「海宝」関連のドメインネームは早い者勝ちで登録済み

　「海宝」は2010年の上海万博のマスコットの名前ですが、この名前のついたドメインネームが、関係ない人に勝手に登録されてしまったという記事です。こんなドメインネームを買う人がいるのかどうか知りませんが、中国ではドメインネームや商標を勝手に登録して高く売りつけるという商売が盛んです。最近はコシヒカリの「越光」が中国で商標登録され、日本は使えなくなりました。

　「海宝」が発表されるや否や、この「四海之宝」にちなんだ名前にビジネスチャンスを見つけた人が少なくない。わずか1日で、中国語とピンインで「海宝」に関するドメインネームがほとんど全て登録されてしまった。

　すでに、海宝.cn、haibao.cn、shhaibao.com.cn、2010haibao.cn、haibao2010.com、expohaibao.cnなどのドメインネームはすでに北京、厦門などの人が登録を済ませてしまった。

　上海万博局法務部によると、万博にはすでにオフィシャルなサイトがあるので、「海宝」をドメインネームに使うことはなく、登録しても権利侵害にはならないという。しかし、「海宝」のイメージと名称はすでに商標登録申請をしており、市場にニセ商品が出現すれば厳しく取締り、その法律責任を追及する。