引き続きボクシングネタです。
亀田家三男・和毅の世界初挑戦決定。
もし勝てば、世界初の3兄弟世界王者です。
2人の兄のあとを追って決まった世界タイトルマッチは、WBOバンタム級王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)に挑戦するかたちで、フィリピン開催。
これにはイロイロな事情がある。
まずは日本でお馴染みのWBC・WBAでなく『WBO王座』
これは世界主要4団体の1つで日本ではIBFと同時に最近認定・加盟した団体(現在は日本も主要4団体認定)
強いチャンピオンが沢山いて、決してマイナー団体じゃないです。
もし、亀田和毅が勝てば日本人初のWBO王者となるわけだ。
次に、日本人とナミビア人の対戦でフィリピン開催。
日本のボクシング協会が数ヶ月前に作った、無駄な世界挑戦を無くすために日本王者・東洋太平洋王者・元世界王者でないと日本国内世界挑戦出来ない~というアホ規約があるんだが、亀田和毅はメキシコなどでそれに相応する地域タイトルを何個も獲ったんたが、日本のアホ規約は満たしていないため日本国内では開催出来ずフィリピン開催。
この新ルールに『何故、世界ランカーが今更日本タイトルを獲らなきゃいかんだ!』~と亀田和毅も反論していたが、その通りだと思う。
つまり、言い換えれば、外国人世界ランカーと噛ませ犬的に扱われ対戦し、もし勝ってしまい世界ランカーとなっても無意味ですよ~という事。
無駄な世界挑戦をしてきたのは亀田家なのか?
違うでしょ、皆さんやってますよね?
チャンスがあるなら挑戦しちゃうのはボクサーなら当たり前でしょ?
ただ、これも世間では亀田家のせいにされてる部分がある。
マグレみたいに世界王者になって、初防衛戦で弱い相手を選んだつもりがポカポカやられて負けたのは亀田家じゃなく、他の奴等である。
金の力で割り込み世界挑戦し何とか獲ったはいいが、初防衛戦が1位との指名試合で軽々と負けていった選手はゴロゴロいるのが日本。
では、亀田の相手は弱いか?
普通です、強い奴もいます。
でも、亀田家は世間に認められなくてもガムシャラに結果を出してます。
だから、この天才ユージは亀田兄弟を応援する。
ナミビア人の世界王者アンブンダ、何者なんだろう?
こうゆー奴、危険だ。