

朝食前に看護師さんにおっぱい搾ってもらう。まだあまり張っては来ない。

MFICUでは暇でしょうがなかったのに、出産すると案外忙しく、お昼前になってようやく時間ができ赤ちゃんたちに会いにいける。

男の子は鼻についていた呼吸器(DPAPディーパップ)を一日の半分くらいはずせるようになった。ミルクも1日に2mlを12回飲むらしい。といっても口から胃に入れたチューブからだけど。黄疸も出ているので、光線治療をしてる。

光線治療中の男の子


女の子は昨日の昼、造影剤を入れ腸を検査。あまりよくない状態だった腸の働きが少しずつよくなったので、今日から母乳を開始。ちょうど母乳をチューブから1mlあげるところだった。綿棒で口にも少しあげる。いっぱいのめるようになるといいね。
女の子はミルクだとうまく消化できないので母乳がいいらしい。1mlを1日に3,4回ずつから始める。母乳は女の子優先であげ、まだママのおっぱいもあまり出ないので、男の子は普通のミルク。男の子の分もいっぱい出さなきゃ。

午後書類を書いたりしていると1人同じ部屋に移動してきた。
話をしてみると、どうやらMFICUに入院中隣の部屋に入院してきて、私の出産の次の日に出産したMさんだった。
Mさんは26週3日で他の病院から緊急搬送されてきて、3日後に26週6日で1110gの男の子を出産したらしい。うちの男の子と同じくらいの大きさだ。同じような境遇だし、友達になれそう。

15時半ごろ母が面会。私も元気だし、赤ちゃんも元気だというと少し安心したようだ。

できるだけ3時間毎に搾乳をしているので、1日がとても慌しい。夜、消灯後になってようやく時間ができてNICUに。
男の子はスヤスヤ寝ている。今日の体重は929gだったらしい。出生後は体重が減るのが当たり前なので心配ないらしい。
ミルクが3.1mlずつに増えている。鼻から呼吸器DPAPがついている。帰ることにようやく目をあけてくれ、ギョロギョロ。瞳はブルーグレーだった。目が大きくてかわいい。

女の子は超音波検査、浣腸などされていた。ずっと向こう向きだったけど、最後の方にこちら側に顔の向きを変えてもらえた。相変わらず手足をバタバしてたけど、目は開けてくれず。残念。

生後2日目 修正週数28週3日

2007-02-19 | 生後0~1ヶ月
昨日は2度ほど起きるがぐっすり眠れた。
朝、体が重く動きづらい。昨日は点滴があり、点滴の台を杖代わりにしていたので楽だったのにな。背中腰が辛い。何をしてもそれまでの動作に時間がかかる。

今日はMFICUから一般産科病棟へ移動。
移動前にシャワーを浴びる。実に19日ぶり。傷は痛いけど、かなり汚いような気がしたので、何度も体を洗ってしまった。さっぱりして気持ちいい。

午前中に部屋移動。個室、2人部屋、4人部屋があるけど、今まで個室で誰とも話ができなかったから4人部屋でお願いする。でも、4人部屋に一人だけだった。
普通は母子同室なんだけど、帝王切開で赤ちゃんがNICUに入ってるから他のお母さんたちとは別でという病院側の配慮があってのこと。ゆっくり気兼ねなしに使えていいけど、誰かこないかな?

お昼前にようやくNICUへ赤ちゃんたちを見に行く。
男の子はうつぶせで泣いていたので体の向きを変えてもらうと泣き止む。女の子は向こう向いているのでよく顔が見えず。手足バタバタさせてよく動いている。

小児科のT先生からお話。
女の子は小さいのでお腹の発達も遅めで、便が出にくい。お腹ぽっこりとなり、一週間くらい出なければ管を入れるかも。便が出るようになるとお腹の状態もよくなる。

男の子は呼吸器の管もとれ、少しすっきり。泣き声もよく聞こえる。

2人とも、3日、1週間と越える山はいくつかあるけど、頑張りましょうとのこと。今のところ他に心配されていた脳内出血などの症状はなさそうなので少し安心。

午後から、義母と姪が面会に来てくれる。せっかくきてくれたのに、NICUは両親しか入れず、また、2人のいるフロアは一番奥にあるため、面会通路からも見えないので赤ちゃんに会って貰えない。申し訳ないな。

夕方、医療福祉相談室で提出書類などの説明を受ける。すべて子供の名前が必要なので早く2人の名前を決めてあげなければ。
女の子の性別がわからないまま、早く生まれたので、名前は決定していなかったのでとてもあせる。いくつか候補はあるけど、いざつけようとすると「これでいいのか?」と迷いも出てくる。

夕食を食べてから、産科のA先生が様子を見に来てくれる。
先生の話では、正直入院から1週間もたないかもと思っていたので、28週まで持ちこたえられて本当によかった。思っていたよりも元気に生まれたし、よかったと思う。あとは赤ちゃんたちに頑張ってもらいましょうとのこと。

