サンショウウオのスープ、一口味わうだけで100元

　サンショウウオの料理を出す店が北京にあると、だいぶん前に新聞記事でみましたが、上海にもできたようです。サンショウウオはあの形状から、滋養強壮などの効果があるとでも言うんでしょうね。

　こんなに高い値段では、ちょっと食べてみるというわけにはいきません。

　虹橋路のレストランが12月中旬から養殖のサンショウウオ料理を始めた。現在、上海ではこの店だけでしかサンショウウオを提供できず、毎月の販売量は20匹以内に制限されている。

　このレストラン「一珍香」の浅い池には頭が大きく、黒褐色の長さおよそ80センチのサンショウウオがじっと動かずにいた。野性のサンショウウオは国家二級保護動物で、食べることはできないが、ここで売っているのは、第3代の人口養殖されたもの。

　店のメニューを見ると、サンショウウオを使った料理は16種類あり、サンショウウオの肉500グラムを使ったスープが2,380元、一口で100元にもなる。特製サンショウウオの手が798元、肉200グラムを使ったマツタケサンショウウオが498元など。

　市水産部門によると、養殖サンショウウオを販売できるレストランは、養殖企業の直営だけ、面積が800平米以上なければならない。業界関係者は入荷量が増えれば値段はだんだん下がるだろうという。