先制点を許し、ぼうぜんとするGK川島(右から2人目)=9日、ドーハで=金沢修撮影
終了直前、同点ゴールを決めた吉田(右)(9日、ドーハで)=金沢修撮影
サッカーのアジア杯・グループリーグB組初戦の日本―ヨルダン戦は、カタール・ドーハで行われ、日本が後半ロスタイムに吉田のヘディングで同点に追いつき、1―1で引き分けた。
日本は勝ち点1を獲得した。
試合は、日本が圧倒的にボールを支配して攻め込む展開。日本は再三の好機を生かせず、逆に前半終了直前に先制を許したが、終盤にゴール前で分厚い攻めを繰り広げ、ゴールをこじ開けた。
日本は7分、前田が左足でシュートを放ったが、ゴール右に外れた。
日本は25分、相手GKがはじいたボールを吉田が左足でゴールへ押し込むが、オフサイドの判定でゴールならず。
日本は40分、右サイドからゴール前へのロングパスを、香川が右足でシュートするも、GKに阻まれた。
ヨルダンは45分、アブデルファタハのシュートで先制し、そのまま前半を折り返した。
日本は後半から、FW前田に代えて李を投入。
日本は55分、右サイドで得たFKを本田圭が直接シュートするが、GKがパンチングで防いだ。
日本は58分、MF松井に代わってFW岡崎が入り、左MFの香川がトップ下へポジションを変更した。
日本は63分、ゴール左から岡崎が上げたクロスに長谷部がボレーで合わせるが、ゴール右へわずかにそれた。
日本は再三の好機を生かせず、試合は終盤へ。
日本は90分、MF本田圭に代えて藤本を投入。
日本は後半ロスタイム、左のショートコーナーから長谷部が上げたクロスに、ゴール前で吉田が合わせて同点とした。
日本の先発メンバーは次の通り。
▽GK川島(リールス)▽DF今野(F東京)、長友(チェゼーナ)、内田(シャルケ)、吉田(VVVフェンロ)▽MF遠藤(G大阪)、松井(グルノーブル)、長谷部(ウォルフスブルク)、本田圭(CSKAモスクワ)▽FW香川(ドルトムント)、前田(磐田)
(2011年1月10日00時06分
読売新聞)
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