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モスクワに世界最大の建築物を建造

2008-01-05 | Weblog
 ロシアはエネルギー資源で経済が活性化しており、こんな大きなプロジェクトが進められているんですね。日本の新聞では見なかったから、取り上げてみました。

 世界級の建築家ノーマン・フォスターの新奇な作品「水晶島」が曲折の末に建設されることになった。計画通りに5年内に竣工すれば、クリスマスツリーのような外形のガラスの建築物が、総建築面積270万平米でギネス記録となる。

 建築全体の外面にガラスを採用し、遠くから見るとキラキラし、水晶を組合せて作ったような精妙な建築で、この力作にフォスターは自分で「水晶島」と命名した。

 主体建築は高さ450メートルのタワーで、先端の尖った針状の塔は高さが300メートルあり、巨大なクリスマスツリーに似ている。地上300メートルに巨大な展望台を作り、ここからモスクワの美しい景色を俯瞰できる。

 最も注目すべきは建築面積である。建築の内部は何階にもなり建築面積は総計267万平米と、アメリカのペンタゴンの建築面積の4倍以上で、世界最大となる。