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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

早期天候情報の日本地図は全域で赤となった

2020-08-21 10:35:02 | 気温

2020年8月20日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.09 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.21 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.94 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.222 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃0.026 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.104 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.37℃、12日連続のプラス偏差となった。15地点中、寿都の日平均気温は平年比-0.3℃とわずかなマイナス偏差となったが、それ以外の14地点は平年比プラスだった。飯田の日平均気温は平年比+4.1℃、彦根は同+3.9℃、根室と山形は同+3.6℃と偏差幅が大きかった。

昨日気象庁が更新した季節予報関連の情報は、今後の気温が高いことを示すものとなった。早期天候情報の日本地図は、これまで含まれなかった北陸も高温となり、日本地図はすべて赤くなった。1か月予報も、沖縄の高温確率が80%、その他の地方は70%で日本地図が紫色になっている。

この週末、関東の気温は一旦低くなるが、またうんざりする高温が続くことになりそうだ。

昨日の15地点の日平均気温の単純平均は本年4位タイ記録だった。真夏日地点数と猛暑日地点数はともに本年3位の数だった。

日本の南側の海面水温の上昇は継続しており、日本海の海面水温も上昇傾向を継続している。


日本の南の海面水温が極めて高くなってきた

2020-08-20 11:30:54 | 気温

2020年8月19日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.08 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.19 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.94 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.213 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃0.017 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.113 ℃下回る

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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.04℃、15地点すべてで日平均気温が平年比プラスとなった。網走の日平均気温は平年比+5.1℃、寿都は同+3.4℃、飯田は同+2.6℃、彦根は同+2.5℃だった。

昨年の夏は、今頃から9月5日ころまで気温が平年並みに下がったため、本年の気温水準は上昇している。

日本の南側の太平洋の海面水温が高くなり、平年比+3℃の領域が拡大してきた。これまで低めで推移していた日本海の海面水温が平年を上回るようになってきている。一方、これまでかなり高い水温だった北海道周辺の海面の温度は低下してきた。

ただ、今後しばらくの間、北陸地方を除き、北海道を含めて全国の気温はかなり高い予想となっている。東京の気温は日曜日は低くなるようで、この高温続きに一息つくことができるか期待している。


昨日は九州の気温が極めて高かった

2020-08-19 11:28:36 | 気温

2020年8月18日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.08 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.18 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.94 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.207 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃0.011 ℃上回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.36℃、網走を除く14地点で日平均気温が平年を上回った。宮崎の日平均気温は平年比+3.6℃、多度津は同+2.8℃、飯田は同+2.7℃だった。

高知県四万十市の江川崎と宮崎県都城市都城で最高気温39.4℃を記録した。タイ記録3地点を含め19観測点で最高気温の歴代記録1位の気温を記録した。一方、北海道の気温が下がってきたため、15地点の日平均気温の単純平均は26.46℃で本年15位まで後退した。

週末には現在の高温傾向は一旦収まる予報となってきた。ただ、その後も全国的に高温で推移する予報となっている。

暑さの中で熱中症の患者が増加する一方で、コロナの感染者も増加している。これで気温が下がり、湿度が下がってきたらどのような事態となるのだろうか?

現在は80年前の大戦前夜の状態なのだろうか?12月8日の開戦がこの冬に迫り、それから4年間であの戦争と同じような大量の犠牲者が発生するという80年前の悪夢を繰り返すことになりはしまいか?この場合、戦場は最初から本土での決戦となる。海外でも同時進行で各国が大戦をコロナと交わせているという異常な事態とならないことを願うばかりである。




浜松で最高気温41.1℃を記録した

2020-08-18 11:09:48 | 気温

 

20年8月17日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.08 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.18 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.93 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.205 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃0.008 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.121 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.19℃、8日連続のプラス偏差、2日連続で15地点すべてで日平均気温が平年比プラスとなった。飯田の日平均気温は平年比+3.9℃、多度津は同+3.6℃、石巻は同+3.2℃、銚子と宮崎が同+3.1℃であった。

浜松では12時10分に41.1℃を記録し、2年前に熊谷で記録した国内の最高気温記録と肩を並べた。猛暑日地点数は269で、15日の278に次いで本年2番目に多くなった。15地点の日平均気温の単純平均は27.21℃で、本年7番目の記録で、全国平均の気温は着実に下がってきている。

今日は北海道の気温が低くなっているので、全国平均気温はさらに低下するだろう。

気温の平年値はこの時期には下降を開始しているので、平年より気温が高いといっても、この夏で最も高い気温となる可能性は、どの地域においても可能性は小さくなってきた。

アメリカからは、16日15:41にカリフォルニア州デスバレーで華氏130度、摂氏54度を記録したとのことである。過去にこれより高い気温の記録が同じデスバレーとチュニジアにあるとのことだが、現代の測定精度で記録されたものとしては、これが最高の記録となるようだ。

カリフォルニア州では山火事が発生し、アメリカの穀倉地帯でも低気圧に伴う大風でコーンフィールドのトウモロコシが軒並みなぎ倒されてしまったところもある。天候が人間の生活に重大な悪影響を与え続けている。

 

昨日は天竜で40.9℃、浜松で40.2℃

2020-08-17 11:32:01 | 気温

2020年8月16日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.07 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.18 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.93 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.203 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃0.007 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.122 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.19℃、15地点すべてで日平均気温は平年比プラスだった。多度津の日平均気温は平年比+4.1℃、石巻は同+3.9℃、飯田は同+3.8℃、境は同+3.1℃と大幅なプラス偏差だった。プラス偏差幅が小さかったのは、網走と名瀬の平年比+0.6℃だった。

北海道と沖縄・奄美の気温が低くなってきたため、15地点の日平均気温の単純平均は27.4℃と、本年5番目の値だった。

一方、最高気温は高い地点が多く、15観測点で過去最高、1地点で過去最高タイとなった。また、静岡県の天竜で最高気温が40.9℃、浜松で40.2℃を記録した。

猛暑日観測地点は245地点で、一昨日の278に続く本年2位の数となった。

現在日本周辺の海面水温は、太平洋側で高温偏差、日本海側とオホーツク海側でマイナス偏差の傾向がはっきりしている。

太平洋側の猛暑はまだしばらく続くようだ。