西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

40000系第一編成 甲種輸送

2016-09-11 | 甲種

昨夏発表になった西武鉄道の新型車両、40000系が川崎重工にて落成。

9月8日に兵庫を発ち、11日午前に新秋津へ到着。その後小手指へ回送されました。

もともと撮れる予定ではなかったのですが、訳あって撮影可能に

それでもお昼からの用事が本番なのでこちらは序でな感じ

いや、序ででないといけない感覚でした。

各所に人が集まるのは想定していたので、人がいなさそうな所へ

西武ではない雰囲気、甲種輸送の雰囲気が出ればそれでよし

撮るというより眺める感覚で40000系を迎えました。

 

 

序でといっても時間があったので新秋津までは追っかけ

40000系はたくさんのファンに迎えられていました。

 

先述ですが、40000系は西武鉄道初の川崎重工製

30000系と同じグラデーションが各扉に施されいるデザインです。

小さいですがドア横にはドア開閉ボタンが見られます。

 

留置の209系とともに

40000系、10号車には車いす固定機能などを備えた「パートナーゾーン」なるものが設置。

バリアフリーのかたちが新しくなっていきそうです。


2・4・9号車の海側にはそれぞれ一ヶ所ずつ窓のない部分が存在します。

4号車はトイレ、

2・9号車はマークから察するに車いす・ベビーカースペースかと思われますが

なぜ窓がないのかは果たしてわからず。

(柵の格子がうすく見えているのは気にしないでください)

 

今度は武蔵野線の205系とともに

貫通扉の上部に小さく映っている青いシールには「LONG/CROSS」の文字

そう、この40000系で忘れてはいけないのは、ロング・クロスシート転換式であること。

僕の中ではL・Cカーといえば近鉄だったのですが

その印象も変わっていきそうです。

 

前面はご覧の位置に「40101」と車番を表記。

 

8年前の30000系第一編成は1月末到着で4月末に営業運転開始、その間約3か月

今回の40000系は9月到着で来春営業運転開始

到着時期が早かったのは池袋、秩父、新木場、横浜と

運行区間が長いことが理由かと考えられます。

新しいことがたくさんの40000系、それゆえ試運転も多くなることと思います。

 

西武線内牽引の263Fと連結が完了したところまで見届けて新秋津をあとにしました。

 

ついにやってきた新型車両

新車の到着は、それと同時に黄色い電車が減っていくことをも意味しているかと思います。

黄色い電車の記録を続けつつ

40000系営業開始までのあれこれを狙えたらいいなと思います。