野生動物保護：数百人の企業家が連名でフカヒレ料理を拒絶

　フカも絶滅に瀕しているのでしょうか？　下のような記事がありました。フカヒレなんて滅多に食べたことのない私にはどうでもいいことですが、捕鯨だとものすごく過激な保護活動をしたり、やかましく中止を求める国があるのに、フカに反対した運動など聞いたことがありませんでした。

　ここに名前の出ている人は経済界で有名な人たちです。彼らはきっとしょっちゅう食べているんでしょうね。

　中国企業家クラブが野生救援協会と一緒に始めた「フカ保護、ヒレ料理拒絶」運動が22日に北京で行われた。趣旨はできるだけ多くの企業家に参加してもらい、サメ保護が全社会の注目を浴びるようにすることである。柳伝志、王石、馬云、牛根生など数百人の非常に社会責任感のある企業家がこの活動に参加した。

中国の黄金の備蓄量が世界5位に

　中国人は昔から金が好きでしたから、金持ちになるに連れて金を貯めるようになることは不思議ではありません。さらに人民元を国際通貨にしたいという願望も強いので、もっと増えるのではないでしょうか。

　国家外国為替管理局局長胡暁煉は、中国の黄金の備蓄は1,054トンに達し、一挙に世界第5位の黄金備蓄国になったと表明した。今世紀に入ってから、2001年と2003年に黄金備蓄を調整し、それぞれ394トンを500トン、600トンにし、その後さらに次第に454トンが増加した。

　今年3月で我国の外貨準備は19,537億ドルに達したが、米ドルの波動があり、外貨準備の安全は脅威にさらされている。専門家は、黄金備蓄を増加することは外貨資産の価値保全と増大をするのに必要であるし、将来人民元の国際化の準備に必要だという。

北京のグローバル化の程度は世界第9位

　中国は世界一が好きですから、どんな方面でも世界のランキングがよく取上げられます。近年、政治、経済で急速に世界的地位を高めていますから、北京、上海が一級都市になるのは時間の問題でしょう。

　中国社会科学院が発表した「中国都市競争力報告」は中国の都市の世界的な地位を全面的に研究したものである。これはフォーブス2,000強の中の225の生産型サービス業のグローバル会社をサンプルとし、その世界624都市での分布状況をそれぞれの都市毎に統計をとり指数化して、得点を算出した。

　中国経済の発展に伴い、いくつかの都市はすでに世界の都市ネットワークの重要な節点となっている。世界の624都市のグローバル化指数のランキングで、香港と北京は8位、9位となり、シカゴ、ロサンゼルス、ワシントン、ソウル、シドニーと共にグローバル化の二級都市になった。このクラスの都市の特徴は、地区の統括センターであり、一定のリソースコントロール能力を有し、地区本部、技術創新と生産基地が集中している。

　だが二級都市の上には一級都市がある。それらはニューヨーク、ロンドン、東京、パリの4都市である。

救急車がタクシーサービスを試験

　今日本では救急車は料金を請求されないですよね？　でも外国では救急車を利用すると料金を請求されるところがあり、中国もそうです。料金を取られるなら、メーターできちんとされた方がいいのは当然でしょう。

　昨日、松江区の120番の22台の救急車に上海で初めてタクシーメーターをつけた。市民が救急車に乗ると、何キロ走り、料金はいくらか、一目瞭然で分る。目下、救急車の初乗り料金は3キロで30元で、その後はキロ当り6元が追加される。

　王さんは救急車で友人を松江中心医院へ送ったが、運転手から乗車証を渡され、距離と費用が示されていた。「これで救急車の費用がはっきりし、公平になる。これまでは降りたときに運転手から料金を口で請求されていたので、少しは安心になる」

寧波で2万丁のモデルガンを輸出前に押収

　中国は安い製品を世界中に輸出していますが、同様に兵器もたくさん輸出しています。もちろん兵器の輸出状況は普通の記事には出てきません。これはモデルガンということですが、兵器といってもいいような感じです。

　ルーマニア向けの「樹脂工芸品」の大型コンテナーを寧波税関で検査していた時、特殊な形状のプラスチック製品を見つけた。コンテナーを開けて調べると各種モデルガンがあり、114コンテナーから23,840丁と、さらにＢＢ弾およそ2トンを発見した。

　「以前は一般のプラスチック製で、銃身が非常に軽く、的に当らなかったが、現在は精密になり、銃身は鋼鉄製で、レーザースコープを装置し、簡単にばらしたり組立てたりでき、ちょっとした改造を行えば鉛弾を発射でき殺傷力は非常に大きい。2万丁と言えば、一つの軍集団の装備に相当する」と言う。

