goo blog サービス終了のお知らせ 

 玉川上水の木漏れ日

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のブログ

■すすきのの新名所5連発

2014年11月11日 | 日常のお話
札幌はすすきの。ご存知北海道随一の歓楽街。一頃の賑わいはないにしても、夜になるとどこからともなく人が集まってきて毎夜毎夜の賑わいである。そのすすきのから、いくつか新名所をピックアップ。


と、その前に、札幌駅からすすきのに向かう途中、今年、オープンした話題のエリアが、ここ赤レンガテラス。通りから道庁へのアプローチ沿いにできたスペースで、名称は奥に見える道庁の赤煉瓦から来ている。
そこに今年の芸術祭の作品の一つ、ベルリンを拠点に活躍している島袋道浩さんの「一石を投じる」がド~ンと鎮座している。芸術祭のオープニングは、アイヌの儀礼をここでやることから始まった。お話は坂本さんが欠席だったので、代役は日比野克彦さん。島袋さんとのトークが面白かった。前日、日比野さんの紹介で、島袋さんとは初めてお会いしたが、一見素朴な、でも底の知れない存在感と力感のある人だった。
その石、「都市と自然」という芸術祭のテーマから連想し、都市に一石を投じる、という考え方に至ったそうで、実際、石材の山からそれを選んで運んできたが、置いたとたん、自分からゴロっと転がり、いまの場所に納まったそうである。ローリング・ストーンとはこのことだろうか。
そしてこれは、すでに風景になっている。なんとも力強い自然の存在感。道庁が見えないという人も庁内にはいるらしいが、いいんじゃない、見えなくて。


で、赤レンガテラスからすすきのに向かう途中にあるのがこの眼鏡屋の外看板。僕は、近視で乱視の上、最近は老眼も入って世の中ひどく見えにくい。でもね、世間のことは「心の眼」で見ているので大丈夫。
ということで、この看板を見て、そうだ、眼鏡をつくろう、という人もいるのかなあ・・・。


すすきのに入ると、最近話題なのが、このもつ鍋屋。もつ鍋といえば九州だが、最近は流通や冷蔵技術が発達したせいで、北海道も九州もない。ある漢方の先生が「現代人の病気のほとんどは冷蔵庫が出来てから多くなった」と言っていた。う~ん、地産地消というけれど、地方などで朝採れたての野菜など食べるとやっぱりおいしいものね。栄養も豊富だろうし、昔はどこでもそういう風に売っていたものだ。
ところがいまは、コンビニのお弁当を調べた人がいて、幕の内弁当のようなものでも、世界12カ国からの食材が使われ、一番遠いところは、南米から届いた食材だったそうだ。どうなんでしょうね、これ。
ともあれ、ここのもつ鍋は、滋養強壮にバツグンらしく、店主によると「うちのは新鮮だからばっちり効きますよ」だそうだ。その自信からこんな店名にしたという話。えっ、マジで?とおもうけれど、ホントの話だそうである。ま、こういう品のないネタ、メンバーのNちゃんにはめっぽうウケが悪い。けど、ここはすすきの、れっきとした事実だからしょうがない。
というわけで、この店、すすきの界隈に来るお父さん連中に淡い期待を持たせつづけている。それにしても、そんなに元気つけて、これからどうするんでしょうね?


で、すすきののど真ん中、最近のホットスポットがこれ。いい眺めなのかどうかは別として、話題なのは確か、のよう。要は、バニーガールがカウンターでお酒を作ってくれる、ま、ガールズバーの一種らしい。店内はともかく、歩道からそれを見上げるお父さんたちの多いこと。その人、お尻合い?


お父さんたちの最後はこれか。ホラー系カラオケ? でもそれは見方によっては閻魔様にも見えるし、仁王様にも見える。すすきの地獄門、最後の審判はどう下されるのか・・・。そしてすすきのの夜は更けていく。

さて・・・これら、僕にもワヤンにもバリにもあまり関係ない話なので、さ、いつものいくら丼でも食べに行きましょう。いつかメンバーのみんなと行けるといいね。(は)

最新の画像もっと見る