東京大学理学部公開講座（秋季）

春と秋に開かれる東大大学院の理学系研究科・理学部公開講座、場所は安田講堂です。
深田教授の講演で、
ヒトの睡眠・覚醒の自発周期は約２５時間、この時計に従がって生活すると
２週間もしないうちに昼と夜が逆転しそうだが、実際はそういうことは起こらず
概日時計（遺伝子プログラム）が外部環境から入ってくるシグナルにより毎日
リセットされ、２４時間の環境サイクルに同調できるのである。凄く納得しました。

東京大学理学部公開講座（秋季）

続いて、中村教授の電子顕微鏡で分子を見た話、近くＮａｔｕｒｅに載るそうです。最後に、河野教授は南米アタカマ砂漠、標高４８６０ｍで口径１０ｍのサブミリ波望遠鏡（ＡＳＴＥ）を設置し見えない巨大銀河誕生紹介も感動的でした。