「勉強しなさい」：学生の寝室が夜間停電、ネット切断に

　かつては中国の大学生はみんなものすごく勉強し、空恐ろしいと感じたものですが、最近は豊かになり、娯楽も増えたので、よく遊ぶ学生が増えています。でもこんなことができるのは全寮制だからですね。

　上海建橋学院の女子学生から、「学校は夜6時半から8時半までのゴールデンアワーに寝室を強制的に停電、ネット切断し、学生の学習と生活にひどく影響を与えている」と本紙ホットラインに電話があった。

　女子学生は学校に訴えたが、学校は「これは全て皆さんのためです」と言うだけだった。この学生は60元のインターネット利用カードを買ったのに、このため使うことができず、通信権と財産権が侵害されたという。

　同学院の学生処の処長は、この措置は長年実施しており、学生管理の重要な制度だという。目的は学生にこの貴重な時間を利用して階段教室か図書館で自習させるためで、結果は良好な成果を上げている。

　「少なからぬ学生に自覚が欠けており、もし強制措置を取らなければ、自習しなくなり、絶対にメリットがデメリットよりも大きい」。かつて父兄会を開いたことがあるが、父兄はこの学校のやり方に非常に賛成だという。

去年の上海の雨の74.9％は酸性雨

　上海は海のそばにあるので、風の吹き方によってずいぶん空気のよさが変わって見えます。本当のところがどのていどきれいなのかよく分りませんが、334日も空気がいいというのは言い過ぎではないでしょうか。酸性雨も余り被害は報道されません。

　去年上海で降った雨のペーハーの平均値は4.66で、酸性雨の率は74.9％で、2008年よりは4.3％減少した。去年の空気の質が優良だったのは334日で、2008年よりも6日増えた。その中では1級の天気が107日で歴年最多となった。優良率が初めて91.5％になった。上海の空気の優良率は連続5年88％以上となった。だが光化学汚染とスモッグの汚染問題が日増しに増えている。

　これは2010年上海市環境状況公報によるものだが、この他、道路の夜間の騒音は最近5年来、基準を達成できていない。だが昼間の騒音は初めて合格した。

広州大学の女性教授が全クラスの就職を一手に斡旋

　中国経済は回復しつつありますが、まだ大学生の就職状況は楽観できません。こうした中、広州大学の先生方は就職斡旋に力を入れているようです。今年の就職率はどの程度になるでしょうか。

　彭妙顔は広州大学情報機電学院の教授で、また広東省の照明音響研究界の有名な専門家でもある。かつて北京オリンピックの「鳥の巣」の音響の技術指導にも参与したことがある。

　企業と良好な人脈関係があり、毎年彼女は企業に10人以上の卒業生を推薦している。今年になってすでに25社と連絡を取り、技術、製品、劇場、ＡＶなどから87人の求人を受けた。だが彼女のところの卒業生は33人で、彼女は一人で全クラスの就職を引受けたことになる。

　学生の就職に熱心なのは彭妙顔先生だけではなく、広州大学商学院の陳徳豪教授も毎年10人以上の物流管理の卒業生を、不動産が専門の陳琳先生も5-7人の弟子を不動産業に推薦している。青年教師劉兆清も数人の学生を東莞、番禺などで就職させるのに成功した。

　最近、広州の某石油化学会社の董事長が部下を率いて広州大学へ募集に来た。広州大学化学化工学院院長がこの会社が広州などに販売グループを作ろうとしているのを知って、自ら広州大学の学生は地域文化をよく知り、人脈も豊富だと売り込んで今回の募集につながった。

北京市民の平均寿命は８０歳、全国平均より7年高い

　もう北京市民の平均寿命は80歳を超え、日本に近づいてきました。でも北京が平均よりも7歳長いということは、長いところと短いところでは14年とか15年違うのでしょう。日本では地方による差は2年か3年ですから、中国は寿命の格差も大きいことが分ります。

　「北京市2009年度衛生と市民健康状況報告」は新中国成立以来、北京で初めて発表したホワイトペーパーである。北京市は10年間の努力で、一流の「健康環境、健康市民、健康サービス」の国際化大都市を作り上げた

　2009年の北京市戸籍の市民の平均寿命は80.47歳で、全国平均よりも7歳高く、世界の高収入国家のレベルに並び、北京の第11次五ヶ年計画の衛生計画の80歳以上の目標を達成した。

　北京人の死亡原因の中で、伝染病はトップからすでに10位に下がり、中高年者の半数が高血圧、児童のトラホーム、回虫の発病、青少年の身長の増加が体重の増加速度に追いつかない・・・などの状況は改善された。

警察車輌の規則違反を通報すれば、最高500元

　市民の通報で問題解決するのは、大勢の目が光っているから非常な威力になりますが、文革時代の親兄弟さえも告発した悲惨な歴史がありますから、私は嫌いです。でも中国ではこうしたやり方が大流行です。

　これからは市民が警察車輌を私用したり、規定に違反して一般の車を先導するなどの現象を見つけ、一番に公安機関に通報すれば、それを事実と認定した後、通報した市民は100-500元の報奨を受けることができる。

　これは公安部の要求により、北京市公安局が決定したもので、社会の監督によって、警察車輌の規則違反の取締りをさらに徹底する一つの措置である。警察車輌が冠婚葬祭に使われたり、一般車を先導するなどの行為をなくすためである。