研究生活の覚書

研究していて、論文にするには届かないながらも放置するには惜しい話を書いていきます。

それは1970年代初頭生まれの当然の権利。

2021-06-17 04:33:01 | Weblog
目が覚めてしまった。

だから金の話をしたい
僕は育英会奨学金世代で、免除職(大学の先生や小中高校の専任教職につければ返済が免除される「免除職」)の世代だが、
僕よりほんの若い先生方は、日本学生支援機構と改変してからだから免除職という概念がなくなっている。

大学の教員の場合、それはそれは酷薄な世界で、免除職世代じゃない(若い)世代が、先に准教授になっていて、
免除職世代がまだテニュアを得られないでいたりする、「分割して統治せよ」がそのままに、
奨学金問題は、一枚岩には行かない。
まだ専任職を得られなかった時、非免除職人々が先にテニュアをとって、さらにサントリー学芸賞などをとって返済した話を聞く
我々が一枚岩になれるはずがないのですね。

私について言うと、旧育英会で奨学金を借りたので、免除職を見事に完遂し、返済ゼロです。
さらに学振特別研究員DC2を獲得したので庶民の税金から研究費と生活費得ました。

特にかく、文化資本がない中で、国のスネをかじるだけかじり、私は今日を得たわけです。

どーだ、凄いだろ。

我々は年金や医療保険で酷い目に遭う。
だから当然、あらゆる手段を使い回収する。