初めての本格的な登山が「世界の果てまでイッテQ!」の企画で行ったキリマンジャロでした。
企画を聞いたときは、「ライオンと競争」と同じような、絶景でも見に行くんだなという程度の気楽な感覚でした。
まず、高山病に備えて、低酸素トレーニングルームに行きました。
標高5000メートルぐらいの酸素濃度になると、危険数値に下がってきます。
その数値を上げていくための呼吸法などを訓練するんです。
高山病になりやすいかどうかは、運動神経とか体力は関係なく、体質だそうです。
そしたら、なんと私だけ、数値が変わらない。
みんなは唇とか真っ青なのに、私はケロっとしてて。
知らないうちに山に適応能力があったようなんです。
キリマンジャロでつらいのは最後の頂上へのアタックだけでした。
それなのに、スタッフさんは大変そうで。
人間って怖いもので、よくないとは思いつつ、自分より下の人がいると安心するんですね。
人を心配しているほうが楽。
「私は大丈夫」が余裕につながることを山で知りました。
ところが、次のモンブラン登頂は、すごくつらかったです。
最後のほうは記憶がないぐらいで、精神力のみで登っていました。
標高も約4800メートルだし、登山は2回目だし、大丈夫だろうと気楽に行っちゃったんですね。
モンブランはアルピニストしか行けないというのがよくわかりました。
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