夜、ひどく足がむくむ。パンパンになり、スリッパさえも履きにくい。ベッドに寝るとき足が上がらない。

夜10時ごろ旦那サマが来たのでNICUに。NICUは24時間面会できるので、いつでも会いにいける。男の子も女の子も検査をしてもらっていた。口をモグモグしたりしていた。かわいくてずっと見てもあきないなぁ。

今日は3回搾乳。まだ1回3~5mlくらいしか搾れない。

大切な大切な母乳

生後1日目 修正週数28週2日

2007-02-18 | 生後0~1ヶ月
7時15分、採血、血圧測定など。痛みは少し治まる。9時ごろまでウトウト。

9時ごろベビーセンターの夜間赤ちゃんたちをお世話してくれていた人が写真を持ってきてくれる。2人とも元気にしていて、よく寝ているとのこと。

小さなアルバムには
___________________

お誕生おめでとうございます

お母さん、ご出産おめでとうございます。
お疲れになりましたね。
突然、あかちゃんと離れ離れになり、とてもご心配ですね。
あかちゃんは、治療のために機械をつけたりしています。
写真ではいたいたしくみえることもあるでしょうが、
今、一生懸命がんばっています。
私たちの病棟では、少しでもあかちゃんとご家族の方が
リラックスできるように看護させていただきたいと思っています。
体調が落ち着かれたらベビーセンターに来て下さいね。
その時にいろいろ説明させていただきますのでお声をかけて下さい。
面会は24時間いつでもOKですので、無理をされない程度に来てあげて下さい。
___________________________

と書かれていた。

中にはお誕生おめでとうとかわいいイラスト入りの写真が入っていた。
確かに呼吸器や機械がいっぱいついていてかわいそうだけど、かわいい。早く会いたい。

写真と一緒に産まれた時の体重などが書いてある。

男の子
身長35cm、体重1184g、頭囲26.2cm、胸囲23.5cm

女の子
身長32cm、体重640g、頭囲23.5cm、胸囲18.5cm

2人ともすごく小さいけど、これからどんどん大きくなるよね。

パパとママと、その他大勢応援してくれる人たちと一緒に頑張ろうね。

9時過ぎ、MFICUに入院中いつもお世話になっていた助産師のNさん、Mさんが「おめでとう!」と来てくれる。「写真あるの?見せて見せて!」と言ってみてくれるのもうれしい。

12時半、昼食。昨日は突然の手術だったけど、手術直前に夕食を食べていたのでなんとか体力は持った。でも、術後の食事なので、おもゆとオレンジジュースのみ。ひもじい・・・

13時からガーゼ交換。子宮の収縮の確認(お腹を押さえられるので痛い!)。
着替えを済ませてから、導尿をはずして、体を拭く。それから早速歩行訓練。まずは室内のトイレまで歩く。

今まで知り合いで帝王切開をした人たちが、「術後は5mmずつしかあるけなかった」とか「あまりの痛さに誰とも会いたくなかった。」とか聞いていたのでどんなに辛いだろうと思っていたけど、数年前に腹腔鏡で子宮内膜症の手術をしたことがあったためか、思っていたより平気で結構すんなりトイレまで歩けた。

さすがにきびきびとは動けないけど、歩いている姿を見て面会に来た旦那サマもびっくりしてる。

男の子が今日から母乳を飲むから母乳を持ってきてくださいとのことで、早速初めて母乳をしぼってみる。助産師のMさんが搾ってくれるが少ししか出ないので注射器で大事に吸い取る。右0.4ml、左0.3ml。少しだけど、大事な大事な初乳。少しでも飲んでもらえるのがうれしい。

16時、車椅子で旦那サマと一緒にNICUへ、赤ちゃんに会いに。
女の子は元気に動いている。男の子は呼吸器の管がとれているが、寝ている。
自分でも不思議だけど、小さく産んでしまって申し訳ない気持ちはあるけど、元気にこうして生きてくれてることがとてもうれしく、かわいくて仕方がない。きっときっと2人とも今が信じられないくらい大きくなってくれるはず。

男の子の方の保育器周辺。


人工呼吸器は外れているけど、鼻から圧力をかけて肺を膨らます機械をつけている。胸と足から心拍、血中酸素濃度を測るモニターをつけている。点滴は3本。

18時夕食。5分がゆ、こいもの煮物、とうふと野菜煮、牛乳、バナナ。もっとがっつりしたものが食べたい。

夜旦那サマが帰るとき初めて病室の外までお見送り。この病院に入院してからはずっと部屋から出られなかったので、傷は少し痛いけど出歩けることがうれしい。
廊下に置いてある体重計で体重を量ってみるが、ほとんど減ってない。がっくり。

病室に戻るとき、隣の部屋がバタバタして、隣の妊婦さんがベッドごと運ばれていった。この人も出産になるのかな?

夜には点滴も終わる。母乳を搾るがあまり出ず。