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市民の文明指数が3年連続アップ、痰を吐く人が6%減少

2008-01-01 | Weblog
 明けましておめでとうございます。いよいよ今年は北京オリンピック、北京市政府が必死に取組んできた公共マナーの向上が実を結ぶでしょうか。結果を見てみたい気はしますが、私はオリンピック期間中に北京へ行くつもりはありません。

 中国倫理学会と首都文明事務所が共同開催した「公共文明」論壇で、ここ3年、北京市民の文明資質と都市の文明の程度は明らかに高まり、市民の公共マナーが向上したことが報告された。

 1万人の市民に対する抜取り調査と、23万人の通行者を現場観察した結果によるもので、公共の場所へゴミを捨てたり、どこにでも痰を吐く発生率は、2005年のそれぞれ9.1%、8.4%から、2006年には5.3%、4.9%に減少し、今年はさらに2.9%、2.5%にまで減少した。

 歩行者が無茶苦茶に道路を横切る、自動車が赤信号を無視する発生率は、2005年がそれぞれ24%、22%だったのが、2006年にはどちらも11%にまで減った。今年はまだ結果が出ていない。