　検査員が「ＡＫ４７」のモデルガンを持ち、倉庫の端の紙箱を狙うと、紙箱に赤色の着弾位置が示され、ピューという音がしたと思うとそこに穴が開いた。

消防タンクが河北省に登場

　これはいいアイデアだとは思いませんか、タンクを消防車に改造すれば活躍できる範囲は広がりますよね。日本の自衛隊だって、古くなったタンクは出ているはずですが、どうしているんでしょうか？

　近日、河北省で初めての多機能消防タンクが滄州市で仕事についた。これは５９式の戦闘用タンクを改造したもので、クレーンを装備し、強力な取壊し能力があり、有毒有害のガスにも平気で、爆発や地盤沈下が起きやすい火災現場でも使えるという特長がある。

写真：http://www.nanfangdaily.com.cn/tpxw/200904160019.asp

全国で眼鏡をかけた人が3億を超えた

　中国人にも近視の人が増えているんですね、でも率からすれば日本のほうが高いのかも・・・？

　全国で眼鏡をかけた人の数がすでに3億人を超え、世界の33％を占め、世界の近視者の平均よりも10％高い。我国の青少年の近視率は40％に達している。中華医学会眼科分会の鄭教授によると、遺伝、栄養体質、環境が近視の3大誘因だが、環境要素が近視が増えた主因だという。

　青少年期は成長発育が旺盛で、眼の調整力が強く、筋肉の伸展性が高く、環境不良の影響を受けて近視になりやすい。長時間テレビを見たり、パソコンゲームをしたり、悪い姿勢で読書をするのはどれも不良環境である。

　専門家は青少年の近視を予防するのは家庭から始めなければならないという。親には家庭環境での重大な監督責任がある。親は子供に室内ゲームをやめて室外活動をするようにさせ、読書、作文は40分続けたら休憩させるべきである。毎日眼の体操をし、自分でツボの按摩をするのがよいと勧めている。

年末には高校生が家庭でインターネットで授業を受けられる

　こんなことが本当にできればすごいですね、在宅勤務ならぬ在宅通学です。でも家庭にコンピューターがない人は差がつけられそうです。

　今年末には、北京市の高校の課程が改められ、高２の学生は一部の学科の学習をインターネットでできるようになる。その時には家庭で授業を受け、バーチャル教室と実際の教室で勉強することになる。国語、数学、地理、歴史、音楽がネット上で選択できる。

　本市の300余りの普通高校では、選択課目を行うのに教師、教室などが不足しており、市教委は100校近くの学校で「空中教室」の実験を行った。この実験に10,000人近くの学生が参加し、国語、数学、地理、歴史、音楽の5科目はネット上の講義モジュールを開発した。

　市教委の責任者は、ネットでの学習は学生に時間と空間を超越させる革命的な方式だという。区や県の違いを打破し、全市の資源を享有でき、また違う学年の学生が同じ授業を受けることもでき、好きな時間に、学校ででも家庭ででも勉強できる。

大学入試をより公正に：高３クラスの教師は試験監督になれない

　もう大学入試まで2ヶ月を切り、受験生はラストスパートをかけていますが、例年入試不正は必ず発生しており、今年もその取締りをしっかりやるぞと教育部（文部省）は気合を入れているのですが、効き目のほどは・・・？

　教育部はさらに詳細な規定を作り、大学入試の公正に保険をかけると発表した。大学入試の原則は「科学的、公平、安全、規範化」であるとした上で、試験問題は開封、使用完了までは国家の極秘文書としての管理を行い、答案と点数配分も試験が終るまでは極秘扱いとする。

　近年、入試関係者が不正事件に関わっている状況に対し、入試関係が専門の人の直系親族が当年の大学入試を受験する場合、その人は試験問題、答案、点数配分に触れないようにし、兼職で入試にかかわる人は、直系親族が受験する場合、その年の入試作業には参加させない。

　その他、大学入試の試験官は高３担任教師やクラス主任は担任できない。

山林をつぶして広大な土地に3階建ての豪華墓地を建造

　もう清明節はとっくに終わりましたが、こんなすごいお墓を作る人もいるということをお知らせしようと思います。これほど大きなお墓を作っても仕方ないと思うのですが、何を考えてこんなものを作るんでしょうかね。

　清明節の期間、広東省汕頭市の仙城鎮ではお墓の掃除とお参りをする人々が絶えなかった。記者は東浮山村の牛炎山と呼ばれる山の上で、二つの豪華なお墓を発見した。

　これらのお墓は3階建ての高さで、彫刻を施した立派な漢白玉でできており、周囲は石で取囲まれている。村民によると、2007年9月ごろ、馮家の3兄弟がこれら二つの巨大な墓を建造し、200ムー余りの林の樹木を伐採したという。今でもお墓の周辺では、多くの樹木の残った切り株が見られる。