あの人は、賛否両論のある苦長さんだったと思う。
青年団顧問をやっている超人ユージさんにとっては、身近で何でも相談できて良い苦長さんだった。
あれほど若い人と絡んでくれた苦長さんは記憶にない。
そして、そんな苦長さんの度重なる暴走を制御し、いつも隣で微笑んでた副苦長のAKIO君の存在は大きかった。
20年程前、この超人ユージさんが青年団だった時の顧問が、そのAKIO君。
当時は衝突ばかりで、青年団と顧問さんが上手くコミュニケーションを取れていたとは言えなかったが、そんな数々の衝突があったからこそ、今の良い関係がある。
そんな苦長と副苦長も2年間の任期満了。
だから、カリスマ顧問の中野さんとエロえくぼ保存会長(自称60%)と共に感謝の気持ちを込めて例の舟小屋でお疲れ様会を開いてあげた。
皮肉たっぷりの演出をしたり
インチキ臭い表彰状を用意してみた。
そんなオチャラケなお疲れ様会を、本当に喜んでくれていた。
やはり、賛否両論のある苦長さんだったと思う。
しかし、暴走気味でも我が西区のためを考えてイロイロやってくれた。
彼は『暴走革命家』だ。
彼の暴走は、身を削る勇気なしでは出来ない革命だったんじゃないか?
本当にお疲れ様、これからも遊んで下さい。
寿命が来るまで付き合います。