サッカー・なでしこリーグ杯決勝(9日、INAC神戸2-3日テレ、NACK)日テレがINAC神戸の猛攻をしのぎきる。
無冠に終わった昨季の雪辱を果たした選手たちはピッチ上で歓喜の輪を作り、昨季から指揮を執る野田監督は「何と言っていいのか分からないぐらいうれしい」と目を潤ませた。
永里が躍動した。
前半7分に先制点を奪い、1-2とされた同44分には左サイドを突破して小林弥の同点弾をアシスト。
後半11分にも敵陣でボールを奪って決勝ゴールをたたき込み、全得点に絡んだ23歳のストライカーは「ゴールのイメージがあった」とうなづいた。
守備では全員で体を張った。
シュート数では9-17と圧倒されたが、体を投げ出す捨て身のディフェンスで耐え続け、なでしこジャパンでも守備の要の主将、岩清水が「必死になって守ったことが実を結んだ」と笑顔で振り返った。
何よりも2010年途中から無敗だったINAC神戸を下したのがうれしかった。
「ベレーザ(日テレ)はタイトルを取っていないといけないチーム」と岩清水がいえば、野田監督も「常勝軍団の復活を目指してきた」ときっぱり。
名門が久しぶりに立つ頂点だった。
(奥山次郎)
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