25日の東京株式市場は、前日の米株式市場が上昇したことを好感し、大幅に値上がりした。日経平均株価の終値は前日終値と比べて119円31銭(1.15%)高い1万0464円42銭、東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同12.10ポイント(1.32%)高い929.28と、ともに2日続けて上昇した。出来高は19億6千万株だった。
日経平均は午前の取引でじりじりと値を上げた後、午後の取引では1万0450円を挟み底堅く推移した。先週、大きく値を下げた電機や機械、精密機器といった輸出関連株に買い戻しの動きが出たという。また銀行や証券など内需関連株も幅広く買われ、東証1部は8割超の銘柄が上昇した。市場関係者は「株価の短期的な調整(下落)は完了したのではないか」(大手証券)との指摘も出ている。
関連ニュース
・東京円、82円台半ばでもみ合い
・ブルガリアで大規模太陽光発電事業、官民共同で
・「【新春デジタルネイティブ対談】うめけんさん Tehuさん ネットで世の中を変えられる(2-2)」:イザ!