日本銀行の宮尾龍蔵審議委員は5日、山口県内で講演し、今後の経済や物価の情勢について、いずれも「下振れのリスクを意識している」との見方を示した。
金融政策については「必要と判断される場合には、細心かつ果断な措置を講じていかなければならない」と述べ、追加の金融緩和も含めた政策対応に含みを持たせた。
宮尾氏は、欧州の財政・金融危機などを踏まえて、「世界経済の減速が長期化するリスクがやや高まっている」と指摘。物価についても日銀の見通しより下振れする可能性に言及した。
(2012年9月6日
読売新聞)
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